いらねえ情報的には。
「買わない宝くじは当たらない」
ってのが、座右の銘っていうか行動指針で。
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それは何ていうか、「どん欲に行きましょうではありませんか!!!」的な鼻息の荒い、イケイケドンドンのほうじゃなく、「目の前の見える機会に手ぐらい出してないとおめえ生きてけねえよ」っていう、生きものとして切羽詰まってる方面で。
ほんとうは、ずっとおうちでボーっとしていたい。
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キクチにとって「至高のリア充」は、すげえ稼いで美味いもん食ったり、それをSNSでドヤ顔カマしたり、チャンネーと横浜のシャレオツスポットをサシでマラニックしたあと中華街をハシゴして、それをSNSでドヤ顔カマすことではなく。
ずっとおうちでボーっとしてることで。
よしんば、「生きてくために必要なことをすること」と「ボーっとしてること」をくらべたら、「死んじゃっても別にぜんぜんかまわないからボーっとしてたい」ほうなのだが、結婚しちゃったし子どももいるし、住宅ローンもあるしっていう切迫感で泣く泣く、「買わない宝くじは当たらねえんだぞ」って、てめえを鼓舞してる。
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そんなんわけで、キクチにとっては。
目の前で宝くじが売り出されてたら。
たとえそれがどんな種類であっても
ぜんぶ「買うべき」なのである。
間違いなく。
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んで、これは正解のないことなんだが。
ムスメっこのことなんだが。
中3の秋なきょうび。
そろそろ具体的なことを決める時期で。
学校やら塾の面談がたてつづくようになって。
変哲もない公立中学なのに
11月に三者面談があって
12月にも三者面談があるとか
令和ってすげえな。
おもったりおもわなかったり、する。
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ムスメっこは都立高校に行きたくて。
併願する私立も、夏から秋にかけて
いくつか見に行ったなかで
キクチ家内ではほぼ決まった。
何が言いたいかというとそのほかに。
きょうびの都立高校って、一般入試のほかに
一般入試の1ケ月前に推薦入試ってのがあって。
それをどうするか、と。
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都立の推薦入試は、
小論文と集団討論と個人面接の3科目。
に、内申点が加味される。
ムスメっこには行きたい学校があって。
そんなムスメっこが、きょうおもむろに。
「○○高校にいきたい」
って言いだした。
推薦も一般も受ければ、たんじゅんにチャンスが2倍に広がるわけなんだが。
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推薦入試ってのが、それこそ「宝くじ」っていわれてて。
高校入試としては倍率がクソ高いうえに、判断基準がブラックボックスで。学校によっては内申がオール5でも当たり前のように落ちるとか。
あまつさえ、ムスメっこは。
小論文なんか書いたことはねえし、集団討論だの面接なんか最も苦手としていそうな感じで。
授業参観に行っても、むかしから一度たりとも手を挙げたとこを見たことないし、よしんば、発表の順番がムスメっこってあらかじめわかってるときは、けして参観させてくれない。
そういう感じで。
まあ、「宝くじ」なんだから「万が一当たればラッキー」程度の心もちで臨めばいいんだろうが。
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もう1ケ、問題があって。
いくら「宝くじ」とわかっていても、不合格になるのはけして気持ちのいいことではないじゃないすか。
それを
「さっと切り替えて次に移れるか」
「ビビったりひきずってしまうか」
ってのは、もって生まれた性質だから。
ノリで「ワンチャンキター!」ってったにもかかわらず、ビビったりひきずっちゃったりしたら事態がややこしくなる。
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みたいなことをムスメっこと話してたら
「ななちゃんはひきずるほうだとおもう」
って言うので、じゃあよしとこう
という方向性に傾きつつある。
買わない宝くじはけして当たらないけど
いくら宝くじだからっつったって
うかつに買わないほうがいいのもあるんだ。
正解はわからない。
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とりあえず、塾の冬期講習。
「小論文演習」は入れといた。
「そういうのって、高校受験にかぎらず
今後、必ず通る道だろうから」
って、それはそうなんだろうケド。
塾に行く最大最低限の目的が高校受験で
なんつうか、受験ってある意味ゲームだから
頭のよしあしなんてあんま関係なくって
とにかく合格最低点をとりさえすりゃよくて
ってもんなのに。
やけに本質的なことをブッコみ出す、にょうぼう。
事態がややこしくなってませんかねw
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そんなんわけでおととい。
学校の三者面談にいってきた。
代々、面談はなぜかおれの役割なのだ。
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あ、あとぜんぜん関係ねえけど。
世田谷246ハーフ、折り返し地点で応援してまーす。
ひさびさにぐわぁTでも纏うかな()
ぐわぁTって、後ろ前に着てたほうが走ってる人にとってはメッセージがよりダイレクトに伝わるのかな()