日曜。
「カフェに籠もって仕事してくる」
と朝出てったにょうぼうからLINE。
デートのおさそい的なことではない。
なんつうか、監視。
*
今朝はムスメっこは団体戦だってんで。
すげえ早く家を出てった。
にょうぼうも仕事しに外出したものの
「もしや!!!」
おもったんだろう。
バカ父親、ムスメっこの試合を観に
出かけてやしねえだろうな? と。
*
おれはおれで。
すげえ試合を観たいのはやまやまだけど。
なんつうか、一時の快楽のために
後先かんがえずにブッコむ。
というほど、若くもなくて。
だって、そんなことしたら
スーパージェット嵐のような総スカン
待ったなしじゃないすか。
*
にょうぼうに軽くなじられるくらいなら
別にどうだっていいんだが。
ムスメっこに嫌われでもしたら
おれの後世にひびく。
ってんで、おうちで静かにしてて。
ぶじ、平和にタイカレー。
痩せなきゃいけないのに。 pic.twitter.com/3m52453We4
— キクチヒロシ (@rFsPIZFyucNM3Z2) 2019年6月2日
*
ムスメっこは1回戦は勝ったものの。
2回戦でつおい学校と当たり、敗退。
しかもムスメっこのダブルスが負けて
団体戦の負けが決まったらしい。
「完全に相手が格上だったからね」
「でもタイブレまでいきそうになったし」
(1セットマッチ)
とか、いつもどおりクールだけど
最後の試合ってそんなんだっけ?
「くそう、終わっちまったー!」とか
泣きじゃくったり、しなかったっけ?
じぶんの中学最後の試合に思いを馳せてみる。
*
あ、それ地雷でござった。
くやしいとかうんぬん以前に
斜め上な角度から不本意なことがあって
高校でも当たり前に続けようとおもってた陸上
「もうぜったいやるもんか」
ってなったんだっけ。
思い出さないほうがいい思い出も、ある。
一生美化しようもない消したい記憶も、ある。
クッソいらねえ情報。
*
「高校でもテニスつづけんでしょ?」
訊いたら。
「ああ、行った高校にテニス部あったらね」
ナドト、かんぜんに他人事。
「行った高校に」て。。。
おめえ行きたい高校って
バリバリ、テニス部あんじゃねーか!
(バリバリなテニス部じゃないけど
テニス部はバリバリあるって
知ってんじゃねーか)
おれのお百度(まだお8度だけど)を返せw
*
でも。
ななちゃんが実は超絶負けず嫌いだ
ということは、よく知っておる。
それだけに、なんか伝わるものがある。
こうもんみえてもおれ、
「行間を読む」のわりかし得意なんっすよ。
*
。。。
*
よくわかんないけど、来週。
公式試合に出られなかった人の試合
みたいのがあるらしいので。
あと一週間、そのひとたちの
練習と試合のサポートをして。
そんで。
次の代の部長やキャプテンを決めておしまい。
なんだそうな。
*
もともとの性質からしたら。
けして適任だとはおもえない
部長にえらばれて。
ほんとうにいろいろ悩みながら
よく1年間がんばったな。
でもでもね、ある意味。
部長としての真価は。
裏方にまわり、次の代へと引き継ぐ
残り一週間を、どう燃焼するかでこそ、
試されるとおもうんだ。
*
ナドト。
なにを、エラッソーに。
ともあれ、少し落ち着いたら。
受験勉強なんか別にしなくたっていいから
パ、パパと、テニスしようぜ!