新横うっちー練のつづきのようなもの。
中学だか高校のときに習った英語構文に
こんなんようなのがあった。
He is the last person who gets angry.
(まったく英語を解さないので
合ってるかどうかっつうと不安しかない)
*
「彼は決して怒らない」
"the last person ほにゃらら"
で「決してほにゃららしない」。
この、直訳すっと
「ほにゃららするとしたら地球上で最後」を
「決してほにゃららしない」
ってする機微とかセンス、なんかいいよね。
*
新横浜公園で、すげえひさびさに
いわさんにお会いした。
いわさんは、ケタ外れにおだやかな方で。
でいて、何かを支障をきたすんじゃねえか
ぐらい、やさしい心をお持ちの方で。
とにかくいつも、ニコニコしてる。
そんないわさんは、キクチに言わせりゃ
「仮に怒らせたら世界一おっかないひと」
*
あるじゃないすか。
「オラついてていかにもこわそうなひとよか
絶対に怒らなそうなひとが怒ったときのが
100万倍おっかない」
的なやつ。
*
ウタゲで(キクチが)調子に乗ったときとか
いわさんが怒ったらどうなるか?
ってのをどうしても見たくなって。
試しに怒らせてみようとおもったものの
仮にいわさんがガチギレしたら
まったくシャレにならないぞ、おもって
ヘベレケなのに、踏みとどまった。
ぐらい。
「ヘベレケなキクチが理性がまさった」
ってのは。
わかるひとにはわかるかもしれない
知らないひとにはまったく伝わらない
クソどうっでもいい情報だが
そりゃ、かなりのもんで。
*
むかし、リレーマラソンに出たことがあって。
昼間の6時間の部に、学生のころの
サークルのメンバーと出て。
夜からの12時間の部に、村のひとたちと出る。
(12時間の部にはいわさんもエントリー)
ってことがあって。
学生のころのメンバーに欠員が出ちゃって
おそるおそるいわさんに助っ人を頼んだら
ふつうに快諾してくだすって。
あまつさえ、よりによって
助っ人のいわさんをいちばん走らせた。
にもかかわらず、ビタ一文、
嫌な顔ひとつすらしなかったし。
*
2年前に突発性難聴になったとき。
「あれ、右耳がまったく聴こえないんだけど」
的なことをつぶやいたら。
ソッコーでメッセージがすっとんできて。
誰かとおもったら、いわさんで。
「(医療関係なので)わからないことが
あったら何でも訊いてくださいね」
ってくだすって。
朝起きたらいきなり耳が聴こえなくなってて
どうしたものか途方に暮れてたので。
わりとマジでガチ泣きした。
*
きわめつけ。
官九郎さんがむかし言ってたのは。
(該当ツイートを探すのがめんどくさいので
キクチの記憶だけでほざくと)
オクムだかを試走するってんで
朝、駅で集合したんだが。
時間になってもいわさんが来ない。
いわさんは遅刻するようなひとじゃないし
「アクシデントにでも遭ったんじゃねえか?」
場がざわつきはじめたところ。
「大きな荷物を持って
階段を下りてくるいわさん。
かたわらには見知らぬ老女」
*
なんていうか
「そこまでみんなの期待を裏切らない
いわさんらしすぎるいわさんなさま」
に、官九郎さんとキクチは熱狂のるつぼ。
うおおおおおおおおっ! って。
*
あ、この辺境クソブログで過去
いわさんについて書いたやつの抜粋(↓)。
リレーマラソンのメンバー紹介。
www.kikuchiroshi.com
サドとかマゾについて。
(マラソンの自己ベストを出せたのって
いわさんとかまかまさんのおかげなんだよな)
www.kikuchiroshi.com
*
じぶんのなかでランキング制ってのがあって。
それはえてして、ボクシングにたとえる。
ボクシングのランキングって
1位が最強なわけじゃないじゃないすか。
最強は「チャンピオン」じゃないすか。
そんくらい、特別な存在で。
あ、このたとえって、もともと
チャンネーについてのやつだな。
(誤解を避けるために言っとくと
チャンネーを順位づけとかはしないっすよ。
あくまで、もののたとえで)
*
というのは。
いいなあっておもうチャンネーがいて
「もう、そのコが気になっちゃって
ねむれないぐらい、気になっちゃう」
ってことが、ある(かつてあった)
とする、じゃないすか。
そんぐらい気になっちゃうチャンネーってのは
もはや、1位じゃなくってチャンピオン
なのね。
そんなんように。
「このひとだけはぜったい
怒らせちゃいけないひと世界ランキング」
が、あったら。
いわさんは1位じゃないの。
チャンピオンなの。
絶対王者。PFPもトップ。
ぐらい。
*
。。。
*
で、新横うっちー練の日。
いわさんがいらしてて。
「ふだんは無色透明だけど
紫外線の量に応じて
レンズの色が濃くなるグラサン」
ってのを装着してて。
当日は、どんより曇ってたのに。
イワサンのぐらさん(逆ぇ?)、
レンズの色がすごく濃くなってて。
「うおっ、案外、紫外線つおいんだ!」
って気づいたのと同時に。
「いわさんから感じてた
『もし怒らせたらとてつもなくおっかねえ』
は、目の奥が鋭すぎるからなんだ!」
ってことに。
レンズの色が濃くておめめが見えないからこそ
はじめて気づいた。
気づいてしまった。
*
「目の奥が鋭すぎる」っつったぐらいじゃ
いわさんは、ぜんぜん怒らない。
はずw
よゆうよゆう。
(もし、このクソ辺境がこんりんざい
更新されなくなったら、お察しでw)
*
。。。
*
で、走り終えると。
いわさんはそそくさと帰っていった。
あああ、アフターでいっしょに
ビール飲みたかったのによお。
いわさんがそそくさと帰った理由。
「これから奥さんと
ブルーベリー狩りにいくんですよ」
ブルーベリー狩り、てwww
でもたぶんね、いわさんは狩らないの。
けして、狩らない。
親指と小指でもって
やさしーく、摘むの。
パ、パームボールぇ?
*
ぼくらのいわさんは、そうやって
ぼくらの夢をかなえつづけてくれる。
ぼくらの期待を絶対に裏切らない男。
それが、いわさん。