物事が習慣になると
「ソレをしないとなんか気持ち悪い」
ってこと、あるじゃないすか。
風呂入るとか歯を磨くとか
「11時に朝飯食ったばっかりなのに
12時になったからそれとなく昼飯食う」
的な。
*
ジョグを始めたころ。
「習慣化したら、歯磨きや風呂みたく
『きょうは何か気持ち悪いとおもったら
あ、そうだ。ジョグしてなかったや!』
ってなる」
のを、どこかで少しだけ楽しみにしてた。
*
でも、おれには待てど暮らせど
「ジョグの歯磨き&入浴状態」ナド訪れず。
走ってる人ってよく
走らない日を「ランオフ」って言うじゃん。
でも、走った日を「ランオン」
ってあえて言いたいぐらい
いつまで経っても走るという行動は
スペシャルで、めんどくさいままだった。
*
で、こんなこと何度も言いたかないんだけど。
とくに今年に入ってから
「もう走るのはやめよう」何度もおもってて。
実際、しばらく走るのをやめてみたりもした。
あるかどうかわからない
「走りたくてどうしようもなくなる」
が、そのうちやってくるまで待ってみよう。
とか、おもっちゃったりなんかしつつ。
ちょっとそれを楽しみにしちゃったり、しつつ。
*
まあ、オチ的には
そんなものはやってこなくって。
あやふやにちょっとずつ断続的に走って
こんにちに至るw
*
何を言いたいかというと。
走り始めたのが2010年のGW明け。
まがりなりにも8年半ぐらい経つと。
「走る」がもう、生活にガッツリ食い込んでる。
「ガッツリ食い込んでる」ったって、
「きょうなんか気持ち悪いなあとおもったら
そういえば、走ってねえわあ」
なあんてものでは、けしてなく。
*
ハタと、気づく。
「どうもリズムが出ないとおもったら
しばらく走ってねえからじゃん」
「最近やけにストレスフルだとおもったら
生活から『走る』が抜けてんじゃん」
的なことに。
逆に。
「ためしに、ちょっと走ってみたら
やけに全般、いい感じで回り出したじゃん」
的なことに。
おめえ、ソレって
「走らないとなんか気持ち悪い」
のすげえ亜種だけど一種じゃねーの!?
*
。。。
*
走ることはそんなにすきではない。
でも同時に、よしんばいやいやだとしても
走り終えたとき得られる爽快感や達成感
には、ある程度、蝕まれて? いる。
走らなければ、
仕事もプライベートもクサクサしちゃうし。
いろいろクサクサしてても
ひとたび、走ることによって
いきなり仕事もプライベートも
なんだかいい回転をしだす。
*
ので、走ることはやめない。
っていうか。
足抜けしたくても、できないんだろうな。
わかった。
*
じゃあ、どう走るか。
幸い、ここ数年で出会った走るひとは
それぞれ、いろんな目的があって
ただ一人でやってたらわからない
いろんな取り組み方があることを知った。
「マラソンで自己ベストを目指す」だけじゃなく
「日本全国のレースに出没する」
「エイドをいちいち味わい尽くす」
「マラソンじゃないのを走る」
「プーさんの着ぐるみで走る」
「最近、スティッチでは走ってないよね」
「飲むために走る」
「たまに殴ったりもする」
「ゆるく楽しく走る」
「上り坂はあるいてもいいルール」
「マラニックじゃねーのかよ!」
「目的なく、気まぐれに走る」
「走ってなくても、なんか絵になる」ナドナド。
それはいちいち刺激的で
新しい発見だらけだった。
*
そういうありあまるサンプルを参考に
どう走り続けるか、ちゃんと考えよう。
おれはいままさに、そういう時期にキテる。
おもた。
「生活を豊かにする」っつったら
なんかキレイゴトくさいケド。
どうせガッツリ食い込んじゃってんだから
じぶんが楽しみを見出だせる
「走る」との向き合い方、距離感。
そういうのを見つけてこうとおもうんだ。
*
っていうのが、日曜の夕方。
にょうぼうとジョグしてるときに
吐露したことの抜粋。
無趣味人間、回避策w
*
だからどうだってんじゃない。
とにかく楽しみたいらしいのよ。ぽえむ。