ツイッターで、誰かさんが誰かさんに
「じぶんとおんなじにおいがしたので
ついつい気になって」
みたいなことをおっさってて。
ちょっと興味深いなあとおもった。
*
「興味深い」とおもったその興味は
「理由をわざわざ表明する」
というところにもあるんだが、
話が長くなっちゃうので措く。
いずれにせよ。
「おんなじにおい」ってのはシンパシーだから
たぶんだけど、言われたほうも
けして悪い気はしないよね。
*
ここで書こうとしてる「興味深い」は。
じぶんがヒトサマに対して
「ついつい気になる」とか
「お話ししてえええ!」ってなる場合、
男女問わず「ちがうにおい」を感じとって
それにたまらなく魅かれるからで。
どちらかというと
「おんなじにおい」を感じる人なんか
たぶん、めんどくさいに違いないから
できるだけ近づきたくないし
近づかないようにしておる。
メダパニ。
(もともと、においの同じ違うで
考えてなかったので、こじつけてたら
何言ってんのかよくわかんなくなってきた)
*
あ、その「おんなじにおいがめんどくさい」
ってのは、性格どうのこうのとかじゃなく。
考えてることとかやろうとしていることが
何となくわかっちゃったり、
知らず知らず「あの人、こうすんだろうなあ」
って考えちゃってるじぶんに気づいて
てめえでてめえにめんどくさくなっちゃう
って意味で。
っていうか、コレ。
誰に何のエクスキューズをしてんだぜ?
*
キクチが「ついつい気になる」というか
興味を魅かれるのは、
「じぶんより優れてる人」っていう法則が
むかしから何となくあって。
たとえば小学生の頃、
クラスでいちばん頭がよくて脚も速くて
合唱になるとピアノなんか弾いちゃう
カワイコちゃんに、まんまとホレちゃう
(ロンのモチ、まったく相手にされない)
という伝統芸能で。
*
あ、それは
「優れてる(←→劣ってる)」
みたいな目で人をいちいち見てる
的な語弊が生じちゃうと
おもくそ感じわりいし。
そもそも「劣ってる」って何だぜ?
何だかよくわかんないし。
なんならよしんば。
キクチより劣ってるひとなんて
いるんすか?いるんすか?だし。
*
言いたいのは
ヒトサマにつおく魅かれるときは、
「このひと、イカース!」ってなるわけで。
それは、わりとピンポイントなパーツ。
ギャグセンスとか頭のキレとか
物腰とか造形とか造形とかで。
。。。
っていう物言いもなんか
「人は誰しも優れたものをもってる」
的な薄っぺらい感じになってるな。
とか、おのれに疑心暗鬼が止まらんっ。
(「イカース!」って超絶昭和末期な感じは
ホントそうなるから再現的に書いてみたんだが
コウ、補足する手間が出ちゃうんなら
ほかの言い方もあっただろうに。なんで
おめおめイカースって書いちゃったんだろう)
*
もう、これは。
近未来にこれを読むであろう
じぶんの善意の解釈にゆだねます。
*
えっと、何だったっけ?
書きながらうすうす勘づいちゃったんだけど。
「イカース!」って感じるってことは
シンパシーそのものじゃないけど
何らかシンパシー的なものがあって
はじめてアンテナで受信するわけだから
要するに、てめえの好みにすげえ
しなだれかかった判断なわけだから
広い意味で「おんなじにおい」と、
どこがどう違うんだか
よくわかんなくなってきたでござる。。。