キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

中学の三者面談を親の立場で初体験してきたが

わが家では。
家庭訪問や面談はなぜかおれの役割になってて。
きょう、ムスメっこの中学の
三者面談にいってきた。

このたぐい。
いままでは「親と先生のタイマン」だったのに
「子ども、先生、親の三角関係」になると
勝手が違ってくる。ってことを、初体験。



ちなみに、いらねえ情報だが。
いままでの家庭訪問&面談をリンクしちゃう。

別にこんなんでドヤ顔しようってんじゃない。

定点観測っていうか。
「いままでどんな感じで書いてたんだろう?」
って読み返してみたら、変遷がおもろかった。
ってだけのことだ。

個人面談で言われたこと(2010/08/26)
家庭訪問(2011/04/20)
個人面談(2012/10/19)
家庭訪問(2014/04/23)
4季連続のアレ(2015/10/23)
ムスメっこの担任のセンセイ(チャンネー)と密室でしみじみしてきた(2016/09/29)



中1の担任の先生は、イケメン体育教師。
30前後というか、たぶん20代。

おれとムスメっこが30違うから、ざっくり
先生はその間ぐらいってことになる。

「でも、12歳のムスメっこからすれば
この若者もおれも『オトナ』ってジャンルで
ひとくくりなんだろうな。
なんかおかしいな」

っておもったとかは
どうでもいいから、措く。



いままでの「先生と親とのタイマン」ならば
子どもの家での様子を、おれが先生に話し。
子どもの学校での様子を、先生がおれに話す。
「教育」みたいな話になる。

というぐあいに、テーマが決まってた。
が、そこに子どもも入る三角関係。

先生はおれに話すていで
内容は子どもに向けてのものだし。

おれもおれとて、先生に話すていで
「ムスメっこに直接は言わないが
父親として、ふだんおれがムスメっこを
どう見守ってるか」みたいなことを
ムスメっこにプレゼンしてる。

そんな感じ。



じゃなきゃ。

だいぶ齢上のおれに向けて
「何で勉強するといいかっていうと
テストでいい点を取るためじゃなくて
じぶんの可能性を広げるため」
なんてこと、ぶち上げないだろうし。

学校の先生に向かっていいオトナが
「来週、家族で関西を旅行するんすけど
いろんなものをみたり
うまいもんをたらふく食って
見聞を広められたらとおもいます」
とか、判で押したようなこと
言うわきゃ、ねえwww

みたいな。
ある意味、八百長じみてるっていうか。
八百長ってなんだよ。
もっといい言いかたあるだろ!

っていうか、なんというか。



まあ、学校の先生って
小学校のときの先生もそうだけど。

よくもまあ。
生徒ひとりひとりをみているな、と。
関心するもので。

たとえば、発破をかけるにしても。
その子に合った言葉を選んでて。
ただ熱血に「やれやれ!」ではなく
言い方とタイミングを考えてて。

大きなヒントは与えるが
答えそのものは言わないで
考えさせる余地を残したり、とか。



子どもからしてみれば
うっとうしいとおもうこともあんだろうが
「じぶんをみててくれるひとがいる」
ってのは、なんとも恵まれてることで。

でも、そういう存在のありがたさってのは
43歳ぐらいになってやっと気づく
もんだなあ、とか。
おもったりおもわなかったりした。

おれも親きどってねえで
なんらか、もうちょっとがんばんなきゃな。

三者面談のせいで帰り道、
そんなよぶんなことも、けっこう多く
キョライしたりしなかったり、した。

。。。

鬼クチコーチ。ムクムクムクムクっ。

「おい、キクチよお。
おれもおめえのこと、よおくみてるぞお。
みなまでは言わねえ、言わねえが
なっ、わかってるよな」重低音ボイス。

は、はいーっ!!!

オカルトポエム。