「どのくらいでイキます?」
走る前に同組のトマスさんに訊いたら
「90秒で」とおっさる。
おれも90秒でイク予定だったので
「トマスさんについていきます」
とほざいた。
*
トラック1周90秒
=キロ3分45秒
=5000m18分45秒
ちょうどいい!
速すぎも遅すぎもせず、妥当。
「途中で多少タレても
よもや、19分はかかんねえだろ」
という見立て。
*
からの。
19分53秒。。。
もはや起こす意味すらよくわかんないが
ラップを文字に起こしときますね。
0200m 0:43
0600m 2:17(93)
1000m 3:49(92)
1400m 5:20(90)
1800m 6:51(90)
2200m 8:22(91)
2600m 9:56(94)
3000m 11:35(99)
3400m 13:17(101)
3800m 14:15(102)
4200m 15:00(101)
4600m 18:27(105)
5000m 19:53(86)
すげえ大雑把にいうと。
○ふつうによゆうもって走ってて
↓
○2000すぎたらいきなり苦しくなって
↓
○よく覚えてなくて
↓
○ラスト1周半ぐらいで我に返って
↓
○最後の1周だけがんばったってどうすんだよ!
という。
トマスさんなんか、ただの
「周回遅れにされそうでこわいひと」
でしかなかった。
*
なんっつうかさあ。
もう「おれ走ってるんっすよ」
とか、恥ずかしくて二度と言えないレベル。
*
あ、クッソくだらねえケド
いちおうリスクをヘッジしとくと。
それぞれ、基準みたいなもん、あんじゃん?
5000mを13分ヒトケタで走る
大迫傑が14分だったら
「14分もかかっちゃった」だろうし。
2週に3回ぐらい4kをキロ7で走る
キクチのにょうぼうだったら
「やったー、29分きれたー」だし。
的な。
*
そういう意味では、
キロ4分想定で臨んだんならまだしも。
「さいあく18分台」想定で
けっか「やっとこ19分台」は、ない。
あまつさえ、400mを100秒台とか
「キクチ、まだジョグ?」を通り越してる。
自己評価が高すぎるのか
現実が見えてないのか
クソほどモテないからか
根本的にナメくさってるのか
「ランシャツとパンツがちぐはぐすぎじゃありません?」(byおいやんさん)
の、いずれもか、いずれか。
何の価値もなし。
*
はるか斜め上をゆく結果に
「くやしい」すらおもわず
「なんで?」って感じで。
2時間半後に1500mもあるけど。
「ただちにおうちに帰って
河川敷で5kTTアゲインしたほうが
トレーニングになる」
「むしろ、そうしたい」
おもったけど。
トラックでセンゴ走れる機会って
そうそうないし。
エントリー代がもったいないし。
わざわざ代々木くんだりまで
おれは何しに来たんだぜ?
せっかく来たんだから何か残そうぜ?
おもって。
予定どおりセンゴも走ってみることにした。
*
センゴのアップをしてるとき。
5000で脚に幾ばくかの刺激が入ったからか
「ズームフライのトラックでの走り方」
的なものが、ふいにわかって。
5000で脚に幾ばくかの刺激が入ったからか
股関節もやけに動くしで。
「これは1500は、イケるな」
そうとうな確信をもって、おもってた。
つづく。
*
そうそう、スタート直前。
コールが終わって整列する前、トマスさん。
「ところで5000って何周するんすか?」
えっ???
えーーーーーーーーーーーーーーっ???