キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ぼくらの期待を絶対に裏切らない男

新横うっちー練のつづきのようなもの。

中学だか高校のときに習った英語構文に
こんなんようなのがあった。

He is the last person who gets angry.

(まったく英語を解さないので
合ってるかどうかっつうと不安しかない)

「彼は決して怒らない」

"the last person ほにゃらら"
で「決してほにゃららしない」。

この、直訳すっと
「ほにゃららするとしたら地球上で最後」を
「決してほにゃららしない」
ってする機微とかセンス、なんかいいよね。

新横浜公園で、すげえひさびさに
いわさんにお会いした。

いわさんは、ケタ外れにおだやかな方で。
でいて、何かを支障をきたすんじゃねえか
ぐらい、やさしい心をお持ちの方で。

とにかくいつも、ニコニコしてる。

そんないわさんは、キクチに言わせりゃ
「仮に怒らせたら世界一おっかないひと」

あるじゃないすか。
「オラついてていかにもこわそうなひとよか
絶対に怒らなそうなひとが怒ったときのが
100万倍おっかない」 的なやつ。

ウタゲで(キクチが)調子に乗ったときとか
いわさんが怒ったらどうなるか?
ってのをどうしても見たくなって。

試しに怒らせてみようとおもったものの
仮にいわさんがガチギレしたら
まったくシャレにならないぞ、おもって
ヘベレケなのに、踏みとどまった。
ぐらい。

「ヘベレケなキクチが理性がまさった」
ってのは。

わかるひとにはわかるかもしれない
知らないひとにはまったく伝わらない
クソどうっでもいい情報だが
そりゃ、かなりのもんで。

むかし、リレーマラソンに出たことがあって。

昼間の6時間の部に、学生のころの
サークルのメンバーと出て。
夜からの12時間の部に、村のひとたちと出る。
(12時間の部にはいわさんもエントリー)

ってことがあって。

学生のころのメンバーに欠員が出ちゃって
おそるおそるいわさんに助っ人を頼んだら
ふつうに快諾してくだすって。

あまつさえ、よりによって
助っ人のいわさんをいちばん走らせた。

にもかかわらず、ビタ一文、
嫌な顔ひとつすらしなかったし。

2年前に突発性難聴になったとき。
「あれ、右耳がまったく聴こえないんだけど」
的なことをつぶやいたら。

ソッコーでメッセージがすっとんできて。
誰かとおもったら、いわさんで。

「(医療関係なので)わからないことが
あったら何でも訊いてくださいね」
ってくだすって。

朝起きたらいきなり耳が聴こえなくなってて
どうしたものか途方に暮れてたので。
わりとマジでガチ泣きした。

きわめつけ。

官九郎さんがむかし言ってたのは。
(該当ツイートを探すのがめんどくさいので
キクチの記憶だけでほざくと)

オクムだかを試走するってんで
朝、駅で集合したんだが。

時間になってもいわさんが来ない。

いわさんは遅刻するようなひとじゃないし
「アクシデントにでも遭ったんじゃねえか?」
場がざわつきはじめたところ。

「大きな荷物を持って
階段を下りてくるいわさん。
かたわらには見知らぬ老女」

なんていうか
「そこまでみんなの期待を裏切らない
いわさんらしすぎるいわさんなさま」

に、官九郎さんとキクチは熱狂のるつぼ。
うおおおおおおおおっ! って。

あ、この辺境クソブログで過去
いわさんについて書いたやつの抜粋(↓)。

リレーマラソンのメンバー紹介。
www.kikuchiroshi.com

サドとかマゾについて。
(マラソンの自己ベストを出せたのって
いわさんとかまかまさんのおかげなんだよな)
www.kikuchiroshi.com

じぶんのなかでランキング制ってのがあって。
それはえてして、ボクシングにたとえる。

ボクシングのランキングって
1位が最強なわけじゃないじゃないすか。
最強は「チャンピオン」じゃないすか。

そんくらい、特別な存在で。

あ、このたとえって、もともと
チャンネーについてのやつだな。

(誤解を避けるために言っとくと
チャンネーを順位づけとかはしないっすよ。
あくまで、もののたとえで)

というのは。

いいなあっておもうチャンネーがいて
「もう、そのコが気になっちゃって
ねむれないぐらい、気になっちゃう」
ってことが、ある(かつてあった)
とする、じゃないすか。

そんぐらい気になっちゃうチャンネーってのは
もはや、1位じゃなくってチャンピオン
なのね。

そんなんように。

「このひとだけはぜったい
怒らせちゃいけないひと世界ランキング」
が、あったら。

いわさんは1位じゃないの。
チャンピオンなの。

絶対王者。PFPもトップ。
ぐらい。

。。。

で、新横うっちー練の日。
いわさんがいらしてて。

「ふだんは無色透明だけど
紫外線の量に応じて
レンズの色が濃くなるグラサン」
ってのを装着してて。

当日は、どんより曇ってたのに。
イワサンのぐらさん(逆ぇ?)、
レンズの色がすごく濃くなってて。
「うおっ、案外、紫外線つおいんだ!」

って気づいたのと同時に。

「いわさんから感じてた
『もし怒らせたらとてつもなくおっかねえ』
は、目の奥が鋭すぎるからなんだ!」

ってことに。
レンズの色が濃くておめめが見えないからこそ
はじめて気づいた。

気づいてしまった。

「目の奥が鋭すぎる」っつったぐらいじゃ
いわさんは、ぜんぜん怒らない。 はずw

よゆうよゆう。

(もし、このクソ辺境がこんりんざい
更新されなくなったら、お察しでw)

。。。

で、走り終えると。
いわさんはそそくさと帰っていった。
あああ、アフターでいっしょに
ビール飲みたかったのによお。

いわさんがそそくさと帰った理由。

「これから奥さんと
ブルーベリー狩りにいくんですよ」

ブルーベリー狩り、てwww

でもたぶんね、いわさんは狩らないの。
けして、狩らない。
親指と小指でもって
やさしーく、摘むの。

パ、パームボールぇ?

ぼくらのいわさんは、そうやって
ぼくらの夢をかなえつづけてくれる。

ぼくらの期待を絶対に裏切らない男。
それが、いわさん。