キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

直進行軍の謎とか坂には負けたけどコンピューターにはまだ勝ってるんだぜとか、みたいなこと

「キクチ、鳥元いくよね」
ほうほうのていで新横公園に着き、
顔を合わせるなり、ユキさんはおっさった。

断る理由がない。

43歳にもなって。
短パンのまま、新横浜の街を闊歩し
鳥元に入り、親子丼を食った。
おれは勝俣かよ。おもった。

しゃーーーー!



そんな1月6日。
ふらっとさんとユキさんが
新横浜公園で走ってると聞きつけ
おうちから新横浜までジョグしてみた。

背水の陣ファッション的に
往復ともジョグするつもりだったので
なるべく最短距離をとろうと
スマホの地図アプリをみながら進んでたんだが。

交叉点のたびにスマホを取り出すのが
途中でめんどくなって
大通りから大通りへとざくざく
わかりやすく進むことにした。

そんな往路。
20180106新横浜往路



おれ比ねぼうしたわけじゃないが
新横公園着は10時30分。

9時集合のみなさんはすでに、
きょうのジョグ、一通り終えてたので
待たすのもナンだなって
申しわけていどに公園を1周だけして
冒頭のとおり、親子丼を食いにいった。

しゃーーーー!

きょう、おれは。
「新横に親子丼を食いにいくために
ついでにジョグした」
ように見えなくもねえな。

とかは措く。



復路。

往路走ったぶんつかれてるし
ご飯を食ってビールも飲んでかったるいしで
今度こそはってんで、スマホの地図に従順に
最短距離をとることにした。

ほんとうはきょう、40k走ろう
おもってたんだが、仕方ねえ。

運動不足ちゃんの身としては
そんなことどうでもいいほど、
早くおうちに帰りたかった。

ほえあいず背水の陣ぇ。。。



さて。

AI(人工知能)の発達などにより
いまある職業のほとんどが
将来的にはなくなるだろう。

なんて言われてるサッコン。

おれのなりわいなんか、ごく近い将来
よゆうでAIに取って代わられるよね。
ドッキドキのビックビクだぜ。

というのは、いらねえ情報としても。



地図アプリを開き、最短ルートを割り出し
それに従順になった復路。

こいつがひんぱんすぎるんだぜ(↓)。
image

なんつうの。
人工衛星みたく俯瞰で線を引きゃ、
確かに最短ルートかもしんない。

でも、角を曲がったしゅんかん。
コレが出てきて。
image

うげえとおもいながら上り。
上りきるやいなや。
コレ(画像略)が出てきて
こんどはおもくそ、下る。



あまつさえ。

最初のコレ()を上りきったとき
それなりの高みに上ったので
いい景色だなあなんてうっとりするのもつかの間
地図が示すルート上に
おなじ目線の高さの高みが見ゆる。。。

つまり。
コレ()を上り
コレ()を下ったしゅんかん。

上りのコレ()アゲイン。
上りつめたしゅんかん、
下りのコレ()アゲイン。
ってのが、3つもたてつづいて。

っていうか、上ってすぐ下るんなら
間をとってずっと平坦でよくね?

なにこの、パワハラリストラ感。
「議事録つくっといて」
「できました!」
「じゃあその議事録、シュレッダーかけといて」
的なやつ。

毒づきたくもなる。



そりゃたしかに。
人工衛星的視点では最短ルートかもしんないが
どんだけ杓子定規だよ。

『魁! 男塾』の直進行軍かよ。
おもった。

おれピューターなら
数キロ長くなったとしても
平坦な迂回路をえらぶであろう。
往路のように。

だもんだから、すげえなんとなくだが
「おれはまだまだ
コンピューターとやらには負けてねえな」

確信した。
坂道に負けながら。



いらねえ情報っていうか
おのれの無知をさらすだけだが。

「コレ()ってなんだろう」

おもって、軽く検索してみた。
軽く検索しただけなので
ほんとうに正しいかどうかはともかく。

こういうことらしい。
「急勾配の目印」ていどの認識で
まったく、知らなかった。

○急坂でこうするってのは、あってる。
○が、傾斜度による決まりはない。

○ふつうの道はアスファルト。
○コレ()はコンクリ。
○アスファルトのほうが安上がり。

○じゃあなんでコンクリにしたかってえと。
○アスファルトは柔らかくて轍ができる。
○急坂で轍できまくりは危険だし。
○とはいえそのメンテが急坂だとめんどいから。

○あとは舗装が固まる時間と技術。
○コンクリのほうが均一にできていい。
○たとえば傾斜に流し込むわけだから
○ムラができやすくて。
○アスファルトだとより、ムラができやすい。
○それが強度にもろにかかわる。

とかで、こうなってるらしくて。
「まあるい刻印みたいのは、滑りどめ」
ってのだけ、想像から1ミリもずれてなかった。

この形状の坂を何ていうのか
おなまえはわからずじまい。



。。。



このエントリーで
なにが言いたいかというと。

復路は、こういう。
20180106新横浜復路

往路、17.5k。
復路、18.0k。

地図アプリに従順になり
地図的に最短距離だからしようがねえって
クソみたいな急坂も上ったり下ったりしたのに

その復路のが
500mも長えじゃねーかwww

よくわかんねえけど
おれは、コンピューターに、勝った。



あと、きょうのルートは
超絶ビッグシティ狛江→世田谷区→
川崎市高津区→横浜市都筑区→港北区
とたどったんだが。

これはただおれが土地勘ないだけかもだが
なにしろ、川崎市高津区の主張がすげえええ。



とりたてて面積が広いわけでもないのに
進めど進めど川崎市高津区。

「あ、おれ、このまま一生
川崎市高津区なのかな()」
ぐらい、ずっと川崎市高津区の絶望感。

ってもう、いま。
川崎市高津区って打ちすぎて
軽くゲシュタルトがぶっ壊れそうなくらい
川崎市高津区の主張がすげえええ。



そんなおれさまちゃん。
川崎市高津区に13年間どっぷり、住んでた。

それも、たとえば。
オトナになってから住んでたところなら
家と職場との往復だけだったりして
あんがいよく知らない。
みたいなこともあるだろうが。

その13年間ってのは
生まれてからの13年間だから
探検だ秘密基地だの、うんぬんほざきつつ
チャリでくまなく走りまわってて。



どんくらいくまなくかというと。
むかし、竹やぶから1億円出てきたこと
あったじゃないすか。

あれは、川崎市高津区で。
おれんちはわりと高津区の端っこのほう
だったんだが、その竹やぶは
反対側の端っこのほうで。

でも、ニュースになったとき。
だいたいの場所はわかりますよ。
ぐらいの、くまなく。



そのどのクチが、土地勘がないだ?