「心は折れてないですよ」
41k地点。
沿道にはっちさんと官九郎さんを見つけ
そんなことをほざいた。
34k付近で右ヒザが悲鳴をあげ、
もうまったく、まともに走れない。
41kめのラップなんか6分35だ。
にもかかわらず。
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2018年のかすみがうらマラソンは
徹底的にじぶんと向き合うと決めた。
タイムとか周りのひとがどうだとか、関係ぶう。
いまの一瞬一瞬、おれは全力を尽くしているか?
ゴールまで自問しつづけることにした。
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いままでマラソンを走ってるとき。
独りごとは、わりと叱咤方面で。
「てめえチンタラなめてんじゃねえぞ」
「勝負しろったら!」
「苦しいですとか、どうでもいいから」
こんなんなんだが。
きょうは
「いま、精一杯やってるぅ?」
やさしく、問いかけつづけた。
「おうよ!」
かよわく、応えつづけた。
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41k地点で。
はっちさんと官九郎さんに
わけわかんねえアッピールしたのは。
そこまで、じぶんの全力を尽くせている
のの確認と。
あと、1kちょい。
いっときも油断せず、ゴールしてやるぜ。
の、宣言みたいなもんだった。
いま、おもえば。
ロンのモチ。
おれなりにがんばってるってことを
2人に伝えたかったってのも、ある。
あ、具体的じゃなさすぎる
雲をつかむような話だな。
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具体的に挙げますれば。
スタートラインで。
「きょうは何があろうと絶対あるかない」
ってことにキメた。
じぶんがもう一度マラソンに取り組むには
最低限「完走」しとかなくちゃ
おもったからだ。
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ヒザが火を噴いてからの残り8kは
とくに、ちょっとキツかった。
いやおうなくスローダウンしてしまう。
スローダウンするということは
ゴールまでそれだけ長い時間
よぶんに走らなくちゃならないということだ。
周りのひとにもおもしろいように抜かれまくる。
「みんなおれよか、がんばってるのに」
って考え出すと、みょうなスパイラルが始まりかねん。
。。。おいおいおい。
周りのひとは関係ぶうじゃ、ねえのかよ!w
霞ケ浦の向こうに見える
ぜんぜん近づいてこない
ゴール地点・土浦市街のビル群。
なまじっか雨もやみぎみで、よく見えやがある。
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でもけっきょく、ゴールまで
あるかずとまらず、走りつづけられた。
いまのじぶんの最低限のことはできた。
「最低限」ってえと松竹梅の梅感でいっぱいだが
「もうマラソンを走ることはないかも」
いっとき、そうおもった時期もあったので。
ゴールできたときは満足しか、なかった。
マラソン走ったなかでいちばんうれしかった
と言っても過言ではなく。
じぶんとの勝負に勝てた。
その戻ってきた感がたかぶって
【ソクフォー】にあんなん、
わけわかんねえこと書いた。
どうしても書いておきたかったのだ。
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なんだよこの、漠然としすぎてるぽえむ。
でも、じぶんのなかで
まずこのことを書いとかないと
レース経過もへったくれもないので
とりあえず。
ホント、きょうは。
夜、家についたらガクッと
精も魂も尽き果てた音がした。
もう何もできないしたくない。
ぐらい、やり尽くした。
ほんとうに、くたびれた。
(ので返コメはあすで、のエクスキューズw)
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ので、きょうは中途半端にここまで。
おいおい、経過をまとめてくショゾンだが
3時間50分で走ったマラソンの経過。
そんなん、どこにニーズがあるのか、
疑問がはなはだしすぎる。