キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

やじるしさんのことと、ウタゲの失言とか「ブログやってるひとって語りたがりだよね」とか

こないだの土日のこと。土曜編その5。

駒沢大学駅前のシャレオツなお店に入る。
貸し切りの3時間飲み放題。

翌日のリレマラに提出するチェック表に記した
「2杯目」のビールが空いたころ
まだ、30分しか経ってなかった。

「すんませーん、生ビールおかわりー!」
====


それでもすごくセーブしたの。
2軒目もいったけど、
合わせて5杯ぐらいに抑えた。

いや、もうちょっと飲んだかな?
でも、記憶はちゃんとぜんぶ残ってる。

「ウタゲにおいて、キクチが記憶ロストしない」
って、わかるひとにはわかるが
わからないひとにはわからないし
クッソどうでもいいケド、
わりとすげえ偉業なのだ。



アフターから、やじるしさんが合流した。
お会いすんのは2、3年ぶりだとおもう。

やじるしさんはさいきん
ブログを書かなくなっちゃったので
村のなかでももう、知ってるひとが
少なくなっちゃってるかもしんないが。

ブログがむちゃくちゃおもしろい淑女で。



ブログがおもしろいひとって
リアルだとあんがいものしずかだったり
逆にリアルでもクソおもしろかったり
わりとパキッとタイプが分かれるんだが。

やじるしさんはリアルも
視点がものすごくおもしろい。

たとえば、ヒトサマのブログを読んでて。
書かれていることの真意とか
書かれていないぶぶんを
するどく読み取れるタイプ。

で、いて。
それをリアルで「こういうこと」って
ちゃんと語れるひと。



冬眠中のやじるしさんのブログ。
どんくらいブログがおもしろいかっていうと。

折に触れて出してる
「キクチがブログ村に登録したころの話」

無知なころのクソおもいあがりっぷりが
はなはだ、こっ恥ずかしいが
たとえ話として、出しとくと。



ブログ村のマラソンカテゴリーに登録するとき。
どんなおもしろいブログがあんだろうって
ランキングをたどってひととおり、みてみた。

なにしろ、クソおもいあがってたので
「どんなおもしろいブログがあんだろう?」
って視点というよか。
「おれのよりおもしろいブログなんてあるの?」
ぐらいな、敵情視察的な視点で。

ぶっとばされてもいい感じで。



結果。
「こりゃちょっと、どうしてもかなわねえぞ」
ってのが、3つだけあって。

「このままいくとおれは4位か。
ちっ、クソだせえな」って、
やっぱクソ思い上がってたんだが。

そのうちの1つが、やじるしさんのブログ。
衝撃的だった。
とかいう。



4年前の足立フレンドリーだったかな。
で、はじめてお会いして、
「あっ、リアルなやじるしさんだ!」
すげえ緊張したおぼえがある。



あるじゃないすか。

村に登録して、人気のあるひとが
ある種、有名人みたく見えて。

おもいきってイベントに参加してみたら
「おお、実在してたんだ」
ってやけにてんしょんあがる。
みたいなの。

そんとき、たしか。
みそらさんもはじめましてで。
あからさまにキョドっちゃって
プロシードさんにゲラゲラ笑われた。

ナツい。



しかし、上記したように。その後
やじるしさんのブログは冬眠状態に入り。
リアルからもオンラインからも消息を絶ったので。

ショージキ、
もうお会いすることはないんだろうな
と、おもってた。

すごくさびしいことだけど、
よくあるっちゃよくあることでもあって。
ブログ村でも売るほど見てきた光景じゃん。
そういうの。



それが最近、ツイッターを再開するようになり。
きょう、ウタゲにもいらっさるという。

そりゃ、てんしょん上がるに決まってますよね。
翌日にひかえてるリレマラとの
板挟みが、痛いw



おひさしぶりのやじるしさんは
相変わらず、視点が深い。

いまでもあんがい、
いろんなブログを読んでるらしくて。
それについても語ってらして。

まだまだ足りない。
お話ししたいことが
積もる話が、山ほどある。



ウタゲががんがん盛り上がるなかで、直接
この辺境クソブログを
すごくほめてくださったことがあって。
ものすごく、うれしかった。

どんくらいうれしいかというと、
ほめた本人がおもってるのの、30倍ぐらい
ほめられた本人は、小躍りした。



「朝起きたときに」
「クソ辺境を読むのが楽しみで」

「あ、そういえば。。。」
「やめるうんぬん言ってたけど」
「だから、やめちゃわないでねー」
とか。ウレションだだ漏れなのに。

マルコリーニ。
「あ、こいつは言ってるだけだから」
「そう、いつものやつ。いつものやつ」
「そうやって、かまってもらいたいだけだから」

くっそ、くっそ。
バレバレじゃねーか。



おれは、おれで。
「あんたもいいかげん、ブログ書けよ!」
「たとえば、きょうのこういうこと!」
とか、失礼なことをほざいたが
そんくらい、うれしかったんだとおもう。



ことほどさように。
ウタゲでは失言の連続で。

いっそのこと
記憶ロストしちゃえばよかったのになあ。
覚えてなくて平和なのになあ。
おもったりおもわなかったり、した。

なまじっか、覚えてると
帰り道で、胸が痛い。



たとえば。
「おめえなんか、たまたま1回
3時間きっただけじゃねーか!」
とかね。



フォローするわけじゃないが。
官九郎さんは「たまたま1回きった」
じゃなく。

「力はじゅうぶんあるくせに、それまで
たまたま、きれなかっただけ」
ってことは、よおく知ってるし
そういうことを言いたかったの。

じゃあ、その場で言えよって話だ。
フォローそのものじゃねーか!



たとえば。
「マルさんのことは
すきかきらいかでいえば、すきですけど。
得意か苦手かっていえば、苦手です!」
とかね。



フォローするわけじゃないが。
マルさんのことは
苦手か苦手じゃないかっていえば
いうほど苦手ではないの。

「キクチとはぜんぜん飲めるけど
サシノミはちょっと、アレかな」
ナドトおっさってたが。

おれはサシでもぜんぜんイケるし
それもおもしろくなりそうだな
ぐらいのことは、おもってるの。

自意識過剰たっぷり的に。
たぶん、マルコリーニは
いっちさんとおれがたまにサシノミしてんのが
うらやましくてしようがないんだとおもうの。

。。。

フォローにもなってねえし
てめえは、ナニサマなんだよ!



。。。



ちなみに、このウタゲ。
こんな席順だった。

入口
   マ  や  え  夫
  ーーーーーーーーーーーー
 |            |
  ーーーーーーーーーーーー
   キ  サ  フ  官

「東京おもてなし隊(仮)」っていうわりにゃ
大阪からいらしたえむさんとサトさんのネタ
ぜんぜん出てこねえじゃねーか。
もてなしてねえじゃねーか。

って、おもうじゃないすか。

それはこういうふうに
サトさんとは隣でいろいろ話せたが
えむさんはちょっと遠いっていうか
マル・やじるしの壁が分厚くって
ぜんぜん話しかけらんねえ!

ってのもあんだけど。



ワタナベさんだったかが、つい先立って。
「ブログを書くようなやつは基本、語りたがり」
ってことをおっさってて。

それはブログにおいてもリアルにおいても
ものすごく、あたってて。
このウタゲも例外ではなく、

みんなとにかく、やたら語りたがる。

「ホストのバイトをしてた」だの。
「六三四の剣はどうだ」だの。
「あのブログはこういうことを言ってる」だの。
「リアルな女性に興味はない」だの。
「家の裏にジムがあるとチョー便利」だの。

まあ、発信したくてしようがない。

よしんば、誰かがおもしろいことを言えば
それを越えてやろうって、かぶせにいく。

隙があれば、じぶんアッピールしたい。
野心ブリブリ。

すくつ。



というなかで。
えむさんとサトさんっていうのは。
基本的に、ものすごく聞き役で。

いや、えむさんもサトさんも
ものすごく発信はしなさってるし
それはいちいち、キクチの心を鷲づかむ。

でも、「語りたがり」な群れにおいて。
みじんでも「聞き役」アビリティがある
というひとがいれば。

それは、かっこうの餌食というか
みんな、話したがるわけで。
だって、聞いてくれんだもん。



っていうのに味を占めて。

語りたがりどもは
とにかく、おのれの個を出したがる。

なにを言いたいかというと。
そういう「聞き役」なえむさんサトさんは
「語りたがり」が跋扈する「ブログ書くひと」
の群れにおいては、ものすごく貴重というか
稀有な価値が際立つ存在で。

それをいいことに
まんまと話しまくるブログ書くひとたちは
かれら夫婦の掌の上で踊らされてるの。
気持ちよく、ヒラヒラと。



で、それはひょっとしたら。
「ご夫婦で同伴してる」
ってことも多少は影響してんのかもしんない。

3週間前、サトさんが単独で出張で
ウタゲをカマしたとき。
すげえいろいろ、語り倒してたもん。

その感じでいけば、
えむさんが単独で東京にいらして
ウタゲをカマしたら
やっぱ、すげえ語り倒してくださるのかも。



って、気づいて。
世紀の大発見づらをしかけたが。

マル⇒かまわず毒吐きまくる
マル夫⇒かまわずフジヤマにツッコみまくる

って図式を目の当たりにすっと。
ご夫婦同伴うんぬんってのは関係なくって。
やっぱえむサト夫妻の聞き役キャラっぷりが
際立ってんだなあ、って気づく。

おれも聞き役キャラになりてえ。
おもったりおもわなかったり、した。



。。。



そんなこんなで、クソ楽しくて。
けっきょく2軒目もいっちゃって。
ものすごく盛り上がったわけだが。

ちゃんと記憶は残ってて。
そのまま、ちゃんとおうちに帰って。



こういう、セーブしたときって
家に帰ってからちょっと物足りないなあって
ひとりでプシュ
しちゃうもんなんだが、それもなく。

それどころか。
酔い覚ましだか、脱水回避だかで
しじみのみそしると麦茶を2杯飲んだり
なんかしちゃって。

あまつさえ、もし夜中目覚めたとき
ちゃんと給水できる用に
枕もとに麦茶を置いたりなんかして。

「きょうはきょうで楽しんだけど」
「明日はやったる」

くらい、翌朝のリレマラ意識高い系で。
床についたんだが、まさかね。


土曜編ちゃんちゃん。
まだつづくのかな?