キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

多様性とか志向性の違いは大ウエルカム(お城総選挙の感想みたいなもの)

浅く薄い城ずきとしては、
きのうテレビでやってた「お城総選挙」
を、かじりついて観てた。

トップ10はこういう。
1 姫路城
2 大阪城
3 松本城
4 熊本城
5 首里城
6 名古屋城
7 竹田城
8 五稜郭
9 二条城
10 弘前城

テレビ朝日のウェブサイトによると

日本全国のお城好き1万人にアンケートを実施。その回答をもとにベスト30のリストを作成し、ランキングを発表する。

んだそうで。
番組では30位から
カウントダウン形式で発表されてった。

ランキングは
「これが入ってんの?(入ってねえの?)」
「順位、高すぎじゃね?(低すぎじゃね?)」
ってのも、少なからずあって。

それがなんか、興味ぶかかった。

何を言いたいかというと
「多様性」とか「志向性の違い」
みたいなことで。

なんていうか、この「総選挙」って
何の基準も客観的指標もない、
いってみれば価値のないもので。

まあ、ただの人気投票。

たとえば。
1位と2位の違いがあるとすれば
「1位になったというPR効果」
「2位でしたとさ、ということ」
ぐらいはあるにしても。

23位だろうと24位だろうと
その1つの差ってどうでもいいとか。
(ちなみに23位は金沢城、24位は上田城)

だったりして。

いらねえ情報的には。
キクチのベスト5。
松山城、宇和島城、松本城、丸岡城
弘前城、姫路城、備中松山城、岡城、丸亀城
(順テキトー)

「順テキトーなうえに、9つあんじゃねーか!」
は措いても、異論反論続出必至じゃないすか。

これぞまさに「多様性」とか「志向性の違い」。

前にもどっかでほざいたが
「世の中で圧倒的な人気を誇るものごとに
おれはまったく何ともおもわない」とか。
「逆に、おれは圧倒的にいいとおもってんのに
世の中的な人気がさっぱり」
ってことが、ままあって。

特に前者の。
「人気の理由はなんだろう?」
ってのに、激烈な興味があって。

それを探るのは、すげえ大げさに言うと
ライフワークみたいなものだとおもってて。
違う立場のひとの意見を訊いてみたい。

論破するとか白黒つけたいとかじゃなく、
たんじゅんに、考えや視点の違いを知りたい。

そういう意味では。実名をあげる
という、めんどくさくなる恐れをシカトすっと。

「あくまでおれの考え・視点なので
めんどくさくするほうが野暮っすよ」
って防御線まで張っとくと。

「2位 大阪城」って、よくわかんなくって。

ああ、よりによってそこいっちゃったキクチ?

天守閣でいうならば、
「天守閣ってていの現代建築物・博物館じゃねーか」
ってのがどうしてもひっかかって。

デカいだけによけいそこが目につくというか
上記キクチベスト5にもあるように
宇和島とか弘前とか丸岡とか備中松山とか
そういうコリッと感がすきっていうか
完全にこのみの話だけで。

かたや、城は天守閣だけじゃねえ。
ってのもあって。

たとえば、「城」ってもののなかには
その都市における存在感とか
城内の構造とかも含まれてて。

有名どころでは、松山城とか姫路城なんて
城内に入ってから天守閣までのギミック
すごすぎて、萌えるし。

岡城とか、上記してないけど春日山城とか
安土城とか小谷城なんかそもそも。
天守閣はもともとないor焼失してるし
ほかの建物もただ遺構があるだけなんだけど。

それらを想像して
「上杉謙信はここで酒を飲んでたのか」とか
「信長はこう街の景色を見渡してたのか」とか
してると、wktkを抑えきれないとか。

そういうのもあって。

あ、城内の構造うんぬん以下のくだり。
大阪城のフォローのつもりで書いて、
「大阪城公園の構造、すごくね?」 って持ってくつもりだったのに。

「大阪城公園の現代的に整備されすぎてる感」
も、納得できなかった要因の一つだったので。

結果論的に、火に油しか注いでねえぇ。。。

でも、「総選挙」の番組で。
「大阪城の秀吉時代の石垣を公開」
ってのは、クッソ萌えた。
(もはやフォローになってねえぇ。。。)

(現存する大阪城の敷地内って、
家康がつくったもので。
それは秀吉臭を徹底的に排除するために
上に死ぬほど土を盛って埋めた、つまり
秀吉のものとはまったく別ものデアル)

。。。

上記したキクチベスト。
ひとつずつ挙げてってもいいんだけど、
キリがないし長くなるので、よす。

っていうか、そもそも。 話の枕ぐらいのつもりだったのに 城ネタで突っ走りすぎちった。

ブログとかに話をつなげれば、
それっぽくなったんだろうか?

まあいいや。
尻切れトンボのまま、おしまい。