リレマラのつづき。
ほうほうのていで夢の島競技場に着く。
陣地にいくと、もうみなさん
だいたいいらしてた。
「はじめまして!」
トガーさん、安定の伝統芸能ぇ。
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*
トガーさんは、スーツ姿。
なんでかっていうと
コレ、言っていいのかわからんが。
トガーさんは土曜もふつうに仕事があるひとで。
きょうもご家族には
ふつうに仕事にいくていで
朝、家を出てきたらしいんだw
*
だもんだから。
参加賞とかパンフとかゼッケンとか
会場内で誰かにあげたり捨てたり
まったく痕跡を残さないようにしてた。
その、ものすごく手慣れた感じが。
「土曜はふつうに仕事があるてい」
を隠れ蓑に。いままでどれだけの
内緒のオイタを重ねてきたのか
を、なにより雄弁に語ってる気がした。
ホントこのひと、ウソばっかし。
っていうか、きょう仕事はなかったのかよ?
*
スタートまで、まだ時間があって。
アップするには早すぎるし
着替えるにはさみいし
って、もてあましてたころ。
オレオさんがノーモーションで
いきなり語り出す。
*
「恋っていうのは、ですね。
押せばいいってもんじゃないんですよ。
押したり、たまには引いたり。
そこが大事なんです」とかなんとか。
よくわかんないけど、おれに言う。
おれに向かってそれを言う
意味もわかんないし。
その理論ってさあ。さも、
オレオさんの秘技みたく言ってるけど
わりと西方面で金科玉条みたく
言い継がれてきてねえか?
ナニワブシヌス。
*
でいて。
チーム50のチアコスに着替えた
かっきぃさんが荷物を取ろうと
前かがみになるやいなや。
さもごく自然であるかのように
後ろからスマホのカメラをかまえて
太ももとかパンツを激写しようとしてるし。
*
浪花節みたいなことを持論のようにフイて
「だからおまえはダメなんだ」
ってトガーさんにダメ出しされたら。
「さすがトガーさんは恋愛偏差値が高い」
とか言って。
「あのな、その恋愛偏差値とかって
言うところがおめえ、恋愛偏差値低いんだよ」
ってトガーさんに追いダメ出しされても
いっこうに、めげない。
マジ、鋼のメンタルw
*
って、何も考えずにここまで書いて。
表題にはたどり着かない恐れが出てきたぜ。
*
あっ。
なんでこんなこと書いたかっていうと。
ってのをおもいだした。
*
そんな話をしてると。
「なんたら理論ってのもありますよね」
おれの隣にいたフジヤマさんが
2、3の恋愛に関する理論だか法則とやらを
いきなり語り出す。
おめえ、フジヤマよお。
走ることと、酒飲むこと以外に
おめえに語るべきことなんか、あんのかよ。
あまつさえ、恋愛の理論だか法則かよ。
マルコリーニなていで。
*
フジヤマさんと出会って3年ぐらいかな?
チャンネー的なことを
その口から一切聞いたことがないフジヤマさんが
そんなことを言い出したのが
なんかもうツボっていうか。
おめえ、フジヤマよお。
理論を語ってる間に実践しろや。
マルコリーニなていアゲインで
ぽまいは、耳年増な男子中学生かよ。
おもったりおもわなかったり、した。
きょうのフジヤマさんは、何かが、違う。
のかもしれない。
*
。。。
*
レースが終わったあと。
着替えてトイレいってウロウロして。
陣地に戻ろうとすると、
フジヤマさんとすれ違った。
どうしたんですかって訊くと。
「いやあ、アルコール等をせしめようとおもって」
駅前のコンビニにいくんだっていう。
ので、イッチョカミすることにした。
*
村から参加した3チームのうちの1つが
キリ番当選みたいのをしたらしく
あとで行われる表彰式で何かもらえる
ってことが判明したので
表彰式までの時間つぶしがいる。
っていう事情だ。
っていうか「アルコール『等』て」www
*
新木場の駅から夢の島競技場までは
10分ぐらい、あるく。
その間には店とかいっさいないし
会場でもアルコール「等」は売ってない。
駅前のコンビニまでいっしょに歩きながら
せっかくだからってんで。
マラソンのことをいろいろ話すことにした。
*
フジヤマさんとは。
いままで話した場の9割9分が居酒屋で。
あまつさえ、マラソンの話なんか
「おまえもサブフォー目指してがんばりたまえ」
とか、そんなどうでもいいのしかしないし。
「シラフで」「マラソンの話をする」
(しかも、このおれと)
ってのは、ものすごく希少な経験だ。
*
フジヤマさんは、
無駄にマラソンで2時間40分を切ってる
だけでなく。
じぶんはブログを書く気がないくせに
無駄にひとのブログはよく読んでて
おれが最近、まったく走ってないことも
知ってるし。
無駄に記憶力が抜群なので。
去年の古河はなももの
ご自身とおれのことも、よく覚えてる。
*
「前のはなももでああだったんだから」
「ちゃんと走れば3時間切れるとおもうんっすよ」
とか、言う。
(何で走らなくなっちゃったのかを
ひととおり説明したが、長くなるので措く)
「じゃあ、1500とか5000とか」
「そこを目指してみるのもいいかもしれないっすね」
とか、言うので。
それはテキトーに流してw
「フジヤマさんはふだん
どんな練習をしてるんですか?」
訊いてみた。
いまのおれに参考にはならねえが
なんとなく、気になるじゃん。
*
平日は週に2、3回。
10~15kぐらい走る。
朝か、夜。
週に1回はペース走。
あと、1、2回はジョグ。
ただし、ゆるゆるは走らない。
ゆるゆる走りはじめても、だいたい。
ビルドアップ的に。
最後はそれなりのスピードまであげる。
最近、時計しないのがマイブームなので。
ペースは感覚。
週末は20kと30kで計50kぐらい。
*
駅前までの往復20分。
ごくざっくり言うと、そんな感じだ。
ご、ごくフツーじゃねーか!
わざわざブログに書いてジャーンするほどの
ことは、ねかったんじゃねえのか?
*
走るの好きですか?
「ぜんぜんすきじゃないっすよ」
モチベーションはなんすか?
「もう少し、速くなりたいんっすよ」
「5000もハーフも、マラソンも」
なんで走ってるんすか?
「もう少し、速くなれるような気がしてるんっす」
おめえ、ソレってよお。
走るの、すげえ好きなんだよたぶん。
*
じぶんなりにわかったのは。
「フツーじゃねーかをたゆまずやってる」
「向上心を持ちつづけてる」
ってことの大切さで。
速くなったりつおくなったりするには
魔法も魔法みたいな練習もない。
あるわけ、ない。
ってことで。
*
ところで、来月末のOTTの
ツボを売ってみたんだが。
「ひとりで東京から新潟まで走りに行く」
とか、わけのわかんないことを言う。
そんな個人の裁量でどうにでもなる
フリーダムな予定はちょっとずらして
「OTTでトラックを激走しよう」
って気には、なりませんかね?
*
。。。
*
このリレーマラソン。
フジヤマさんとおんなじチームだったんだ。
そういえば。
フジヤマさん
Hiroさん
ユーリさん
ゴミムシ(リレーした順)
っていう超豪華メンバー。
ハーフをこの4人でリレーする。
1人1kぐらいを5巡。
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今回の村のみなさんの感じから
それほどシビアなフインキもないので
おれは、気安くイッチョカミしたし。
事実。
フジヤマさんとHiroさんとユーリさんに
タイム的な貯金をしていただいて
おれさまちゃんがそれを食いつぶす。
ぐらいのプランだったので。
おれは、通してキロ5ぐらいでいけるかな()
いければいいな()
いけなかったら、いけるペースでいいかな()
って皮算用。
*
いや、いまのおれにとっては
「キロ5」って謙遜でもなんでもなく
とんでもない神速なのだ。
なのだ。
別に、走るのはおれ自身で。
シューズはただの道具だから
おれが速く走ればいいのかもだが
速く走れるべくもないので、
身の丈に合わせたライトレーサー。
脚の保護のほうが、大事。
あ、「身の丈に合わせた」ってっても
ほんとうに合ってるのかどうかすら
いまや、よくわからんちん。
ライトレーサーでも、トゥーマッチかもねん。
*
そんなわけで、つづく。
次はたまには、走ったことでも書く。
ショゾン。