7/31~8/2の3日間
毎年恒例の家族旅行にいってきた。
今年は、青森へ。
家族旅行のテーマが「城めぐり」な
キクチ家としては。
現存12天守のうちの1つ、弘前城にいく
というのが大きな目的で。
*
とはいえ、青森県。
縁もゆかりもないし、行く前はショージキ
「青森いって、どうすんだよ?」
ぐらいのことをおもってた。
*
だって。
そうマニアではない城ずきとしては
城っていったって、弘前城以外に
めぼしいのがあるわけじゃない。
大間のマグロが有名なように
「海が近い&東北地方」だから
食いものはかならず美味いんだろうが
たとえば、海鮮丼みたいなものって
3日間で1回食っときゃ十分だし。
太宰治とか寺山修司って
あくまでじぶんのなかでは、だが
いまさら感アリアリだし。
(中高生のころのヒロシ少年なら
超絶wktkしたのかもしれんケド)
で、もって。
恐山だの八甲田山だのなにやら物騒で。
そのイメージだけをひきずって
十和田湖とか白神山地すら
なんか物騒な気がしてくるし。
そもそも、十和田だとか白神山地だとか
そんなネイチャーなところ。
中途半端に都会っこでもやしっこなキクチ家が
おいそれと足を踏み入れるべくもない。
すげえたぶんだが。
ひとくちに「青森」っていっても
おそらく、やたら広い。
*
ってんで。くりかえすが
「いって、どうすんだよ?」
ぐらい、おもってて。
でも、現存12天守をコンプリートするならば
一度は行か「ざるをえない」から
一度くらい行っといてもいいかもねん。
(二度といかねえだろうけど)
ぐらいのニュアンスだった。
が、とんでもねえぞ、青森。
クソ楽しかった。
*
で、チョーにわか青森として。
その魅力を伝えるすべはなくって。
「じゃあ、どこがクソ楽しかった?」
って訊かれても。
もろてを挙げて「ココ!」って
わかりやすく説明できねえし。
「写真で伝えよう」って
スマホの画像をひっくり返してみたものの
まあ、ふつうに下手っぴいな観光写真
の域を出るもんではないし。
あまつさえ。
海のものが美味かったとしても
そういうグルメ写真なんか
ビタ1枚たりとも、撮ってやしねえ。
から、説明がつかねえ。
*
なので、いまさっきキョライした。
「おれは青森、ホントに楽しかったのか?」
いや、ホント、楽しかったし
またぜったい行きたいとおもったの。
でも、自問自答をはじめると
なにしろすでに、10日経っちゃってるし
疑惑がむくむく、わきおこるのを
抑えきれないw
*
たとえば。
「楽しかった」っていうあやふやな記憶で
パッケージして、それで収めようとしてる。
とか。
たとえば。
大して楽しくはなかったんだけど
楽しみハードルの設定をすごく低く設定してて
それを上回ったから
想像以上に「楽しいもの」として
記憶されてる、とか。
あるじゃないすか。
すげえこわもてなひとが、ふとカマしたゆえに
「ふとんがふっとんだ」
が、極上のギャグとして大爆笑を呼ぶ
的なパッターン。
あるいは、たとえば。
「つまんなかった」じゃ
ブログネタになりようがないから
「楽しかったてい」にしてる、とかね。
まさかのやらせ?
*
いや、ホントに楽しかったんだけど
「おれは青森、ホントに楽しかったのか?」
*
。。。
*
あああ。
こういう前フリをさらっと流して。
「ココ、いきました!」を
写真の連続でごまかしといて。
今回の旅の全容をさらして。
次のエントリーで
2日目の朝に挙行した「コーモンめぐり」を
これまた写真の連続でごまかそう。
って、もくろんでたのに。
どうやら、ここはこれでしめといて
「つづく」にしといたほうが
収まりがいいような気がしてきたぜ。
いや、ホントに楽しかったんだって!