キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

手紙を送る(キクチ目線)#1

サトさんのエントリー(↓)に
イッチョカミして。

キクチ側からの視点をやってみる。
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いっちゃん飲み(東京に出張に来ていた大阪在住のいっちゃんさんが関東のひとと飲みたがったことにより実現したウタゲ(長え))がおこなわれたのは11月の末。

大阪マラソンの3日前である。

いっちゃんさんやちまきさんとお会いでける
というのは、超絶wktkモンであった。

一方で、
じぶんのなかで何かが足りない
と、おもった。

「足りない」は、むろん
いっちゃんさんやちまきさんに
起因するものであろうはずもない。

せっかく関西のかたにお会いするのだから
お会いしなければできないこと
をしたいなあっておもったのだ。

そこで、最初にキョライしたのが
サトさんであった。

むかしむかーし。

マラソンの自己ベストって意味で
サトさんと切磋琢磨してる時期があった。
いまやおれは4.5ランナーだから
1.5倍の差がついちゃったんだがな。

その、むかしむかーし。

おれの勝負レースの1週後、
サトさんの勝負レース。
ってことがあって。

そんとき。
キクチには足りないものがあって
40k地点で物理的に目標に届かない
ってことがわかったんだが、同時に。

「ここからは来週のサトさんを
燃えさせるような走りをしてやる」
っていうことをよすがにして
マラソンの生涯ベストを出せた。

その翌週、サトさんも
(ちょっとしたアクシデントはあったものの)
自己ベストを叩き出しなすった。

ってことを思い出して。
サブスリーを目指すサトさんの
大阪マラソンを燃えさそうとおもいついた。

あ、いちおう言っとくと。
サトさんには勝手に思い入れがある。

大阪マラソンと大阪の家族旅行で
よくしてもらったことは忘れない。

おかげさまで一生の思い出になった。

ああ、そういうことをほざくとね、また
アレキさんとかマルコリーニに
「出た出た。誰にでもそういうこと言う」
って言われちゃうんだろうけど。

けしてそんなことはなくって。

のべつそうしてるわけじゃないし
「みんな大阪マラソンがんばって!」
的なことを言うのはなんかしらじらしいし

キクチはひんぱんに
そうほざいてるようにみえても。
実はそういう言葉を送る頻度はそう高くないし
送る相手も厳選しておるのだ。

うーん、この
パーフェクトなやぶへびw

そもそもキクチは。
「大嫌いなひと以外、みんな大すき」
的なわがままボディのもちぬしで。

とりわけマラソン界隈のひとは
すっげえたまたまなんだが
「大すき」側にいるひとの割合が異常に高い。

その中で。
「言葉を送る送らない」
ってのに、すき度の濃淡はなくって。

何を言いたいかというと
言葉を送らないからといって
それはけして薄い/淡いではない。
ってことなんだけど。

コレ。

言葉を送らないひとへの
エクスキューズのつもりだったのに。
サトさんに対しても
「じゃあアレは何だぜ?」的に
八方美人をさらしちゃってるっていうか
疑心暗鬼しか生まないじゃねーか!

「やぶのへびをうまく収めようとして
もっと怖くて深いやぶに
おのずから飛び込んでった。」

って結果になったっぽいから、措く。

。。。

そんなわけで。
サトさんに手紙を書いてみた。

言葉は、たりない脳みそを駆使して
ものすっげー考えた。

キクチの想いを、あますとこなく込めてみた。
サトさんを燃えさすために。

その日、飲むことになってた
いっちゃんさんは、サトさんと。

おれは生粋の川崎っ子かつ狛江もんなので
大阪の地理はまっったくわからんが
いろいろ読んだり聞いたりしてるかぎり、
わりとご近所に住んでらっさるようだし。

お2人とも大阪マラソンに出なさる
ってんで。

いっちゃんさんに手紙を託せば
どっかしらでかならず
サトさんの手に渡るであろう。
と、踏んだ。

キクチの作戦、完璧すぎる。

「いっちゃん飲み」の当日。

一次会の席に着くと
おれの真正面がいっちゃんさんであった。

よく考えれば、いっちゃん飲みって
(その前の月にちまきさんが企てたのを
いっちゃんさんがうらやましがって)
(つまり「キクチと飲む」的なことが
最大の?目的だったんだから)

いっちゃんさんと隣か正面になるのは、
ある意味、同席しなすったかたがたの
気遣いのたまもの的にも当然っちゃ当然で。

でも、超絶人見知りだてらに
初対面なひとに頭まっしろなキクチは
「いっちゃんさんが席近いぜ。
こりゃ、ハイパーラッキー!(昭和ぇ)」
って感じで、wktkしてた。

wktkすると同時に
酔っぱらわないうちに、ってんで。
乾杯する前に、
いっちゃんさんに奏上してみた。

「あのう」

「大阪マラソンまでに」

「もし陣地なり地元なりで
サトさんにお会いすることがあったら」

「渡してほしいものがあるんすけど。。。」

いっちゃんさんに白い封筒をゆだねた。

いっちゃんさんにしてみれば
「何だよw!?」だよな。

でも、白い封筒の端っこをチラ見して
何らかを悟ったいっちゃんさん、豪語す。

「わかりました!
きょうどんなに飲むか
どんなに酔っ払うかわかりませんが
これはかならずサトさんに渡します!」

いっちゃんさん、漢だぜ!

しかしして、その日は
キクチはロンのモチ、
いっちゃんさんも順調に飲み過ぎ。

3日後の大阪マラソンの日をむかえた。
んで、あった。

。。。

ひとつボタンのかけ違いっていうか。
サブスリーを目指すサトさん。

キクチは勝手に
「大都市型マラソンで晴れ舞台な
大阪マラソンでサトさんは勝負する!」
って決めつけてたんだが。

それであんな手紙をしたためたんだが。
どうやら。

サトさんのブログを拝読するだに
「大阪でいい感じで調整して
数週間後の加古川マラソンで勝負する」
って、豪語してらっさる。

なぬっ! キクチ、徒労?

いいんだいいんだ。
実力は十分あるんだから
大阪でサブスリー、キメちまえ!

大阪でキメちまえば
「ほんのちょっとはキクチの手紙のおかげ」
的なジコマンもでける!

。。。

そんなこんなで、その3日後。

あらゆるネット環境を駆使して
目を皿のようにして、大阪マラソンに
釘付けになった。

サトさん、キメちまえー!

さらっとイクつもりが
長くなっちゃったので、つづく。