キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ぜんぜんおもしろくないウタゲ

お盆前にこんなのがすっとんできて。
きのう、五反田でウタゲをカマした。

スタートは20時半。

と、遅めだったので
3人は0次会経由。

上の画像で「4人」ってあるけど
けっきょくぜんぶで5人で。
petaさんは仕事終わりが遅いので直行。

キクチは純粋に1次会からってんで
五反田のお店へGOした。

20時25分ごろ。
お店に着いて店員さんにうかがいを立てる。
「20時半から5人で予約なんすけど」

ここでハタと気づく。
幹事をしてくだすったトマスさんの
世をしのぶ仮の本名を存じあげてねえ。

「○○さんですか?」
チャンネー店員さんに訊かれたものの
もし違う団体のだったらなんか恥ずかしいし。

モジモジしとく。

「まだ、誰もいらしてないですが
お席でお待ちになりますか?」

。。。

「あ、ちょっとわかんないんで
外で待ってます」

あからさまに
「コイツなにワケワカメ言ってんだぜ?」
って顔に書いてあるチャンネーを
置き去りにして、店の外で待つ。

ハンドルネーム、めんどくせーw

しかしして、ほどなく
0次会でひっかけてきて
半分ごきげんになってる3方が姿を現し。

ほどなく。
乗り遅れたってんで
会社から会社の最寄り駅まで
缶ビールを飲んで景気をつけてきた
petaさんも合流する。

キクチひとり、ドしらふ。

いらねえ情報を付加しとくと。

キクチ、実は日本酒、飲めないんっすよ。
そんでもって、ワインも飲めない。

いや、飲めなくはなくって。
どっちかというとすきなんだけど。

酒場ではだいたいずっとビールで。
よしんば痛風警報が荒れ狂ってるときは
レモンサワーとか、そんな感じで。

なんでかっていうと。
実はお酒にそんなにつおくないうえに。

ウタゲはキホン、ビールなので。
途中で違う、ビールより度数あるお酒にすると
ついつい、ビールとおんなじ飲み方しちゃって
ものすごい大惨事、待ったなしになるし。

なんなら、かつてうっかり。
それをカマして土下座級の大失敗経験もある。

たとえば。
「結婚前に、のちの義理のお父さんに
正々堂々とケンカを売るようなこと言う」
的な、な。

そりゃ、いくら
これまでブログに書いてきたような
宴席で醜態をさらしまくってきたキクチも
自制に自制を重ねますよね。

このお店、日本酒専門店だし。
なんとまだ、月曜だし。

それでもこのウタゲに
二つ返事でイッチョカミを決めたのは
誘われてとてもうれしかったからってのと
えいさんとお話しできるからだ。

えいさん。
petaさん、ちみのすけさんとともに
はてブロ三羽ガラスとして名高いえいさん。

ただ、えいさんって
つくばの陣地とかリレマラの陣地とか
そんなちゃんとしたとこでしか
お会いしたことがなくって。

ちゃんとしてないとこ=酒場
キクチの本命レースの場=酒場
でお会いするのははじめてなので

だいぶけっこう、楽しみにしてた。

んで。
4人テーブルのお誕生日席にキクチ。

日本酒を恐れるあまり、
通常の3倍のスピードで
チェイサーのコップが減ってゆくありさま。

いつまで経っても、ほとんどシラフ。

そのありさまを
「この間とのギャップは何だぜ?」
ってものすごく冷ややかな視線でみてる。

左側の2人、トマス&全力。

つい先週、彼らとは
飲んだばっかだったのね、小杉で。
www.all-out-running.com

んで、なんか。
0次会を経ていきおいがついちゃってる
横浜の全力中年さん。

「最近、ブログがぜんぜんおもしろくないうえに
きょうは飲んでもないから、
トークすら、ぜんぜんおもしろくないっすよね」

とか、完全に勝った気でいるてい。

おれのトークの9割9分は
お酒の神様のご加護を受けてのものだから。

そうやって、全力さんにそそのかされて
クソーってんで、喋ってみるものの

ドしらふのご加護なし状態で
案の定、ぜんっぜんウケなくって。

どんくらいウケないかっていうと
喋りながら、じぶんでじぶんに
「おれ、喋ってることクソつまんねーな」
って自覚しちゃう、ぐらい。

ウタゲじたいはクソおもしろかったんすよ。

そこにいらっさるみなさん、
トークが立ってるっていうか
キャラが立ってるかたがただし。

でも、ただただキクチだけがつまんねえ。
なにを喋っても、空回り。

なんつうの?こういうの。
「1人を除いて、みんなおんなじこたえ」
巨泉が言っちゃう感じ?

あ、クイズダービーって
いまの若いひと、わかんねえよな。

そんくらい、ひとりだけ
ぜんぜんおもしろくないの。
キクチのトークが。

。。。

そうやって、3時間のウタゲを終え。
20時半スタートだから23時半。

あまつさえ、まだ月曜。週のはじまり。
当然みんな、すぐ帰りますよね。

おれはくやしかったんだろうね。
別れ際、最後の虚勢を張ってみる。
「えいさん、おれ次はやるんで
ぜひまた、飲んでください!」

そしてしぜん、最寄駅が1駅違いな
ご近所のpetaさんと
いっしょに帰ることになった。

五反田から山手線に乗り、
渋谷で井の頭線に乗り換え、
下北沢で小田急線へ。

小田急線の急行ホームに降り立つと
次にくるのは、快速急行。

(快速急行の次の停車駅は
petaさんの地元駅、登戸。
おれの最寄駅はそのひとつ前)

ペ「どうします? 次の次の急行を待ちます?」

(急行に乗れば成城学園にとまるので
各駅に乗り換えてすんなり狛江に帰れる)

キ「あ、別に快速急行でいいっすよ。
登戸から1駅、引き返しますから」

しかしして、登戸に着く。

ペ「キクチさん、あれっすよね。
上り方面に1駅乗るんっすよね」

キ「いや、川を渡るだけなんで
ここから1駅分、歩きますよ」

ペ「!!!!!」

ペ「じゃ、30分だけ餃子とか。。。」

ペ「い、いや、いいんですいいんです!
だってまだ、月曜ですしね」

。。。

ペ「あるいは。
コンビニで1本だけビール買って、
河川敷とか。1本だけ!」

ペ「うーん。
今まで日本酒しか飲んでないから、
ビールのシュワシュワした感じも
ちょっと恋しいかなあ。。。」

ペ「い、いや、いいんですいいんです!
だってまだ、月曜ですし」

キ「ああああ、ですよねっ!」

なんつうか、結果論だけど。

狛江をすっとばす快速急行をえらんだ時点で
すでにディスティニー的なものが
定められてた感、あるよね。

そうやって2人は。

運命の糸にたぐりよせられるように
線路沿いのローソン100で
缶ビールをせしめ。

肩と肩とを寄せ合い、
指と指とをからませ合いつつ、

日付のかわった河川敷へ向かったんであった。

気が向いたら、つづく。