キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

アフターの主役

本番のヨガでまったく爪痕を残せなかったので
アフターでは存在感を出しとこうとしたが
片隅でただ静かに酔っぱらってるだけ。

陰キャってそんなもんだ。

アフターの主役はオーさんだった。

そう、あのオーさんである。
(プロフィ写真でわかるとおり)むいた甘栗みたいな肩をしてる、あのオーさんである。
いつもライダー用のキャップをかぶっている、あのオーさんである。
桑田真澄にクリソツな、あのオーさんである。
握手をするときにわざわざ手袋をとる、あのオーさんである。
「ナガシマさーん、あ、いやいや、オーさん」と、ひつこく何度も言っても笑顔で対応してくださる、あのオーさんである。

お酒をまったく飲めない、あのオーさんである。
お酒をまったく飲めないくせにアフターの主役だった、あのオーさんである。

オーさんはお酒をまったく飲めない。
このアフターでも、ずっとノンアルコールビールを飲んでいた。

「きょうは6杯、イッてやりましたよ!」
アフターが終わったあと、
オーさんがドヤ顔をカマす。

むろん、ノンアルビールである。
完敗だ。

主役って「お酒をすげえ飲む」とか「居酒屋トークがおもしろい」とか、そういうことじゃない。

オーさんみたいな、こういうことなんだ。
その場にいたみなが、心から首肯したんじゃないだろうか。

でも、ご自分はまったく飲めないのに
まわりがどんどん酔っぱらってく場にいる。
って、どういうことなんだろう?

苦痛ではないんだろうか?
うざったくはないんだろうか?

オーさんがどうだかは知らんが
「飲めないケド、ウタゲのフインキがすき」
っていうひとがたまにいる。

よくわかんないけどそれって
ひとつの到達点な気がする。

キクチはというと。
冒頭のとおり、アフターでも空気のようだった。
ある種の透明感がハンパねえ。

でいて。
お店の片隅で勝手に酔っぱらってて
ほとんどあまり覚えてない。

まあ、いつものパッターン。

気づいたら、南武線の登戸駅だった。
ご近所のpetaさんと改札に向かってあるいてる。
も、もしや、これは!

いやな予感しかしない。

「餃子を1枚だけ!」
閉店まで粘る。

「おっ、ローソン100がありますね!」

ローソン100で缶チューハイをせしめ。
肩と肩とを寄せ合い、
指と指とをからませ合いつつ、

日付のかわった河川敷へ向かったんであった。
www.kikuchiroshi.com

このデジャブ感w
完全な再現っぷり、お見事なりー。

つづかない。