キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

速く走りたけりゃもっとフォームに気をくばったほうがいいな、みたいなこと 2018かすみがうらマラソン(スタート~10k)

かすみがうらマラソンのレース経過。
きょうは10kまで。

スタート前から決めていたのは
「キロ5分20で巡航する」で。

走り出してムリッポだったら落としゃいいケド
へんなアドレナリンでぶっとばすこと
だけはよしとこうっておもってた。
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あ、いちおう。
コースの全体図(↓)。
かすみがうらmap

すげえ大まかにいうと。
2kぐらいで坂を上り、
台地(?)の上を走って
ハーフすぎで坂を下り、湖畔を走る。

台地の上り下り以外は、おおむね平坦。
というコース。



起伏って意味では。
上記、台地の入口出口。
1k地点と7k地点の常磐線との立体交差。
15k地点の謎の谷(?)ぐらい。



で、おれ。
かすみんは7年連続7回目なんだが。
さっき、ふとキョライしたのは。
キョライしたっていうか
内なるバカが降臨したのは。



あのう。
2回ある常磐線の立体交差。

1回目はスタート直後の平地。
2回目は7k地点、台地の上。

高低図によると、台地へは。
20mぐらいダラダラ上るんだが。
なんで2つがおんなじぐらいの
立体交差なんだろう?
ってことで。

台地へ20m上ったんだから
常磐線は手加減しろよ。

電車も台地を駆け上ってんじゃねーよ。
イキってんじゃねーよ。
つれーじゃねーか。

おもった。
わがまま言ってんじゃねーよ。

ってのは、どうでもよくって。



コース図の、左半分をトリミング(↓)。
「を?」「に?」
かすみがうらmap_left
画像はいずれも公式サイトから。



以下、
タイムはそれぞれ上段ガーミンヌ、下段は公式ネット。

ガーミンヌでは、総距離42.47km。
現場の距離表示とのズレは
前半20秒くらい
20k地点のトイレで20秒くらい
30k地点でさらに20秒くらい。



スタート~5㎞
26:03/26:03(531、456、514、503、519)
26:11/26:11

5km~10km
26:10/52:13(505、514、517、521、513)
26:21/52:32

ペースに落ち着きがなさすぎw
この茶目っけは、なんだぜ?



。。。



マラソンの前半をキロ5分20で走るのは
サブ4を目指してたとき以来だから
すげえ、ひさびさで。

今回。周りを走ってたひとを眺めてて
なんかちょっと、斬新だった。

で、キョライしたのが
「フォームのキレイさは速さに比例する」



フォームって。
レベルがあるていどイッたひとの
「足底のどこで着地するか」
とかってのは、実は瑣末なことで。

キロ5分20で走るひとってのは
(かつてじぶんが走ってたのと
1分ぐらいの違いがあるのをくらべると)

総じて、フォームがぶれぶれ。



あ、細かい専門的なことや
こむずかしいことは、わかんねえよ。

でも、じぶんなりに
むかしから気をつけてるのは
「動きが進行方向にまっすぐ」
「ほかもだいたいまっすぐ」
ってことで。

それが、キロ5分20のひとたちは
キロ4分20のひとたちとくらべると
「まっすぐではなかった」



まっすぐってのは、つまり。

足の運びが一直線だったり。
つま先が外も内も向いてなかったり。
腕ふりも平行だったりとか。

猫背でも反ってもいなかったり。
カラダ全体が左右にぶれなかったり。

で。
キロ5分20のひとたちは
概してわりと盛大にアバウト。

カラダをねじるようにしてたり。
とかね。



だから、たぶん。
着地がかかとか足底ぜんぶとかつまさきかとか
肩甲骨を効かして腕をふるだとか
それは、第2段階(?)の話で。

全体のバランスのなかでの
上で「瑣末」って言っちゃったけど
わりともっと微調整段階の話で。



ああ、なんか、
どんどん言いたいことからそれて
瑣末な方向に向かってってんだけど。

何を言いたいかというと。

かつてキロ4分20だったひとが
おれがキロ5分20のひとを
「フォーム直せば、もっと楽に速く走れるのに」
っておもったのの輪廻(?)で。

キロ3分20のひとはキロ4分20のひとを
キロ3分のひとからはキロ4分のひとを

「フォーム直せば、もっと楽に速く走れるのに」
「カラダがぶれぶれだな」
っておもうんだろう。

っておもった。



ふんわりしてるな。。。



だからその。
「もっと速く走れるようになりたい」
としたらば。

走り込むとか心肺を追い込む
ってのもそりゃ重要なんだろうけど。

「まっすぐ楽に速く進めるフォーム」を
もっとちゃんと磨くことも
おんなじぐらい、重要で近道。
なんじゃねえか、と。



で、この日。
5分20で走ってたおれはというと。

上記みたいに上目線で他人事ふぜいなくせに。
たぶん、はたからみたら、いっしょで。

自覚したのは「足音デカい」。

なので、足音デカい自体にいろいろ
もんだいがあんのかもしんないが

とりあえず、忍者を気取って
すり足ぐらいの心持ちで進むことにした。
着地衝撃による体力のロスも減りそうだし。



「いま、精一杯やってるぅ?」
って問いかけに。

「おうよ! 全力でまっすぐ」
「全力で、気配を消してるぜ」
まだけっこう、かづよく、応えつづけた。

でも、言うほど、よゆうはねえw



そうそう。
いい意味でじぶんに集中してたからか。

「ブログみてます」って
話しかけてくだすった奇特なひとがいたのに。
とっさのことに「う、あああ」とか
塩対応しちまって。

そのひとらは、
おれよかぜんぜんペース速いから。

ずんずん遠ざかってく背中をながめながら
おのれのコミュりょくのなさを
末代までうらんでやろう。

おもったおもいましたとさ。

ゴール後に話しかけてくだすったひとにも
対応がキョドりすぎで、
マジ、すんませんでした。


つづく。