職場からおうちまでジョギングしてたのね。
「ラン」でも「ジョグ」でもない
ジョギング。
楽しく走るっていうか
走って楽しくおもえたいっていうか
頼むからちょっとは楽しくなんねえかなあ
っていうか、そんなためのジョギング。
とか、クソどうっでもいいな。
*
さっき。環七にぶつかって、
環七にそって進んでると。
交叉点でも横断歩道でもないとこで
白い服を着た女性が渡ろうとして
環七のほうに出てった。
おれ目線でいうと。
30mぐらい先で、
歩道と車道の間の植え込みに消えてった。
環七ぐらいの幹線道路になると。
中央分離帯に柵があったりして
まあ、おいそれとは渡れない。
*
それでも渡りたいんだろうなあ。
ぼーっと眺めててそうおもって、数秒後。
女性が入ってった植え込みを眺めると
なんの物影もなかった。
ミョーに、へんだ。
スーパーダッシュ&ジャンプで
向こう側へ渡ってしまったんだろうか?
*
。。。
*
おうちまであと2kぐらい。
野川っていう小さな川のまわりは
最近ずっと、工事をしてるんだが。
坂を下り終え、工事現場に通りかかると。
ヘルメットをかぶり、
作業着を着た若者がひとり。
こっちにあるいてくる。
戸締り当番のひとなのかな()
ふつうにおもったが。
*
工事現場一帯はもうまっくらで。
でいて、いまさっききょうの工事が終わった
というフインキでもない。
おれがすれ違った若者以外、
工事関係のひとなんか
見あたるはずもねえ、そういう感じ。
もともと街灯も人影もとぼしい
田舎の一本道。
数十メートル進んでからふり返ったが。
夜陰にまぎれて、というか
さっきの若者はもう、見あたらなかった。
あれはいったい、なんだったんだろう?
ミョーに、へんだ。
*
1時間弱のうちに、たてつづけに2ケ。
どっちかかどっちもかが、
アレなのかもしれないし。
はたまた。
どっちもアレなわけでもなく
ただ、おれがチキンなだけかもしんない。
が、やっぱ、ミョーにへんだ。
この作り話くささ満点なベタさも含め。
なんかこう、逆に吉兆なのかもねん。
*
いらねえ情報的には。
おれはいわゆるそういうアレな能力はないし
いままでそういうアレを、見たこともない。
そして。
ネタ的にけっこういいはずだったんだが
それを面白く伝える文章力もないw