わが家では。
家庭訪問や面談はなぜかおれの役割になってて。
きょう、ムスメっこの中学の
三者面談にいってきた。
このたぐい。
いままでは「親と先生のタイマン」だったのに
「子ども、先生、親の三角関係」になると
勝手が違ってくる。ってことを、初体験。
*
ちなみに、いらねえ情報だが。
いままでの家庭訪問&面談をリンクしちゃう。
別にこんなんでドヤ顔しようってんじゃない。
定点観測っていうか。
「いままでどんな感じで書いてたんだろう?」
って読み返してみたら、変遷がおもろかった。
ってだけのことだ。
⇒個人面談で言われたこと(2010/08/26)
⇒家庭訪問(2011/04/20)
⇒個人面談(2012/10/19)
⇒家庭訪問(2014/04/23)
⇒4季連続のアレ(2015/10/23)
⇒ムスメっこの担任のセンセイ(チャンネー)と密室でしみじみしてきた(2016/09/29)
*
中1の担任の先生は、イケメン体育教師。
30前後というか、たぶん20代。
おれとムスメっこが30違うから、ざっくり
先生はその間ぐらいってことになる。
「でも、12歳のムスメっこからすれば
この若者もおれも『オトナ』ってジャンルで
ひとくくりなんだろうな。
なんかおかしいな」
っておもったとかは
どうでもいいから、措く。
*
いままでの「先生と親とのタイマン」ならば
子どもの家での様子を、おれが先生に話し。
子どもの学校での様子を、先生がおれに話す。
「教育」みたいな話になる。
というぐあいに、テーマが決まってた。
が、そこに子どもも入る三角関係。
先生はおれに話すていで
内容は子どもに向けてのものだし。
おれもおれとて、先生に話すていで
「ムスメっこに直接は言わないが
父親として、ふだんおれがムスメっこを
どう見守ってるか」みたいなことを
ムスメっこにプレゼンしてる。
そんな感じ。
*
じゃなきゃ。
だいぶ齢上のおれに向けて
「何で勉強するといいかっていうと
テストでいい点を取るためじゃなくて
じぶんの可能性を広げるため」
なんてこと、ぶち上げないだろうし。
学校の先生に向かっていいオトナが
「来週、家族で関西を旅行するんすけど
いろんなものをみたり
うまいもんをたらふく食って
見聞を広められたらとおもいます」
とか、判で押したようなこと
言うわきゃ、ねえwww
みたいな。
ある意味、八百長じみてるっていうか。
八百長ってなんだよ。
もっといい言いかたあるだろ!
っていうか、なんというか。
*
まあ、学校の先生って
小学校のときの先生もそうだけど。
よくもまあ。
生徒ひとりひとりをみているな、と。
関心するもので。
たとえば、発破をかけるにしても。
その子に合った言葉を選んでて。
ただ熱血に「やれやれ!」ではなく
言い方とタイミングを考えてて。
大きなヒントは与えるが
答えそのものは言わないで
考えさせる余地を残したり、とか。
*
子どもからしてみれば
うっとうしいとおもうこともあんだろうが
「じぶんをみててくれるひとがいる」
ってのは、なんとも恵まれてることで。
でも、そういう存在のありがたさってのは
43歳ぐらいになってやっと気づく
もんだなあ、とか。
おもったりおもわなかったりした。
おれも親きどってねえで
なんらか、もうちょっとがんばんなきゃな。
三者面談のせいで帰り道、
そんなよぶんなことも、けっこう多く
キョライしたりしなかったり、した。
。。。
鬼クチコーチ。ムクムクムクムクっ。
「おい、キクチよお。
おれもおめえのこと、よおくみてるぞお。
みなまでは言わねえ、言わねえが
なっ、わかってるよな」重低音ボイス。
は、はいーっ!!!
オカルトポエム。