キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「走らないとなんか気持ち悪い」みたいなこと

物事が習慣になると
「ソレをしないとなんか気持ち悪い」
ってこと、あるじゃないすか。

風呂入るとか歯を磨くとか
「11時に朝飯食ったばっかりなのに
12時になったからそれとなく昼飯食う」
的な。



ジョグを始めたころ。
「習慣化したら、歯磨きや風呂みたく
『きょうは何か気持ち悪いとおもったら
あ、そうだ。ジョグしてなかったや!』
ってなる」

のを、どこかで少しだけ楽しみにしてた。



でも、おれには待てど暮らせど
「ジョグの歯磨き&入浴状態」ナド訪れず。

走ってる人ってよく
走らない日を「ランオフ」って言うじゃん。

でも、走った日を「ランオン」
ってあえて言いたいぐらい
いつまで経っても走るという行動は
スペシャルで、めんどくさいままだった。



で、こんなこと何度も言いたかないんだけど。
とくに今年に入ってから
「もう走るのはやめよう」何度もおもってて。

実際、しばらく走るのをやめてみたりもした。

あるかどうかわからない
「走りたくてどうしようもなくなる」
が、そのうちやってくるまで待ってみよう。

とか、おもっちゃったりなんかしつつ。
ちょっとそれを楽しみにしちゃったり、しつつ。



まあ、オチ的には
そんなものはやってこなくって。

あやふやにちょっとずつ断続的に走って
こんにちに至るw



何を言いたいかというと。
走り始めたのが2010年のGW明け。
まがりなりにも8年半ぐらい経つと。

「走る」がもう、生活にガッツリ食い込んでる。

「ガッツリ食い込んでる」ったって、
「きょうなんか気持ち悪いなあとおもったら
そういえば、走ってねえわあ」
なあんてものでは、けしてなく。



ハタと、気づく。

「どうもリズムが出ないとおもったら
しばらく走ってねえからじゃん」
「最近やけにストレスフルだとおもったら
生活から『走る』が抜けてんじゃん」
的なことに。

逆に。
「ためしに、ちょっと走ってみたら
やけに全般、いい感じで回り出したじゃん」
的なことに。

おめえ、ソレって
「走らないとなんか気持ち悪い」
のすげえ亜種だけど一種じゃねーの!?



。。。



走ることはそんなにすきではない。
でも同時に、よしんばいやいやだとしても
走り終えたとき得られる爽快感や達成感
には、ある程度、蝕まれて? いる。

走らなければ、
仕事もプライベートもクサクサしちゃうし。

いろいろクサクサしてても
ひとたび、走ることによって
いきなり仕事もプライベートも
なんだかいい回転をしだす。



ので、走ることはやめない。

っていうか。
足抜けしたくても、できないんだろうな。
わかった。



じゃあ、どう走るか。

幸い、ここ数年で出会った走るひとは
それぞれ、いろんな目的があって
ただ一人でやってたらわからない
いろんな取り組み方があることを知った。

「マラソンで自己ベストを目指す」だけじゃなく
「日本全国のレースに出没する」
「エイドをいちいち味わい尽くす」
「マラソンじゃないのを走る」
「プーさんの着ぐるみで走る」
「最近、スティッチでは走ってないよね」
「飲むために走る」
「たまに殴ったりもする」
「ゆるく楽しく走る」
「上り坂はあるいてもいいルール」
「マラニックじゃねーのかよ!」
「目的なく、気まぐれに走る」
「走ってなくても、なんか絵になる」ナドナド。

それはいちいち刺激的で
新しい発見だらけだった。



そういうありあまるサンプルを参考に
どう走り続けるか、ちゃんと考えよう。
おれはいままさに、そういう時期にキテる。

おもた。

「生活を豊かにする」っつったら
なんかキレイゴトくさいケド。

どうせガッツリ食い込んじゃってんだから
じぶんが楽しみを見出だせる
「走る」との向き合い方、距離感。

そういうのを見つけてこうとおもうんだ。



っていうのが、日曜の夕方。
にょうぼうとジョグしてるときに
吐露したことの抜粋。

無趣味人間、回避策w



だからどうだってんじゃない。
とにかく楽しみたいらしいのよ。ぽえむ。