キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

神林クン

ツイッターをフォローしてくだすってるかたは
さぞ、うざかったとおもうんだが。
今年も箱根駅伝を目を皿のようにして見、
クソみてえなつぶやきをつぶやきまくった。

クソうぜえなとおもったかたは
ちまちまミュートなんかせずに
ガンガン、フォローを外してほしい。
マジで。

とか言いながら当のキクチは
日々せっせとミュートしてんじゃねーか。

措く。

今年は特に思い入れをもって
箱根駅伝をみておった。

青山学院の神林勇太が出走したからだ。

話の時間軸をそうとう戻す。
神林勇太について語り倒してみる。

7、8年前だったかな。11月。

多摩川を下流に向かってジョグしてて
そろそろ折り返そうかなってとこで
すごい人の群れがあった。

おおっ!
川崎市の中学駅伝が開かれておった。

中学時代、川崎に住んでて
陸上部のはしくれだったので
わりと思い入れのある試合。

懐かしさとかいろんな感情が入り混じり
ウオッチを止め、観戦することにした。

いらねえ情報的には。

むかしは古市場競技場から
サイクリングコースを上って小田急線で折り返す
という往復コースで。

キクチの母校の稲田中学校は
多摩川のモロ、沿いにあって。
あまつさえ、学校の前が
エース区間4区が終わる中継所と
準エース区間6区の
スタート地点な中継所だったので
そこを走るひとはわりと気分がアガる。

移動も少なくていいし。

ただ、難点は。
スマホもネットもない昭和末期から平成初期。
片道14k行ってこいの直線コースは
沿道で応援するにも一瞬だけで。

途中経過の報告も
トランシーバーか公衆電話でしかできないので。
学校で待機してる先生たちは
気まぐれにしか入らない無線や公衆電話と
川づたいのうそくせえ風の噂に翻弄されて
真実の情報は現地にいる数人しかわからない。

経過の詳細は通過タイム、区間順位でしか
把握しようがないっていう。

こうやって書き出してみると
すっげえ昔なんだなあとか
キクチのおじいちゃんっぷりが
痛いほどよくわかりる。

何が言いたいかというと。
きょうび、っていうか
少なくともその7、8年前の時点では
少子化の影響だかなんだか

川崎の中学駅伝は区間が減らされ
コースも河川敷行ってこいではなく
全区間、古市場競技場がスタートゴール
ということになってて。

わかるひとにイメージしやすい的には
コースはすげえ大雑把に
「月例川崎マラソン」みたいな感じで。

それを区間分、ぐるぐるするだけだから。
7、8年前のキクチも
じっくり腰を据えて駅伝全般を観戦でけた。

母校の名前も顔も知らねえ
遠い後輩の陣地の近くで
聞き耳をそばだてつつ、
今年の母校のつおさ/仕上がりの
情報を仕入れたりしちゃってね。

40がらみのTシャツ短パンのじじいとか。
怪しさ以外に、なあんにもないw

んで。
今回の箱根とかみてたひとはわかるでしょうが。
駅伝って流れと勢いの競技で。

どんなにいいメンツをそろえても。
1区2区でつまづいちゃうと
たとえば、1区が10位だと
10位ぐらいの速度の流れに乗っちゃって
「10位相応の走り」しかできないもので。

逆に、1区で前のほうでつなげると
よしんば走力や持ちタイムが
じゃっかん劣ってても。
前のほうのいい流れに乗れて
勢いで、前のほうで勝負できる。

的なことがあるから。
たいがい、1区にエース級を持ってくる。
もんじゃないすか。

キクチがチョロチョロ走ってた
昭和末期から平成初期は
(川崎の中学駅伝でいえば)
4区がエース、6区が準エースって
それは区間の距離とのからみだったり

そのころの箱根駅伝だって
「復路の順大」みたいに
往路はそこそこでつなげて
後半、巻き返して勝負する布陣
で何とかなったんだけど。

いまや、コウ。
1区の出だしとブレーキの少なさ
が、すべてを決めるってことがあって。

そこのボタンの掛け違いがあると
いくら五強とか言われてた強豪でも
今年の東洋大とか駒沢大みたく
なっちゃうわけじゃないすか。

話が蛇行してるようにみえて
わりとつながってんので
もう少し、ガマンが必要だ!

で、土手に座って観戦してたら
7、8年前の川崎中学駅伝スタート。

エース(級)ぞろいの1区。
ケタ違いのストライドで
圧倒的にぶっちぎってたのが
宮前平中で。

あとでネットをみたら
宮前平の1区は、まだ2年生で。
「神林勇太」って書いてあった。

そんなもん、キクチは夢中になりますよね。
一気に神林クンに惹きこまれて。
おうちに帰って陸上とか駅伝とか
ビタ一文興味のないにょうぼうに
「川崎にすげえ中学生がいた!」

興奮してまくし立てて
にょうぼうに聞き流されたw

やっべえ。

これって箱根駅伝の、いわば
鮮度命な時事ネタじゃん。

ある意味、旬の短い(傷むのが速い)
魚でいうと「足が早い」ネタじゃん。

おっと、ここで
足が早い(脚が速い)の符合ミラクルw

ってのはどうっでもいいから措いても。

一話完結のつもりだったのに
神林クン、まだ中2じゃんかよ!
正月休みなんてもんはいつもにも増して
どうっせ、誰も見てないんだろうから

つづけてみる。
(明日も飽きなければ)

なお、宮前平中学校はこの駅伝、
当然のようにそのまま優勝した。
神林クンは最上級生となって
さらにどうなるんだろうってんで
キクチは端の端で、検索しつづけてた。

んであった。

(キクチの「あやふやな記憶」と
「神林覚醒の興奮」が織りなす日記ゆえ
細部の記憶違いは、ここもこの先も
大いにありうりだが、
そこはツッコんだほうの負けだ)