11/3、ムネコフさんが駒沢公園でペース走するってんで、イッチョカミしてきた。
ペース走をしたわけではない。
ただ、顔を出しただけ。
まさにザ・イッチョカミ。
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「ムネコフ30k」は、じぶんにとって渡りに舟というか、いやおうなく行かざるをえないもので。
「ムネコフさんにお会いできる機会だから」ってのと、「駒沢公園まで往復して、あと公園内をちょろっと回れば20kぐらいになる」ってののハーモニー。
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前者は語り出すと長くなりすぎるから措くとして。
後者は、ふだんから走ってるひとにとってみりゃ大したことじゃないかもだが、いまのキクチが、つぎはぎにしろ何にしろ「20kも走る」って大偉業で。
ぶっちゃけ、たんじゅんに往復の15~16kすら、ぶじ終えられるか不安でしようがない感じで。
そこに「いやおうなく」っていう大義名分?があれば、さいあくブッチはしねえだろうよ、っていう。
まあ、滑稽な悲壮な決意があって。
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でいて、朝9時集合ってんで。
7時に起きてしたくしてたら、出雲大学駅伝の当日エントリーが発表されてて、それいかんで9時半におうちを出ることが決まってしまった。
悲壮な決意ぇ。。。
神林が偵察メンバーじゃなかったっぽいので、3区までみてから出ます。
— キクチヒロシ (@rFsPIZFyucNM3Z2) 2019年11月2日
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駒沢公園までの道すがら。
まあ、今週末はこういうことなので。
「そんなこと言ったってコースは大丈夫なのかよ?」ってのを確かめたかった。
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世田谷246ハーフって、二子橋のちょい上流にある河川敷の公園をつっきるんだが。
こないだ等々力競技場までジョグしつつ通ったら、野球やサッカーやテニスやラグビーのグラウンドはぐっちゃぐちゃになってたし。川原のススキものきなみブッ倒されてて、こんな表現は決定的に間違ってるんだろうが「前代未聞の見晴らしのよさ」になってて。
コースになってる公園をつっきる道も、土砂がすげえ降り積もって大げさじゃなく砂丘みたくなってて。走るとかハーフマラソン以前に、ふつうに立入禁止になってたし。
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ってんで、行ってみたら。
まあ、お見事っていうか(↓)
(右端の舗装路が246ハーフのコースな)
こんな重機が総出で作業してたらしくて(↓)。
写真がへたっぴいでわかりづらいが。
人の向こう側に2~3mの高さで積まれてるのは
道とかに積もってた「砂丘」で。
(この「元砂丘」が積まれているところは
ふだんはド平地なわけで)
おれは別にハーフに出るわけじゃないけど
(抽選で外れまくりなんだけど)
おのずとものすごくこうべを垂れたっていうか
すごくあたたかい気持ちになった。
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でもなんつうか、コウ。
超絶豪邸から駒沢公園までの8k。
平坦な河川敷を下り、246の坂を上る手前。
まだ4kぐらいしか走ってないのに
すでに息はたえだえ、脚はピキピキ。
「マジ、こんなんでどうやって往復なんかできんだよ!」
「っていうか、こっから坂だらけじゃねーか。たどりつくのかよ!」
って謎の半ギレをカマして。
でも、ほうほうのていで駒沢公園にたどりついて。
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駒沢公園のぶた公園に着いたら
たまさんがいて。
「キクちゃん、どこ行ってたの~?」
とか言う。
どこに行ってたも何も
おれ、たったいま来たんだよ!
(まあ何つうか、しいて言えば、心は熱田伊勢間に行ってたかな())
って答えて。
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あ、アレだ。
きょうムネコフ30kに行くなんて、ムネコフさん以外に誰にも言ってなかったけど、場で「キクチは当然いるもんだ」的なありがたい空気が醸成されてたのかな()
とか、それをたまさん特有の、わかりやすいんだかまったく理解不能なんだかな、ビミョーな線をついた言いまわしで言ってくれてるのかな()要するに、歓迎はしてくれてるのかな()
ナドト深読みしてたら。
たま「いやいや、キクちゃん、どこ行ってたのよ?」
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ちょっと何を言ってるかわからない。
あまつさえ「ワケワカメなボケはいいから」的な正攻法で来るから。
「いやいや、いま来たし」
心は熱田伊勢間かもだけど
ってくり返して。
何でこんなに噛み合わねえんだろう?
って傍らを見やったら、
キクチがいつも持ってるのにクリソツな
ピンクのリュックが置いてあった。
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おおっ、誰も間違っちゃいねえわ。
しいて言えばフジヤマ、てめえ。
まぎらわしいリュック持ってきてんじゃねえよ!
つづく