月曜からこっち。
まわりのあらゆる人に
気遣われまくってる気がしてならない。
そんな腫れ物です。どうも!! もすっ!!
*
じぶんでいうのもナンだけど
そりゃそうだよね。
じぶんでは普段どおりの生活を
淡々としてるつもりなんだけど。
たぶんそこから、隠しきれない
ガチ落ち込みオーラ
的なものが分泌されまくってんだろうし。
*
コンスタントに週2ぐらい、夕方になると
「ぼくはそろそろ帰りますケド」とか
「○○だし、行っとかきゃいけない気がすんだよ、キクチくん」
って、暗にあからさまに居酒屋に誘ってくる
で、おなじみの職場のボスが。
月も火も水も。
「じゃ。きょうはおつかれっ」
って、あっさり帰っちゃうとかね。
「ん?」って目くばせしてみても
「あ、いいんだ今はいいんだ」って
目くばせしてきやがったり。
*
いちばんビビるのはにょうぼうで。
にょうぼうは気ばたらき
みたいなことが辞書にないひとで。
いい意味でもよくない意味でも。
「マイペース」をさとりの書レベルで
きわめつづけてるひとで。
*
たとえば。
ごくまれにキクチが。
職場から走っておうちに帰る
とするじゃないすか。
で、おうちに着いた時間が
ゼツミョーににょうぼうと
かぶったりするじゃないすか。
「風呂に入りたいものがはちあわせ」
*
そんなとき、にょうぼうは。
ちょっとおれがトイレに入ったすきに
ソッコーで風呂場へGOして
風呂スクリーンアウトをする。
もしくは、デカい独り言で
「さて、お風呂に入ろっかな」
宣言する的にマーキングして
あたしのペースで
入りたいときに入りたいだけ入る
風呂スタンスを崩さない。
*
言ってもキクチなんか。
カラス的な気質があるので
仮に先んじたとしても、5分で出る。
にもかかわらず。
だぜ。
*
あまつさえ、にょうぼうは。
睡眠がなによりも大すきで。
平日は仕事があるから
けっこう早起きするんだけど、
休日は無限に寝てるし
でも休日は夜、ソッコーで寝るし。
ましてや平日は
「翌朝が早い」って理論で
勝手に風呂入って、勝手に即寝する。
*
まあ、ふだん平日。
定時よかぜんぜん早く出勤して
仕事をかたづけておきたい派で。
キクチよか2時間早く起きてるから
おのずと生活リズムが違うわけで。
キクチが夜、ウタゲでやらかして。
夜中に帰宅しようと。
よしんば終電を逃してあるきまわり
あるいは、河川敷でシエスタなり
一人カラオケをカマして
朝早く帰宅しようと。
にょうぼうはまったくスルー
ってことになるわけで。
*
そのおおらかさ?があるからこそ
キクチはめいっぱいウタゲをカマせる。
っていう二面性?もある。
ともいえる。
*
いや、コレ。
何か、物申したいとか、
不満を抱え込んでるとか、
ましてや、にょうぼうをdisりたい
ということでは、けしてなく。
*
月曜と火曜の夜。
キクチはたまたま、
おしごとを忙しいフリする。
みたいなトレンドになって。
終電とまでは言わないまでも
帰宅したときは日付変更線こえてる
的な感じでおうちに帰ったわけ。
なにしろ、ムスメっこの学費稼がなきゃだし。
*
で、おうちに着くと電気がついてて。
おそるおそる中に入ると
にょうぼうが待ち構えてるわけ。
だからって、何があるわけじゃない。
キクチが帰ってきたことを確認するやいなや
「じゃあ寝るわ」
って、寝室に一目散するわけ。
*
でもたぶんコレ。
超絶ハイパーマイペースでおなじみの
にょうぼうの狭域パラボナアンテナにさえ
何らかがひっかかっちゃった
って、ことなんすよね。
キクチどんだけだよ。
みずから、みずからにビビる。
そんな腫れ物です。どうも!!もす!!
*
。。。
*
表題に入る。やっと。
これはムスメっこの高校受験が終わってから
ぜひ書きたいとおもってたことで。
またぞろ、キクチの親バカ
ムスメっこ依存自慢がはじまるわけです。
*
高校選びに際して。
いいね!っていうか、そうこなくっちゃ!
っておもったのは、ムスメっこが。
「ほんとうに行きたいのはどこか」
に徹していたということで。
(落ちちゃったからこう言うのも変だけど)
第一志望の都立は、偏差値的にいえば
「もっと上を目指してもいいんじゃね?」
っていうキクチの勝手な願いがあったのに。
そういうのを度外視して
本人が行きたいとおもったとこを選んだし。
滑り止めの私立も、いろいろ見に行ったなか
当初は「え?そこでいいの(偏差値的に)」
っていうとこをひとつ選んだ。
それがなんかコウ
すごく大切なことのような気がして。
*
リンク貼るのめんどくさいからよすけど
中2の夏の三者面談のとき
「何でがんばって勉強するかというと」
「偏差値が少しでも高い
学校に行くためじゃなく」
「じぶんの選択可能性を広げるためで」
「勉強をがんばって上のほうにいけば」
「100校あるうち、100校えらべる」
「それなりに80ぐらいなら」
「上の20校は選べないわけだし」
「おんなじように50ぐらいなら」
「上の50校は選べないことになる」
「だから、勉強しとけば選択肢が広がる」
みたいなことをエラッソーにほざいたわけ。
*
それがムスメっこにどう伝わったか
は、よくわかんないけど。
結果的に、想像以上に伝わってたようだ。
「1年間、勉強をがんばって。
100とはいかないまでも90?、80?」
ぐらいに選択肢の可能性を広げたうち
じぶんの行き先をちゃんと考えた。
*
とかく、ですね。
直前になればなるほど
偏差値的にどうだとか
世間の聞こえはどうだとか
キクチならなっちゃうだろうに。
ムスメっこがそこに意識的か無意識かは
そこを度外視して。
まさに、手持ちの可能性のうち
めいっぱい考えて決めたわけ。
たぶんそのために、勉強をがんばった。
なので、ムスメっこが選んだ、
入ることになった学校は
ムスメっこにとっていい学校に違いない。
って、すっげえわかりみが濃い。
*
じぶんが半ばもっともらしく
べき論っていうか理想像を語っただけなのに。
希望を貫くのはまた別の話で。
(だってやっぱ上記したような
外見的な見栄とか、やっぱあんじゃん)
っていうのを、ブーメラン的に
「じゃあ、てめえが当事者だったら
そういうふうにできるか?」
ってんで、そこで、
ベクトルがこっちに向かう。
*
「ムスメっこの高校選び」っていう
親の立場として、いくらでも
エラッソーなこともっともらしいこと
言えるきょくめんを。
いざ、「高校選び」じゃなくてね。
「いま、やりたくてやってる仕事」とか
「売上をあげたいためだけの仕事」とか。
もし、そのよしんば
「売上をあげたいためだけの仕事」を
「売上があがんないけどやりたい仕事」
「そこらへん度外視してやっておくべき仕事」
で、何のためらいもなく後者をえらべるか?
とか、そういう。
いや「売上をあげる」ってのも
すごく大切なことなんだけど、
なんかこうどうもね。じゃないすか。
(っていう文脈は勝手に読んでくれい)
(こんなクソオナニーポエム、
ここまで読むバカはいねえよ、は措いて)
*
そこで何を選ぶかの「尺度」ってのは
それぞれものさしがあるのは当然で。
そこでたとえば。
偏差値とか社会的評判みたいな、ね。
そういうのをどんだけ尺度に入れず
ちゃんと考えられるか?
じぶんにその尺度はまだそなわってるのか?
*
みたいなことと青くさく
ちゃんと向き合えてれば。
その選択肢がなんであろうと
「そこそこ以上」にハッピーではいられる
んじゃねえか?
たまにそういうの、思い出したほうがいいな。
って思えたのが
ムスメっこのこの1年間で得た
最高の収穫物なのかもしれない。
(ない脳みそが熱暴走のテンパり状態)
なあんてな。
*
幾多のおいしくもなんともねえ酒。
記憶に深く刻み込まれ思い出のはなにも
膝を打って首肯するたぐいじゃないから
いらねえんなら、なくても全然OK。