録音されたじぶんの声を聞くと
「え? こんなんだっけ?」
ってなること、あるじゃないすか。
え? そんなことねえよ?
なら、いいです。
*
じぶんがじぶんの声だとおもってる声と
(日本語へたっぴいぇ。。。)
録音されたじぶんの声はあきらかに違う。
それは。
じぶんがいつも聞いてるじぶんの声ってのは
(やっぱ日本語へたっぴいぇ。。。)
カラダの中を伝って直接、脳に届くからで。
口からじかに出て聞こえる音とは
どうしても、変わってくるもので。
*
おめえ、そんななにを。
誰でも知ってることを、さも
特殊なように言ってんだぜ?
*
何を言いたいかというと。
じぶんのほんとうの声音っていうのは
ふだん聞いてるやつじゃなく、
録音で聞こえるほうのやつで。
じぶんではじかに聞くことができない
他人が聞きなれてるじぶんの声こそが
じぶんのほんとうの声音なわけで。
*
あ、「ほんとうの」を突きつめ出すと
クソ長くなっちゃうので措きまするね。
*
。。。
*
そうすっと。
ふだんじぶんが聞いてる「じぶんの声」は
そうあるべき(と考える)声かもしれないし
そうありたい声なのかもしれない。
じぶんへの慣れなのかもしれないし
過大な自己評価なのかもしれない。
*
ただ。
録音されたじぶんの声を何度も聞くうち。
はじめて聞いたときほど、ビビらなくなる。
どっちも、じぶんの声だしナドト。
ギャップを感じなくなってゆく。
それでいいんだって、おもう。
よしんば。
「いい声してるよね」すら、おもう?
*
じぶんの声は、どこを通っても
どこから聞こえようと、
しょせん、ただのじぶんの声でしかなかった。
はじめてそれに気づいたとき。
いままでよか飛躍的に
じぶんがわかった気がした。
慣れも不慣れも過大評価も
等身大のじぶんで。
どっちがほんとうで、
どっちがほんとうじゃない。
なんて違いなんか、クソどうでもよくなった。
ずうずうしく、よさげなほうに
しがみついちゃえば、いい。
*
わかりづれえぽえむですなっ! わかりづれえまま、終わるですよっ!