キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

拾う神あり(続々・ガーミンヌ蜘蛛の糸)

キクチとジョグとをかろうじて結びつける
か細い1本のよすがってあったじゃないすか。

(「続」とおんなじ書き出しの省エネ運転ぇ)

www.kikuchiroshi.com

ちぎれそうな蜘蛛の糸
こと、ガーミンヌのバンド。

ちょっとでも温存しようとおもって
しばらく手首にはめず、
通勤用のリュックに入れといた。

おうちに置いとくんではなく
いっしょに行動することによって
うっかりGPSを拾うんじゃねーか。

という一縷の望みのもとに。

で、金曜の昼下がり。
「この3連休は走るんだろうなあ」
他人事のようにおもい。

取り出して充電しようとしたらば。
うぎゃああああああ!

キクチのクソ草ジョガー人生、ピリオド?

「もう別に大して走る気ねえし」
「バンドがちょん切れたら
それはそれでもうしようがない」
おもってたものの。

いざそうなると、延命したくなるもので。

ゴム用ボンドでくっつけ
セロテープで補強し
ボンドが乾くのを待つ。

ボンドが乾いたころあいを見はからって
セロテープをはずしたら
切断面からポロっと。

うぎゃああああああ!アゲイン。

これにて、キクチの
クソ草ジョガー人生しゅーりょー。

やったぜ。
これでもう、走らなくて焦るだの。
痛くておもうように走れないだの。
速いだの遅いだの。
順調に走れてるひとを筋違いにねたむだの。

そういうごちゃごちゃとはおさらばだ。

やったぜ。

。。。

きのう、辺境クソブログに
こんなコメントが入った。

(終わった=ムスメっこの入試)

どういう経緯かはしらんが、日曜。
荒川を根城とするマーマンさんが
多摩川左岸を走るという。

これは多摩川左岸民として看過できない。
ってんでイッチョカミすることにした。

9時過ぎに超絶豪邸を発ち
どっかで落ち合えるだろうってんで
下流に向けて走り出す。

500mほど進むと、マーマンさん。
会うなり、何かを手渡してくる。

!!!

「きょうはどうして多摩川?」

「ヒロシにこれを渡すためさ」
「用は済んだので、もう帰ろっかな」

紳士の立ち居振る舞い。
このひと、こういうことすんだよ。

いやいやいやいや、と。

せっかくはるばるいらしたしってんで
そこから90分ほど
走ったりあるいたりしながら
いろいろお話しした。

楽しかったデース。
アメブロ化?

ともあれ、
おもわぬ方向から蜘蛛の糸がつながっちった。
捨てる神あれば拾うマーマンあり。

(図工2だったぶきっちょゆえ
バンドをつけかえるとき
ドライバーを親指にぶっ刺した
流血騒ぎとかは、措いても)

パンパカパーン!

えっと。
こんな施しを受けながら
こんなこと言うのはアレだけど。

プレゼントに込められたいろんな想いに
いくら感謝してもしきれないし。
掛け値なしの号泣案件だし。

むしろ1周まわって
「ちょっとやりくちがズルいぜ」
ぐらいのことをおもったけど。

はたしてこれは。

蜘蛛の糸をつなぐ神のご加護なんだろうか?
はたまた、逃げられるとおもうなよという
地獄の何丁目からの召集なのか?

わからんw