キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

走る資格、みたいなこと(2019赤羽ハーフのすげえ雑な経過、前半)

きのうの続報めいたもの。
「復活ののろし感ある」
なんてほざいたけど、真っ赤なうそ、な。

93分でのろし上がるようなら、
なんの苦労もねえ。
いや、苦労っていう苦労
してるわけじゃないけどさ。

「ポジティブを演出したほうが
読んでもらえそう」
っていう、うす汚ない想いと

「言霊によって
おのれをマインドコントロールしてえ」
っていう、安い切実感のマリアージュ。

でもこういうのって。
「そう書いてるじぶん」を第三者的に
ななめ後ろから眺めてるような視点になって
逆に超絶鼻白むよね。

あの感じって、なんなんだろう?

今回の赤羽ハーフ。
収穫は2つあって。

「ぬーんも甲も炸裂しなかったし、
走り終わったあとも、なんともねえ」
ってことと、

「ただ脚力と心肺が爆発的に衰えた
だけであるとわかった」
っこと。

これは、デカい。

「ただ爆発的に衰えただけ」ってのは
「衰えてはないけど、クソ痛え」
ってのの100倍、希望があるぜ。

またいつ炸裂するかわかんないケド
いままでの付き合い方の方向性は
たぶんおそらく、間違っちゃいない。

これからも、
うまく付き合ってけばいい。
だけ。

さてと。
出し抜けにスタートしますね。

「走った感じでペースを決める」 ってんで。

最初の2、3kはキロ4分10ぐらい。
これはあきらかにアドレナリンの誤用だな。

気づいて、漸次430ぐらいにもってゆき
そのまま巡航しよう
と、源氏物語絵巻をくり広げてた。

でも、420、まだまだ速い、
430、これもムリゲーだってんで、
440を切るのがやっとでしたよねw

4kすぎ。
鬼のようにごぼう抜かれしてると。
そのなかのひとり。

あー、おれこのBBA、知ってるう。
みそらさんだった。

興味本位100で
クソ・みそらについてってみることにした。

そっから30分ぐらい。
クソ・みそらのケツを見つづけて、走る。
後ろにピッタリつけつつ、
声もかけずにひっそり。

ゴール後、その旨を告げると。
「なんで声のひとつもかけねえんだよ!」
言ってきたケド。

てめえ、クソ・BBA。
つくばマラソンのスライドでめっけて
「みそらさーん」って声張り上げて
手をブンブン振ってアッピールしたのに

ヘッドホンにアニソン爆音カマしてて
ぜんぜん気づいてくんなかったじゃねーかよ!

おれは、な。
手ぇブンブン振って声張り上げてたのに
シカトこかれたのがムカついたってんじゃなく。

そんだけ集中したBBAが
すぐ後から追っかけてきてる、
いつ追いつかれるかわかんねえってのが
たまらなく、おっかなかったんだよ。

わかるか、この恐怖感w

あまつさえ。
ずっとケツを眺めてたんだが。

おれはみそらさんのケツなんかにゃ
どっちかというとビタ一文、興味はねえ。
でも、みそらさんの走り方には
すげえ、興味がある。

いや、フォームうんぬんっていうか。
このBBA、すげえ楽しそうに走ってんのよ。
いつも。

躍動感あるフォームで
すげえ楽しそうに走ってんので
見てるこっちも楽しくなってきちゃう。
むかし、ヤビツにいったときも、
こないだ、OTTでみてたときも。

ペースも一定で、どうやら。
きれいに428ぐらいを刻んでる。

ひとつ、恐れてたのは。
気づかれちゃうこと。

ちょっと横や後ろを向きゃ、
一発でバレちゃう位置にいたし。
今回の赤羽は知り合いもけっこういたので
スライドで声かけられたら、バレバレ。

ただ、クソ・みそらって。
振り向きも振り返りもせず、
ずっと前向いて走ってんのな。

これはガチで好感しかもてなかった。

あと、あれだ。
スライドが難関。

見つからないように
わざとちょっと離れて、ほかのひとの群に
身をひそめましたよね。

よしんば、本人は気づいてないとしても。
スライドしたひとが
「キクチー」って言うか
「みそらさんとキクチ、
いっしょに走ってるんですね!」
なんて声をかけてきたら
たちどころに気づかれちゃう。

しかし。
なんでそこまでバレないようにしたのか
ちょっと考えりゃ、まったくワケワカメw

赤羽ハーフは、
荒川を10.54875km上り、
折り返して下流に戻ってくるコース。

いちばんの危機は折り返し。
いやおうなく、前以外も見るじゃない。

でも、そこは斜め後ろから大回りすりゃ、
わりと楽勝。
スライドよか、気づかれ危機度は
ぜんぜん低いw

しかし。
なんでそこまでバレないようにすんのか
まったくもって、ワケワカメw

そうやって、中間地点を過ぎたら。
みそらさん、ペースアップしやがるのな。
なんてこと、してくれんだよ。
こちとら、わりといっぱいいっぱいなんだよ。

マジ、クソBBAめ、おもった。

おれだって折り返し後、
ちょっとペースアップして
420ぐらいまで上げたのに。

どんどんどんどん、離れてく。
すげえ数のおっさんランナーを引き連れて。

それを遠目でみつつ、
「視界に入ってる範囲で粘って
ラスト5kから上げて追いついてやる」
もくろんだものの。

じきに視界から消えましたよねw

「もう、BBAに追いつけねえ」
おもったら、急にペースが落ちる。
430、440、450。。。

去年の神奈川マラソンがキョライす。
「きょうこそ、マジで引退レースだ」
「一所懸命とか、知るかそんなもん」

ああああ、結果的に。
じぶんのいまの実力を見誤ってたのかなあ。

こうやってじぶんにガッカリするって
自分のこと過大評価しているからなのかなあ。

え? こんな赤ちゃんペースで?

やさぐれまっくすw

そんな16kすぎ。
すげえ角度から、ある意味の救世主あらわる!