キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「マラソンって30kまで退屈じゃないすか!?」

つくばマラソンの翌々日だったかな。
都内某所で官九郎さんとUkeさんとウタゲをカマした。

表題はそのときの官九郎さんの言。
ぽまいさては、感化されまくりだな?
大迫傑、マラソンは退屈「たいてい暇。楽しいことはあんまり…」/陸上(サンスポ)


官九郎さんはつくば。ほぼPBで走られた。
「秋はまだ調子が出ない」
といってこれだから、そんだけ地力が積み重なってきてるってことだろう。
静岡がひっじょーに楽しみデアル。

Ukeさんはつくばと同日の大阪で。
2時間50分で走られた。
夏前からやさぐれてたおれの月間走行距離が
Ukeさんの週間走行距離だ。

軽いジョークのつもりで言ったら
ふつうにマジだったでござった。。。



表題の言。
「あきらかに大迫傑に感化されまくっとるw」
ということは措いたとしても。

そのあとにつづけて
「12.195kでいいとおもうんですよね」
おっさってて。

それはマラソンじゃなくて12.195kじゃねーか!
おもったりおもわなかったりした。
ということも措いたとしても。



こっからは、おれのただの妄想で。
官九郎さんが言わんとしてるのはこういうことかな()
っての込みってだけなんだが。

「退屈なくらい余裕をもって(余力を残して)30kまでイク」
ってのが、マラソンの金科玉条っていうか
走り方の鉄則のひとつみたいなもんじゃないすか。

よく言われる「寝て走る」も意味するところはおんなじ。
「巡航」も、そう。



逆にいうと。
そこまでで余裕がなくなっちゃうのは
「仕上がらなかった」
「調子がよくない」
「あえて決意をもって突っ込んでみたものの」
「無鉄砲」
のどれかで、それだと厳しいたたかい待ったなしなわけで。



つまりは。マラソンってのは。
「退屈」(「寝て走る」「巡航」)ぶぶんを
どれだけ底上げできるかにかかってる。

と言うこともできて。



たとえば3時間半で走りたいとしたばやい。
「キロ5分で30k走できるか」がバロメーターになったりするが。

それは、
「いっぱいいっぱいで出せたぜうえーい。
これでおれ、サブ3.5できるぜー」
ってことじゃなく。

「どんだけ余力を残してできたか」
を見るべきなんじゃないのかな()



って、書き出したら
言ってることがあたりまえすぎて浅すぎて
壁に頭を打ちつけてやりたくなったぜ!

なにをもっともらしく言ってんだぜおれはw
じぶんはやるつもりねえくせに、完全に評論家きどりだぜおれはw



「つくばのタイムはだいたい設定通りですけど」
「おもったよりぜんぜん苦しかったです」

官九郎さんはそうもおっさってたので
おおお、おうよ、そうすか。
おもった。

感想も、浅いぜおれw
壁に頭を打ちつけてやりたくなったぜ!
官九郎さんのケガ?なんか、じきなおるぜ!



。。。



Ukeさんと少人数で飲んだのははじめてだ。

官九郎さんとおれがツイッターで
飲みましょうだのあすこがいいっすねだの
乳くりあってんのを見て、凸してくだすった。

このUkeさんってひとがクセモノで。
クセモノってえと、ちょっと違うか。

Ukeさんのブログとかみてると。
コンスタントに週に100kぐらい走ってるし
海外出張バリバリしてて仕事もできるんだろうし。
こないだ(?)海外のMBAをとっちゃったり。

たぶんすげえ秀才なんだろうし
でいて、すげえ努力家じゃん。

隙なさげな人物じゃん。



でも、想像の斜め上をゆく天然モノで。

ってのは、数ヶ月前、
浦安の記録会におじゃましたとき
うすうす感じてはいたんだが。

今回も。
ちょっと遅れて酒場に到着するなり。
「○○(なにかは忘れた)!」
って食いもんを注文する。

おお、すげえ! 通っぺえ!
って感心してた刹那。

店員さん「ありません!」
U「ええー、ないのー?」

ぽまいは海外のMBAで何を学んだんだよ?

あまつさえ、適度に時間をおいて
それを何度も注文する。

U「ほんとうに、ないのー?」
やな客だなw



天然エピソードの伝え方がへたっぴいだ。
天然エピソードじゃなく、ただの「ひょうきんおじさん紹介」になっちゃっておる。。。



Ukeさんのブログは
いつもスパッと書かれている。

そういうひとってだいたい
ものすごくクレバーなかたで。

クレバーゆえに、あえてそうしてる?
と、おもってた。



たとえば、桑田真澄の講演を聴いたと。
おれなら、そこで感じ入ったエピソードとか
生桑田が放つオーラのこととか
じぶんの桑田への思い入れとか

とうとうと、綴り倒すに決まってんのね。

でもUkeさんは
「きょうは桑田の講演を聴いた。おもしろかった」
しか、言わない。

桑田ずきな官九郎さんとおれは
それを拝読して、画面のこっちでずっこける。
「おれらはその先を読みたいんっすよ!」と。



でも、その芸風はクレバーさゆえで。

おれみたいなバカじゃないから
あえて語らないんだよねとか
抑制をうまく使いこなしてるんだよねとか
さすがすげえ。

ってことで、じぶんを納得させてた。
Sugiさんとかノブさんもその芸風じゃん。

「奥に肝を隠し持ってるけど
そこまでは見せませんよ」的な。



と、おもったら。Ukeさん。
そこまでの思想はビタ一文ないらしくってw

あまつさえ。
酒場での官九郎さんとキクチのツッコミを
わりと気にしてたフシすらあるw

かわいい。



しかし、なんだ。あれだ。
このウタゲ、後半はまったく覚えてなくって。
上記Ukeさんのブログのリンクにある写真。

ドイヒーとしか言いようがない。
とうぜん、このシーンは覚えてない。



っていうか。
おれはいつもどおりカジュアルにドイヒーだが。
「田中邦衛なの?エガちゃんなの?どっち?」
って感じだが。

よおくみると、官九郎さんもなかなかだよね。


このエントリー。
何を書こうとしてたんだっけ?