お盆前にこんなのがすっとんできて。
きのう、五反田でウタゲをカマした。
*
スタートは20時半。
と、遅めだったので
3人は0次会経由。
上の画像で「4人」ってあるけど
けっきょくぜんぶで5人で。
petaさんは仕事終わりが遅いので直行。
キクチは純粋に1次会からってんで
五反田のお店へGOした。
*
20時25分ごろ。
お店に着いて店員さんにうかがいを立てる。
「20時半から5人で予約なんすけど」
ここでハタと気づく。
幹事をしてくだすったトマスさんの
世をしのぶ仮の本名を存じあげてねえ。
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「○○さんですか?」
チャンネー店員さんに訊かれたものの
もし違う団体のだったらなんか恥ずかしいし。
モジモジしとく。
「まだ、誰もいらしてないですが
お席でお待ちになりますか?」
。。。
「あ、ちょっとわかんないんで
外で待ってます」
あからさまに
「コイツなにワケワカメ言ってんだぜ?」
って顔に書いてあるチャンネーを
置き去りにして、店の外で待つ。
ハンドルネーム、めんどくせーw
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しかしして、ほどなく
0次会でひっかけてきて
半分ごきげんになってる3方が姿を現し。
ほどなく。
乗り遅れたってんで
会社から会社の最寄り駅まで
缶ビールを飲んで景気をつけてきた
petaさんも合流する。
キクチひとり、ドしらふ。
*
いらねえ情報を付加しとくと。
キクチ、実は日本酒、飲めないんっすよ。
そんでもって、ワインも飲めない。
いや、飲めなくはなくって。
どっちかというとすきなんだけど。
酒場ではだいたいずっとビールで。
よしんば痛風警報が荒れ狂ってるときは
レモンサワーとか、そんな感じで。
*
なんでかっていうと。
実はお酒にそんなにつおくないうえに。
ウタゲはキホン、ビールなので。
途中で違う、ビールより度数あるお酒にすると
ついつい、ビールとおんなじ飲み方しちゃって
ものすごい大惨事、待ったなしになるし。
なんなら、かつてうっかり。
それをカマして土下座級の大失敗経験もある。
たとえば。
「結婚前に、のちの義理のお父さんに
正々堂々とケンカを売るようなこと言う」
的な、な。
*
そりゃ、いくら
これまでブログに書いてきたような
宴席で醜態をさらしまくってきたキクチも
自制に自制を重ねますよね。
このお店、日本酒専門店だし。
なんとまだ、月曜だし。
*
それでもこのウタゲに
二つ返事でイッチョカミを決めたのは
誘われてとてもうれしかったからってのと
えいさんとお話しできるからだ。
*
えいさん。
petaさん、ちみのすけさんとともに
はてブロ三羽ガラスとして名高いえいさん。
ただ、えいさんって
つくばの陣地とかリレマラの陣地とか
そんなちゃんとしたとこでしか
お会いしたことがなくって。
ちゃんとしてないとこ=酒場
キクチの本命レースの場=酒場
でお会いするのははじめてなので
だいぶけっこう、楽しみにしてた。
*
んで。
4人テーブルのお誕生日席にキクチ。
日本酒を恐れるあまり、
通常の3倍のスピードで
チェイサーのコップが減ってゆくありさま。
いつまで経っても、ほとんどシラフ。
そのありさまを
「この間とのギャップは何だぜ?」
ってものすごく冷ややかな視線でみてる。
左側の2人、トマス&全力。
つい先週、彼らとは
飲んだばっかだったのね、小杉で。
www.all-out-running.com
*
んで、なんか。
0次会を経ていきおいがついちゃってる
横浜の全力中年さん。
「最近、ブログがぜんぜんおもしろくないうえに
きょうは飲んでもないから、
トークすら、ぜんぜんおもしろくないっすよね」
とか、完全に勝った気でいるてい。
*
おれのトークの9割9分は
お酒の神様のご加護を受けてのものだから。
そうやって、全力さんにそそのかされて
クソーってんで、喋ってみるものの
ドしらふのご加護なし状態で
案の定、ぜんっぜんウケなくって。
どんくらいウケないかっていうと
喋りながら、じぶんでじぶんに
「おれ、喋ってることクソつまんねーな」
って自覚しちゃう、ぐらい。
*
ウタゲじたいはクソおもしろかったんすよ。
そこにいらっさるみなさん、
トークが立ってるっていうか
キャラが立ってるかたがただし。
*
でも、ただただキクチだけがつまんねえ。
なにを喋っても、空回り。
なんつうの?こういうの。
「1人を除いて、みんなおんなじこたえ」
巨泉が言っちゃう感じ?
あ、クイズダービーって
いまの若いひと、わかんねえよな。
そんくらい、ひとりだけ
ぜんぜんおもしろくないの。
キクチのトークが。
*
。。。
*
そうやって、3時間のウタゲを終え。
20時半スタートだから23時半。
あまつさえ、まだ月曜。週のはじまり。
当然みんな、すぐ帰りますよね。
おれはくやしかったんだろうね。
別れ際、最後の虚勢を張ってみる。
「えいさん、おれ次はやるんで
ぜひまた、飲んでください!」
そしてしぜん、最寄駅が1駅違いな
ご近所のpetaさんと
いっしょに帰ることになった。
*
五反田から山手線に乗り、
渋谷で井の頭線に乗り換え、
下北沢で小田急線へ。
小田急線の急行ホームに降り立つと
次にくるのは、快速急行。
(快速急行の次の停車駅は
petaさんの地元駅、登戸。
おれの最寄駅はそのひとつ前)
*
ペ「どうします? 次の次の急行を待ちます?」
(急行に乗れば成城学園にとまるので
各駅に乗り換えてすんなり狛江に帰れる)
キ「あ、別に快速急行でいいっすよ。
登戸から1駅、引き返しますから」
*
しかしして、登戸に着く。
ペ「キクチさん、あれっすよね。
上り方面に1駅乗るんっすよね」
キ「いや、川を渡るだけなんで
ここから1駅分、歩きますよ」
ペ「!!!!!」
ペ「じゃ、30分だけ餃子とか。。。」
ペ「い、いや、いいんですいいんです!
だってまだ、月曜ですしね」
。。。
ペ「あるいは。
コンビニで1本だけビール買って、
河川敷とか。1本だけ!」
ペ「うーん。
今まで日本酒しか飲んでないから、
ビールのシュワシュワした感じも
ちょっと恋しいかなあ。。。」
ペ「い、いや、いいんですいいんです!
だってまだ、月曜ですし」
キ「ああああ、ですよねっ!」
*
なんつうか、結果論だけど。
狛江をすっとばす快速急行をえらんだ時点で
すでにディスティニー的なものが
定められてた感、あるよね。
*
そうやって2人は。
運命の糸にたぐりよせられるように
線路沿いのローソン100で
缶ビールをせしめ。
肩と肩とを寄せ合い、
指と指とをからませ合いつつ、
日付のかわった河川敷へ向かったんであった。
気が向いたら、つづく。