キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

Q:足立フレンドリーでやりたかったことは? A:手つなぎゴールです

7kすぎでちょっとしたアクシデントがあり
給水所で止まって、水をゆっくり飲んだ。

マンブリじゃなけりゃ走れそうだったので
とりあえず、ジョグのまま
完走はしとこうってことにした。
おもしろいぐらい、抜かれまくる。

14kすぎ。
追い抜かれざまに声をかけられた。
「キクチ、まだジョグ?」

うほっ、出た。きぐまさんじゃねえか。
====


ふつうに走ってた最初の7k。
ダウンジョグなつもりの、次の7k。
後半の7kはきぐまさんにご相伴。

いや、ご相伴なんて甘いもんじゃなく。
なんとか食らいついてこうと、必死。

ラップが5分20ぐらいから
4分50にはね上がる。

食らいついてこうと必死だったものの
わりと黙々と走ってたものの
おら、なんだかすげえ楽しいぞ。



チアのコスプレしてた美女ガーによると
最初のスライドは
声かけても反応なかったのに
次のスライドではキクチ
ニヤニヤしながら走ってたそうな。



はっちさんも合流して、3人で並走。

どんどん楽しくなる。
どんどん楽しいついでに
ある野望がむくむくす。

「きぐまさんと、手つなぎゴールしてえええ!」
中2かよ。

2つめの折り返しを過ぎてから
4kあまり、ずっと考えてた。
悶々もんもん、してたんだもん。

中2かよ。



とはいえ。
内気で弱気でブサメンなボクちゃん。
もし断られたら、立ち直れねえ。

ただでさえハーフマラソンが
けっこうなありさまなのに
手つなぎゴールまで拒絶されたら
よゆうで再起不能になれる。

ってんで。
弾を2つ用意した。



あくまで時間差攻撃のオトリとして
「ラスト1kをガチってTTじみる」

たぶん、いやいやそれはってなるから
すかさず、本題を切り出す。
「ボキュと手つなぎゴール、キメましょう!」

きぐまさんは頬を赤く染めるであろう。
そして、おもわず口走るであろう。
「ええ、よろこんで」

完璧なプロジェクトだw



坂を上って下り終えたラスト2k地点。
オトリの弾をコクってみる。

「ラスト1k、ガチりますか!」

「はい」

。。。

。。。

えええええええええええっ!?



20k地点でウオッチを見る。
1時間36分ちょい手前。

スタッフのかたが言ってる。
「あと5、6分。がんばって!」

「あと『3分台』で、がんばりましょう!」
やけっぱちの言葉を合図に、ヨーイドン。

おかげで、100分切れたぜ(ノー抑揚)
100分カット、やったぜ(ノー抑揚)



おれが足立フレンドリーでやりたかったのは
そっちじゃねかったんだけどな。

来年の足立は
きぐまさんと手つなぎゴールしたいです。
80分台中盤で、です。