キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「得意」と「好き」と、「得意ではない」と「好きではない」と

ムスメっこの期末テストが返ってきて。
結果に対する親の所見を書かなきゃなんない。

ということがあり。

「おのれのブログをテキトーに書く」よか
5倍以上考えるでおなじみの
「いただいたコメントの返事を書く」より
5倍以上考えて、書いてみた。

んで、二週間後に三者面談もあるし
ついでに訊いてみた。

「ななちゃんってさー、
いま、いちばん得意な教科ってなーに?」

「あと、いちばん好きな教科ってなーに?」

「数学と英語!」即答。

何で?って訊いたら。
「答えがひとつしかないから」

えーっと。

これはすっげえたぶんだけど。
社会も理科も音楽も
答えはひとつじゃね?

ってのは措いても。

「できるから好きになるし」
「好きだからできるようになる」
「のの、往復運動だよね。けっきょく」

なんだってさー。

7年前、こんなことがあった。

ムスメの通信簿をみると体育だけ、
ほかの教科とくらべて評価がちょっと低い。

にもかかわらず。

それでもムスメは
「体育がいちばん好き!」
と答える。

って、言ってたっけ。
ナツい。
答えにもなんか、隔世の感?があるな。

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期末テスト。

本人的には理科が不本意だったようで
(理科は得意でも好きでもなくって)
その期末テストの結果がまとめてある紙の
本人の所見欄には

「理科をがんばる。夏は理科をつぶす」
的なことが書いてあった。

親の所見欄には、考えあぐねたすえ
「理科もいいけど、
得意なやつをガンガンやるのもいいんじゃね?」
的なことをほざいてみた。

長所を伸ばすか、短所をつぶすか。

社会人になって、社会にビビって。
じぶんの短所ばっかに
コンプレックスを感じてたとき。

「このひとすげええええ!」
ってひとを思い浮かべると。
例外なく、一点突破で。

すげえ部分がビッカンビッカンにすげかった。

ただし、えてしてそういうひとって
ダメなとこは、とことんダメで。

「それでもいいんだ」

おもって、無社会性とか人見知りとか
コミュりょくなんて完全無視して。

得意な部分、好きな部分で
ガンガン攻めようってことにした。
(それがいいのかは、いまだに知らん)

かたや、マラソンって。
不得意をつぶし、
好きではない練習に取り組んでこそ
如実に結果に反映されるもんで。

「30kで必ずつぶれちゃう」から
LSDとかロング走を繰り返そうとか。

「圧倒的に筋力が不足してる」なら
30日プランクからはじめてみるとか、
そういう。

ムスメっこがわりと半年後に直面してる
「高校受験」なんかも。

得意で好きな科目ばっかやるよか
不得意で好きでもない科目を底上げするほうが
たんじゅんにアップ率は高いだろうし
成功への近道になるのかもしれない。

でもでも。
どっちが正解とか不正解とかじゃなく。
ただのアプローチの違いで。

「いまの目標を達すればそれでいいのか」
「その先も見すえておけるか」
っていうふうに考えると。

どっちが正解とか不正解とか
ますます、わっかんねえ。。。

「燃え尽きるほどがんばるのはカッコいい」
んだけど、
「ほんとうに燃え尽きちゃったとしても
その先だって、まだまだ長いんだぜ?」
ってのの、はざまの、せめぎ合い。

って、あるじゃないすか。

。。。

じゃあ。

「得意でも好きでもないけど
できたら、それがやりたいことに直結する」
ことがあるとしたら、けっきょく。

「得意でも好きでもないこと」だって
「やりたいこと」の一環に含まれるんだぜ。
としたら、どうか。

「インターバルやペース走は得意ではない」
「でも、もうちょっと速く走れたい」
としたら、どうか?

なんかちょっと、ワクワクしてくる。

オチまで7年前のパクパクぇ。。。
すっかり、抽象的な物言いシリーズぇ。。。