キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

初・酒を飲まずにフジヤマさんとゆっくり話した。あまつさえマラソンのことを

リレマラのつづき

ほうほうのていで夢の島競技場に着く。
陣地にいくと、もうみなさん
だいたいいらしてた。

「はじめまして!」
トガーさん、安定の伝統芸能ぇ。
====


トガーさんは、スーツ姿。

なんでかっていうと
コレ、言っていいのかわからんが。
トガーさんは土曜もふつうに仕事があるひとで。

きょうもご家族には
ふつうに仕事にいくていで
朝、家を出てきたらしいんだw



だもんだから。
参加賞とかパンフとかゼッケンとか
会場内で誰かにあげたり捨てたり
まったく痕跡を残さないようにしてた。

その、ものすごく手慣れた感じが。

「土曜はふつうに仕事があるてい」
を隠れ蓑に。いままでどれだけの
内緒のオイタを重ねてきたのか
を、なにより雄弁に語ってる気がした。

ホントこのひと、ウソばっかし。

っていうか、きょう仕事はなかったのかよ?



スタートまで、まだ時間があって。
アップするには早すぎるし
着替えるにはさみいし
って、もてあましてたころ。

オレオさんがノーモーションで
いきなり語り出す。



「恋っていうのは、ですね。
押せばいいってもんじゃないんですよ。
押したり、たまには引いたり。
そこが大事なんです」とかなんとか。

よくわかんないけど、おれに言う。

おれに向かってそれを言う
意味もわかんないし。

その理論ってさあ。さも、
オレオさんの秘技みたく言ってるけど
わりと西方面で金科玉条みたく
言い継がれてきてねえか?

ナニワブシヌス。



でいて。

チーム50のチアコスに着替えた
かっきぃさんが荷物を取ろうと
前かがみになるやいなや。

さもごく自然であるかのように
後ろからスマホのカメラをかまえて
太ももとかパンツを激写しようとしてるし。



浪花節みたいなことを持論のようにフイて
「だからおまえはダメなんだ」
ってトガーさんにダメ出しされたら。

「さすがトガーさんは恋愛偏差値が高い」
とか言って。

「あのな、その恋愛偏差値とかって
言うところがおめえ、恋愛偏差値低いんだよ」
ってトガーさんに追いダメ出しされても
いっこうに、めげない。

マジ、鋼のメンタルw



って、何も考えずにここまで書いて。
表題にはたどり着かない恐れが出てきたぜ。



あっ。
なんでこんなこと書いたかっていうと。
ってのをおもいだした。



そんな話をしてると。
「なんたら理論ってのもありますよね」
おれの隣にいたフジヤマさんが
2、3の恋愛に関する理論だか法則とやらを
いきなり語り出す。

おめえ、フジヤマよお。
走ることと、酒飲むこと以外に
おめえに語るべきことなんか、あんのかよ。
あまつさえ、恋愛の理論だか法則かよ。
マルコリーニなていで。



フジヤマさんと出会って3年ぐらいかな?

チャンネー的なことを
その口から一切聞いたことがないフジヤマさんが
そんなことを言い出したのが
なんかもうツボっていうか。

おめえ、フジヤマよお。
理論を語ってる間に実践しろや。
マルコリーニなていアゲインで

ぽまいは、耳年増な男子中学生かよ。
おもったりおもわなかったり、した。

きょうのフジヤマさんは、何かが、違う。
のかもしれない。



。。。



レースが終わったあと。
着替えてトイレいってウロウロして。

陣地に戻ろうとすると、
フジヤマさんとすれ違った。

どうしたんですかって訊くと。
「いやあ、アルコール等をせしめようとおもって」
駅前のコンビニにいくんだっていう。

ので、イッチョカミすることにした。



村から参加した3チームのうちの1つが
キリ番当選みたいのをしたらしく
あとで行われる表彰式で何かもらえる
ってことが判明したので
表彰式までの時間つぶしがいる。

っていう事情だ。

っていうか「アルコール『等』て」www



新木場の駅から夢の島競技場までは
10分ぐらい、あるく。

その間には店とかいっさいないし
会場でもアルコール「等」は売ってない。

駅前のコンビニまでいっしょに歩きながら
せっかくだからってんで。
マラソンのことをいろいろ話すことにした。



フジヤマさんとは。
いままで話した場の9割9分が居酒屋で。
あまつさえ、マラソンの話なんか
「おまえもサブフォー目指してがんばりたまえ」
とか、そんなどうでもいいのしかしないし。

「シラフで」「マラソンの話をする」
(しかも、このおれと)
ってのは、ものすごく希少な経験だ。



フジヤマさんは、
無駄にマラソンで2時間40分を切ってる
だけでなく。

じぶんはブログを書く気がないくせに
無駄にひとのブログはよく読んでて
おれが最近、まったく走ってないことも
知ってるし。

無駄に記憶力が抜群なので。
去年の古河はなももの
ご自身とおれのことも、よく覚えてる。



「前のはなももでああだったんだから」
「ちゃんと走れば3時間切れるとおもうんっすよ」
とか、言う。

(何で走らなくなっちゃったのかを
ひととおり説明したが、長くなるので措く)

「じゃあ、1500とか5000とか」
「そこを目指してみるのもいいかもしれないっすね」
とか、言うので。

それはテキトーに流してw

「フジヤマさんはふだん
どんな練習をしてるんですか?」
訊いてみた。

いまのおれに参考にはならねえが
なんとなく、気になるじゃん。



平日は週に2、3回。
10~15kぐらい走る。

朝か、夜。

週に1回はペース走。

あと、1、2回はジョグ。
ただし、ゆるゆるは走らない。

ゆるゆる走りはじめても、だいたい。
ビルドアップ的に。
最後はそれなりのスピードまであげる。

最近、時計しないのがマイブームなので。
ペースは感覚。

週末は20kと30kで計50kぐらい。



駅前までの往復20分。
ごくざっくり言うと、そんな感じだ。

ご、ごくフツーじゃねーか!

わざわざブログに書いてジャーンするほどの
ことは、ねかったんじゃねえのか?



走るの好きですか?
「ぜんぜんすきじゃないっすよ」

モチベーションはなんすか?
「もう少し、速くなりたいんっすよ」
「5000もハーフも、マラソンも」

なんで走ってるんすか?
「もう少し、速くなれるような気がしてるんっす」

おめえ、ソレってよお。
走るの、すげえ好きなんだよたぶん。



じぶんなりにわかったのは。
「フツーじゃねーかをたゆまずやってる」
「向上心を持ちつづけてる」

ってことの大切さで。

速くなったりつおくなったりするには
魔法も魔法みたいな練習もない。
あるわけ、ない。

ってことで。



ところで、来月末のOTTの
ツボを売ってみたんだが。

「ひとりで東京から新潟まで走りに行く」
とか、わけのわかんないことを言う。

そんな個人の裁量でどうにでもなる
フリーダムな予定はちょっとずらして
「OTTでトラックを激走しよう」
って気には、なりませんかね?



。。。



このリレーマラソン。
フジヤマさんとおんなじチームだったんだ。
そういえば。

フジヤマさん
Hiroさん
ユーリさん
ゴミムシ(リレーした順)
っていう超豪華メンバー。

ハーフをこの4人でリレーする。
1人1kぐらいを5巡。



今回の村のみなさんの感じから
それほどシビアなフインキもないので
おれは、気安くイッチョカミしたし。

事実。
フジヤマさんとHiroさんとユーリさんに
タイム的な貯金をしていただいて
おれさまちゃんがそれを食いつぶす。
ぐらいのプランだったので。

おれは、通してキロ5ぐらいでいけるかな()
いければいいな()
いけなかったら、いけるペースでいいかな()
って皮算用。



いや、いまのおれにとっては
「キロ5」って謙遜でもなんでもなく
とんでもない神速なのだ。

なのだ。

別に、走るのはおれ自身で。
シューズはただの道具だから
おれが速く走ればいいのかもだが
速く走れるべくもないので、
身の丈に合わせたライトレーサー。

脚の保護のほうが、大事。

あ、「身の丈に合わせた」ってっても
ほんとうに合ってるのかどうかすら
いまや、よくわからんちん。
ライトレーサーでも、トゥーマッチかもねん。



そんなわけで、つづく。

次はたまには、走ったことでも書く。
ショゾン。