キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「出す」ために「入れる」

尻馬に乗っかるようでアレだけど
おれは二週間ぐらい前に書かれた
糸井重里の「きょうのダーリン」が
ものすっごい肚に落ちたんです。

いつでも、何度でもじぶんに言い聞かせていること。
たいていのものごとは、「出す」が先で「入れる」が後なんだよね。
水がいっぱいに入っているコップに、お酒を注いでもお酒は飲めないわけで。水を捨てて(出して)から、お酒を注ぐ。
当たり前のことだと思うんだけど、どうしても、忘れていたりするものなんだ。

何となく「入れといた」ものは
「出す」まで熟成するに、そうとうかかる。
よしんば「出さないまま」。

年末の大掃除のとき捨てられなかった
「何年も着てないけどたぶん着るコート」は
たぶん、これからまた何年も着ることはない
じゃないすか。

いっぽう「お、いいな!」って
こないだ衝動買いしちゃったカーディガンは
たぶん、春まで着たおすじゃないすか。

的な。

練習日誌的なマラソンブログを拝読してて。

それはある意味、レースなり練習なりに
ブログという形で「出す」ために
ねみいしさみいしクソつれえのに
「入れ」てんだよね。

そのもちべーしょんの持ち方も大事だよね。

おもうことがままある。

ものごと全部が全部そうじゃないけど
「出す」を前提としない「入れる」なんて
基本、ないんじゃなかろうか。

ナドト。
なーにをエラッソーに。

。。。

以下、日記。

きょうは小学校の同級生がやってる中華屋で
にょうぼうのお誕生会をした。

おしながきをめくってったら
こんなのが出てきてビビったり。

デザートなんか頼んでもないのに
こんなのが出てきてビビった。
多謝っぷりがとめどない。

にょうぼうがこのお店をお気に入りで
もうたぶん6、7年連続で
お誕生会をさしてもらってるから。

ってのは措いても。

田園都市線の高津っていう
鈍行しか止まらない駅から
あるいて10分以上かかる住宅街なんて
けして立地がいいといえない場所で
10年以上もお店をつづけられてる
秘けつのひとつ、

みたいなことが垣間見れた気がした。

ロンのモチ、味もよくって
キクチはとくに焼き餃子と野菜炒め系は
絶品だと勝手におもってるんだが。
(野菜のシャキシャキ具合とか、もうね)

飲食店って、こういう気働きっていうか
あえてビジネスじみた物言いをすると
「空間と時間を提供するサービス」
なんだなあと、実感す。

同級生のデブゴン氏は
10年以上前から、そこ、ひとつもぶれてない。

ってのとはぜんぜん関係ねえけど。

なんだか歴史って降り積もってて。
「2人合わせて90kgいかねえ」
っつってた体重が。

20年くらい経って100kgを軽く超えてきとる。
降り積もってきとるw

そこに大きく貢献してるのはキクチのほう。
走るにしても何にしても、
もうちょっと絞んないとな。

ん?
「入れる」ために「出す」が正しい?