ツイッターをフォローしてくだすってるかたは
さぞ、うざかったとおもうんだが。
今年も箱根駅伝を目を皿のようにして見、
クソみてえなつぶやきをつぶやきまくった。
*
クソうぜえなとおもったかたは
ちまちまミュートなんかせずに
ガンガン、フォローを外してほしい。
マジで。
とか言いながら当のキクチは
日々せっせとミュートしてんじゃねーか。
措く。
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今年は特に思い入れをもって
箱根駅伝をみておった。
青山学院の神林勇太が出走したからだ。
*
話の時間軸をそうとう戻す。
神林勇太について語り倒してみる。
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7、8年前だったかな。11月。
多摩川を下流に向かってジョグしてて
そろそろ折り返そうかなってとこで
すごい人の群れがあった。
おおっ!
川崎市の中学駅伝が開かれておった。
*
中学時代、川崎に住んでて
陸上部のはしくれだったので
わりと思い入れのある試合。
懐かしさとかいろんな感情が入り混じり
ウオッチを止め、観戦することにした。
*
いらねえ情報的には。
むかしは古市場競技場から
サイクリングコースを上って小田急線で折り返す
という往復コースで。
キクチの母校の稲田中学校は
多摩川のモロ、沿いにあって。
あまつさえ、学校の前が
エース区間4区が終わる中継所と
準エース区間6区の
スタート地点な中継所だったので
そこを走るひとはわりと気分がアガる。
移動も少なくていいし。
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ただ、難点は。
スマホもネットもない昭和末期から平成初期。
片道14k行ってこいの直線コースは
沿道で応援するにも一瞬だけで。
途中経過の報告も
トランシーバーか公衆電話でしかできないので。
学校で待機してる先生たちは
気まぐれにしか入らない無線や公衆電話と
川づたいのうそくせえ風の噂に翻弄されて
真実の情報は現地にいる数人しかわからない。
経過の詳細は通過タイム、区間順位でしか
把握しようがないっていう。
こうやって書き出してみると
すっげえ昔なんだなあとか
キクチのおじいちゃんっぷりが
痛いほどよくわかりる。
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何が言いたいかというと。
きょうび、っていうか
少なくともその7、8年前の時点では
少子化の影響だかなんだか
川崎の中学駅伝は区間が減らされ
コースも河川敷行ってこいではなく
全区間、古市場競技場がスタートゴール
ということになってて。
わかるひとにイメージしやすい的には
コースはすげえ大雑把に
「月例川崎マラソン」みたいな感じで。
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それを区間分、ぐるぐるするだけだから。
7、8年前のキクチも
じっくり腰を据えて駅伝全般を観戦でけた。
母校の名前も顔も知らねえ
遠い後輩の陣地の近くで
聞き耳をそばだてつつ、
今年の母校のつおさ/仕上がりの
情報を仕入れたりしちゃってね。
40がらみのTシャツ短パンのじじいとか。
怪しさ以外に、なあんにもないw
*
んで。
今回の箱根とかみてたひとはわかるでしょうが。
駅伝って流れと勢いの競技で。
どんなにいいメンツをそろえても。
1区2区でつまづいちゃうと
たとえば、1区が10位だと
10位ぐらいの速度の流れに乗っちゃって
「10位相応の走り」しかできないもので。
逆に、1区で前のほうでつなげると
よしんば走力や持ちタイムが
じゃっかん劣ってても。
前のほうのいい流れに乗れて
勢いで、前のほうで勝負できる。
*
的なことがあるから。
たいがい、1区にエース級を持ってくる。
もんじゃないすか。
キクチがチョロチョロ走ってた
昭和末期から平成初期は
(川崎の中学駅伝でいえば)
4区がエース、6区が準エースって
それは区間の距離とのからみだったり
そのころの箱根駅伝だって
「復路の順大」みたいに
往路はそこそこでつなげて
後半、巻き返して勝負する布陣
で何とかなったんだけど。
いまや、コウ。
1区の出だしとブレーキの少なさ
が、すべてを決めるってことがあって。
そこのボタンの掛け違いがあると
いくら五強とか言われてた強豪でも
今年の東洋大とか駒沢大みたく
なっちゃうわけじゃないすか。
*
話が蛇行してるようにみえて
わりとつながってんので
もう少し、ガマンが必要だ!
*
で、土手に座って観戦してたら
7、8年前の川崎中学駅伝スタート。
エース(級)ぞろいの1区。
ケタ違いのストライドで
圧倒的にぶっちぎってたのが
宮前平中で。
あとでネットをみたら
宮前平の1区は、まだ2年生で。
「神林勇太」って書いてあった。
そんなもん、キクチは夢中になりますよね。
一気に神林クンに惹きこまれて。
おうちに帰って陸上とか駅伝とか
ビタ一文興味のないにょうぼうに
「川崎にすげえ中学生がいた!」
興奮してまくし立てて
にょうぼうに聞き流されたw
*
やっべえ。
これって箱根駅伝の、いわば
鮮度命な時事ネタじゃん。
ある意味、旬の短い(傷むのが速い)
魚でいうと「足が早い」ネタじゃん。
おっと、ここで
足が早い(脚が速い)の符合ミラクルw
ってのはどうっでもいいから措いても。
*
一話完結のつもりだったのに
神林クン、まだ中2じゃんかよ!
正月休みなんてもんはいつもにも増して
どうっせ、誰も見てないんだろうから
つづけてみる。
(明日も飽きなければ)
*
なお、宮前平中学校はこの駅伝、
当然のようにそのまま優勝した。
神林クンは最上級生となって
さらにどうなるんだろうってんで
キクチは端の端で、検索しつづけてた。
んであった。
(キクチの「あやふやな記憶」と
「神林覚醒の興奮」が織りなす日記ゆえ
細部の記憶違いは、ここもこの先も
大いにありうりだが、
そこはツッコんだほうの負けだ)