5月某日、こんなLINEがすっとんできた。
メンツはいつもどおり。
コッコさん、ユキねえさん
プロシードおじさん、ムネコフさん
キクテイ
ってんで、こないだの日曜
ご相伴にあずかってきた。
*
なんていうか、メンツは
「関東多摩川のほう」っていうか。
ある意味におけるご近所さん。
ただ、今回。
異常な胸のざわつきを覚えていた。
コレだ。ゆえ。
スペシャルゲストとやらがどなたなのか。
ユキねえさんもコッコさんも
けして明かしてはくれない。
*
言っても、プロシードおじさんとは
6月、だいたい毎週のようにお会いして
ウタゲをカマした。
どこでウタゲをカマそうと。
プロシードおじさんとは
帰る方向がだいたいおんなじなので
帰り道で、つど、話題になっていた。
「スペシャルゲストって、どなたぞ?」
*
コッコさんはサッコン。
村においてすっかりレアキャラにならせられた。
去年の春、台湾の赴任から帰ってきてからも
おしごとがクソ忙しいらしい。
ブログをものすなんて言うに及ばず
ジョグだって
「トレーニング」っていうよりは
「健康のため」「気分転換」
ぐらいのもんらしい。
っていうか、最近の村のひと。
ヘタすっとコッコさん、知らないかも。
コッコさん、レアキャラかも。
*
って、他人事みたいに言ってて気づいた。
ユキねえさんもムネコフさんもキクチも
もはや村にいるんだかもよくわかんねえ
レアキャラじゃねーか!
レアキャラの集いじゃねーか!
よしんば、そう走ってもいない。
*
なかで。
プロシードおじさんだけ。
最近またおもむろにつぶさに
ブログを更新しだしたし。
この日はこの日とて。
「早朝からクソ暑かったです、ジョグしてて」
ナドトおっさる、レアキャラの集いにおいて
ある意味で異端児になってる。
*
。。。
*
で、プロシードおじさんもおれも
コッコさんのことが大すきで。
「コッコさんにお会いでける」
あまつさえ、クソ美味いにきまってる
コッコさんの手料理を食べられる。
ってだけでも超絶wktkもんなのに。
スペシャルゲストが気になって気になって。
*
当日。
コッコさんの家にいくまえに
おじさんとムネコフさんと最寄駅で落ち合って。
スーパーで酒を買ってくことにした。
ときも。
「スペシャルゲストさんのために
かわいげのある1%の酒も買ってこう」
なんつってみたり。
もう、気になってしようがない。
*
「フルでの参加はむつかしい」
というヒントをもとに。
プロシードおじさんは
「名古屋在住のあの美女ガー」
に、ヤマを張っていた。
なんで「名古屋在住のあの美女ガー」が
川崎のコッコさんのおうちに出没するのか。
おれには、どうも機序がわからないが。
考えようによっちゃ、わからんでもないが。
「スペシャルゲスト」って言うからには
そういうもんなのかも。
ナドト、カマトトぶったりして。
ミョーに納得したりもしてた。
*
そんなこんなで。
駅前のスーパーで酒を買い込み
コッコ邸へ向かってあるいてると。
道の向こうから、わりとハードめに
ジョグしてくるひとがいた。
えっ、萌え太郎さん?????
*
実は、おれはおれとて。
スペシャルゲストの濃厚な候補として
「萌え太郎さん」を、密かに抱いてた。
○コッコさん家のすげえご近所さん
○ほどよいレアキャラっぷり
○いらしたら、みんなよろこぶ立ち位置
ってんで。
*
「皆さまの大好きなユキねえ」
とは、じゃっかん方向性が違うものの。
っていうか、そもそも男性だが。
その。
「美女ガーとおもわせといて。。。」
的なとこもいかにもサプライズっぽいし。
ずっと器械体操をやってた萌え太郎さんは
「おれたちの大好きなユキねえ」にとって。
「筋肉が大好きなユキねえ」にとって。
絶好の筋肉餌食、でもある。
筋肉餌食ってなんすかね?
*
が。
萌「あれ? どうしたんすか?」
驚いた表情を浮かべたまま
あまつさえ、ジョグのペースを落とさぬまま
コッコ邸とは逆方向の
おうちのほうへ向かってった。
鬼嫁さん引力、パねえ。
*
っていうか。
GW明けにいきなりLINEをくだすって
萌えコースをカマした、萌え太郎さん。
いっとき更新しだしたブログも
さいきんまた、停滞気味だし
動静がちょっと気になってたんだが。
あいかわらず、ああいう爽やかな感じで
あいかわらず、ちゃんと走ってる。
ってことがわかって。
なんだかよくわからんが
ああよかった、おもった。
*
コッコ邸に到着。
玄関に男モノっぽいスニーカーが一足。
おじさんとおれは、謎のニヤリ。
「おう、そうきたか」
コッコさん家のごく近所に住まう者。
萌え太郎さんと、もうひとかたいらして。
ホシヲさん。
ナルホドナルホド、そのセンだったか!
*
「おじゃましまーす」
宴席のある部屋に直行し、見まわす。
が、誰もいない。
かくれんぼ?
いやいやいやいや。
あのスニーカーは
コッコさんのものでござった。。。
*
「スペシャルゲスト、来られなくなっちゃって」
と、コッコさん。
「え? けっきょく誰だったんすか!?」
すかさずキレこむ、おじさん。
「どんだけ、スペシャルゲスト気にしてんだよ」
クールなていでいて。
おんなじぐらい気になってた、
ムネコフ&キクテイ。
耳をそばだてる。
。。。
うーむ。
そりゃ、おれが超絶大歓喜だったじゃねーか。。。
マジか。
*
小料理屋コッコ、あるいは居酒屋コッコ。
お料理はマジガチ、美味かった。
キクチが撮ったやつ。
「お料理」だっつってのに
写真がヘタクソなうえに
ライチがこんなんデカくてどうすんのさ?
*
こういう豪勢。
お借りします(↓)。
「キクちゃん来るから」
「ポテサラ」とか
悶えすぎて、召されるかとおもた。
*
蒸し鶏とか、もうね。
コッコさんは、タレもお手製で。
ぽまいはバケガクか!
ぐらい、いろんな材料を複雑に調合してて。
でいて、それが高度にバランスしてるとか。
*
さんざん飲んで食ったし
いろんなことお話ししたしで
誰も言わないけどなんとなく感じる
「ここらへんがころあいかな()」
ってとこで。
お椀に軽めに盛られた
シメのラーメンが出てくる。
やさしい塩味。
タイミング、量、風味。
*
こんなん感じで終始。
コッコさん、ゆきとどきすぎてる。
その時点でおれはそうとうマジで
あらためてコッコさんに惚れたし。
ムネコフさんもプロシードおじさんも
ユキねえさんだって
コッコさんにガチで惚れたとおもうんだ。
*
これは大げさでもなんでもなく。
ブログ村に登録して
いろんなひとに出会えて
走ったり飲んだりできてきて。
それはいちいちうれしく楽しいことだけど。
その出会いってのは。
こんないい齢になってから
おんなじ趣味趣向をもってて
あまつさえ、利害関係がねえ
って、けっこうミラクルなバランスで。
距離感もなんかほどよい、という。
いつもぼんやり感じてる、そういうことが
今回のコレに集約されてんな、見事に。
おもったりおもわなかったりした。
いろんな想いがたぶんあって。
そのひとつひとつを。
想いを噛みしめた。
そんくらい、しあわせな時間だった。
*
いっぽうで。
こないだの日曜は、こんなことでもあった。
これって、つづくのかな()
つくばにエントリー、したのかな()
っていうかスペシャルゲスト、誰だったんだぜ?
*
きょうは「欹てる」
本文中にアリ。
ああ、文才?
チョー関係あるにきまってんじゃん。
と、おもうの。本質的な課題でしょ。