キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ヤムチャの矜持

自称他称っていえば。
と、前エントリーとつながりがあるようで
いて、まったくつながりはねえ。

一時期、
「ブログ村のヤムチャ」
「マラソン×ブログ界のヤムチャ」
を自称・浸透させようとして。

すがすがしいほどスルー。
「なかったこと」扱いになった
ということがあった。

まあ、いいのいいの。
なんつうかそんなの、いじりづれえし。
そういう感じ、わかりる。

『ドラゴンボール』のヤムチャ。

最初は主人公・孫悟空の
ライバル的な立ち位置で登場する。

以下、ヤムチャの主な経歴。
ソースは「キクチの記憶」なので
おおらかに見てくれい。

(「知ってるよ」ってかたは、
次の*まですっとばしてくれい。)

悟空のライバルとして華々しく登場。

天下一武道会。
初戦の相手はジャッキー・チュン。
(亀仙人の変装。この天下一武道会優勝)
敗退。

レッドリボン軍編。
占いババの館での団体戦?に登場。
ミイラくんに敗退。

次の天下一武道会。
初戦の相手は天津飯。
(亀仙人のライバル鶴仙人の一番弟子。
この天下一武道会優勝)
気絶したうえ、足をへし折られて敗退。

3回目の天下一武道会。
初戦の相手はシェン。
(神様がピッコロ大魔王を倒すため
一般人に憑依して参加したキャラ)
ものすごくあっけなく敗退。

サイヤ人編。
栽培マンの抱きつき&自爆で死亡。
(栽培マン=サイヤ人の前座的な兵隊キャラ)

人造人間編。
逃走するドクターゲロの
第一発見者となったものの。
「気を消した」ドクターゲロに気づかず
背後から拳で心臓を貫かれ、死亡。犬死。

以後。
本編に登場する敵キャラの強さの
インフレ具合にまったくついていけず、
戦闘の一端にすら加われず。

あまつさえ、ブルマっていう
ヒロインキャラと長年つきあったすえ
あっさりフラれたりもする。

けして、すごく弱いわけではないんだが
かといって、ぜんぜんつおくはないゆえ。

その中途半端なつおさでもって。
各編において現れた新たな敵の
つおさをわかりやすく表現するためだけの

典型的な、かませ犬キャラ・ヤムチャ。

マラソン×ブログ界において。

「マラソン」でいえば。
けして、すごく遅いわけではないんだが
ぜんぜん速くなくて。

伸び盛りなひとや、やる気を出したひとの
ほどよい感じのめやすになり
あまつさえ、ふつうに超えられまくる存在。

「ブログ」でいえば。
わりとひんぱんに更新してたりなんかして
存在だけは認識されてはいるものの。
(局所的に超絶そこそこ)

内容が一向にクソつまんねえままなうち
次々とおもしろいブログを書くひとが現れ。
もはや、いなくてもいなくても
大筋さしつかえない。

そんな絶滅まったなしな存在。
まさに、ヤムチャ。

っていうか、ヤムチャ。
ぽまいはおれだな、ふふふ。おもう。
重ね合わせた。いやおうなく。

。。。

でもでもね、ヤムチャってね。
いちども前進をとめてないんっすよ。

悟空にかなわねえ、ってんなら
勝つために亀仙人の弟子になったし。

カリンの塔にのぼったし。
神様の懐に飛び込んだし。
界王様の修行にも耐えた。

単体では、インフレする敵の
相手にすらならないってわかってるのに
戦いの場にはだいたいかならず行くし。

悟空とかが超絶ピンチになれば
たとえ一時しのぎだってわかってたって
ちゅうちょなく火中の栗を拾いにゆく。

ジャッキーチュンにも、天津飯にも、
シェンにも、栽培マンにも。
結果だけ見れば、大惨敗なんだけど

ヤムチャなりにちゃんとレベルアップして
いちいち、準備したまっくすで戦いに臨んでる。

かませ犬のくせに
仲間なり地球なりを守りたい一心で
役割をはたそうと、場には向かう。
けして、逃げない。

そういう、ヤムチャの矜持。
誰にだってできる、ことじゃあない。
なんだよおめえ、クソかっけえじゃねえか!

「ハナクソの秘密をそっと話くそう!!」
おれはヤムチャになりたい。