テニスの錦織圭の必殺技「エアK」。
ジャンプしながら相手コートに打ち込む、
いわゆるジャックナイフってやつですな。
ああいう的なものをたどってみようとしてる。
いや、テニスをしようってんじゃなくて
ジョグするときの役割的なものとして。
「エアK(キクチ)」みたいな。
なんなら「クソK」、みたいな。
もうね。
ネーミングセンス(なし)の塊っぷり、ね。
うまいこと言った気になってるだけで
ほうら、何言ってんだかわかりづれえ。。。
とりあえず「何を」って目的語がないし。
*
「エアK」ってあるじゃないすか。
いま、ニシコリはアレ、1試合に
多くて2、3回しか使わないんっすよ。
ほんとうに「1試合に2、3回」かどうかは
データを持ってるわけじゃないから知らんが
「前よか使わなくなった」
ということを言いたいだけだ。
なんでかっていうと、
使うひつようがなくなったから。
*
ものすごく簡単にいうと。
むかしは、決定打っていうか
つおいショットを打とうとして
反動をつけて「エアK」してた。
見た目が派手で、客ウケもいいし。
(反面、負担もデカい)
いまは、徹底的な体幹トレなどにより
カラダがつおくなったので
「エアK」を使わなくても十分、
つおいショット、決定打が打てるようになった。
が、見た目が派手で客ウケもいいので。
流れを変えたいバヤイや
流れにがんがんノリたいバヤイに
スパイスというかアクセントとして使う。
みたいな感じ。
*
関係ないけど。
スポーツの用語っていつの間にか
変わってたり新しいのが出てきたりしておもしろい。
なかにはラグビーのコンバージョンとか
「もとのままのほうがよくね?」だったり。
昭和生まれ狛江育ちとしては
野球のカウントのBSOって順番に
いつまで経っても慣れられなかったりするんだが。
そういうのもひっくるめて
なんていうか、そのスポーツのフインキとか
風土が醸し出されてるようで、すきだ。
「ナイター」みたいな和製英語に
たまらなくしびれるほう。
*
テニスの「ダウンザライン」ってのも
20世紀末に出てきた言葉だとおもう。
むかしは「ストレート」ってたような気がするが
「ダウンザライン」の
「サイドラインに沿ったショット(テキトーすぎる意訳)」
ってのが、なんとなくようすがいい。
「ジャックナイフ」なんて、もっと新しい言葉で。
その必殺技っぽさが、またなんとなくようすがいい。
そうとまでおれは言う。
(一般的にジャックナイフって
両手打ちバックハンドのこと言うらしいんだが
フォアでも言うって説もあるらしいし
ただの和製英語みたいなもんって説もあるし
めんどくさいので措きまするね)
*
あっ、「ビルドアップ走」ってのも
30年ぐらい前にギリギリ出てきたような
ひかくてき新しい言葉な気がする。
まあいいや。
これ以上それてもしようがねえ。
*
ちょっと前。
オークさんがカミさんの分析をなさってたやつは
チョースーパーウルトラ秀逸コンテンツで。
カミさんがやり取り含め、
ココでまとめてるの、必読とおもう。
⇒カミの5,000m
きょう書きたいのは、それに
関連するともなく、していたりする。
いや、してないかもしんない。
してねえのかよ!
*
オークさんがカミさんにおっさってたなかの
「上体をひねる」について。
おれは、きょくたんに筋力がない。
それでも走ってるぶんだけ
下半身はまだマシなのかもしれないが
上半身は救いようがないくらい、ない。
たぶん、取っ組み合いをしたら
平均的な女性に、こてんぱんにやられる。
ていどには、へなちょこだ。
*
だからなのかどうなのか。
走ってるとき、上体をひねっちまう。
たとえば、2年前の板橋cityマラソンで
すーぴーさんに撮っていただいたやつ(↓)。
ほうら。
これは40k地点付近のものだから
まあ疲労度まっくすではあるんだが。
そういうことを超越した驚異のひねりw
ひねり王子っぷり。
浮間舟渡なのに、堂々たる王子。
うーん、誰かぶん殴ってくれ! さぶすぎる。
ロン毛もキモさ倍増だし。
*
かたや。
今年2月の神奈川マラソン(ハーフ)。
残り5kぐらいから、「あ、この走りかただっ!」
っておもえたことがあった。
腸腰筋がフル活用でけてて
前にも後ろにも脚が伸びてゆき
てめえのキャパまっくすまでスピードが上げられる。
そんな感覚なフォーム。
3月の古河はなももマラソンのときも。
かまかまさん・いわさんの
エンジェルズポイントから残り7k。
神奈川マラソンのときをおもい出して
まったくおんなじような感覚で走って
スピードが乗せられた。
腸腰筋の伸展に腰骨がいかんなく
乗って、もっていけるような感覚。
たぶん、上の写真とおなじく
そりゃそりゃ、上体をひねってたんだろう。
たぶん。
*
でその、上体をひねってしまうという
オークさんがご指摘なすってた「よくなさ」と
その感覚をおれが「これぞ!」
っておもった「よささ」(ニホンゴ?)。
オークさんのカミさんへのご指摘は
たぶんまぎれもなく正しいんだろうが。
おれはおれの、
たぶん間違いだらけのカラダの使いかたも
感覚的にいいな、きもちいなって
おもっちまったんだから、捨てがたい。
なんとかなんねえもんか?
*
そんなわけで、
「コウ、取り組みゃいいんじゃね?」
って勝手におもってることについては
長くなっちったので、もったいぶってつづく。
スポーツの用語に関するくだり。
まったくいらなかったくせえぜ!
つづきものにするつもりはなかったので
答えは表題で言っちまってるようなもん
なんだがな。。。
なんていうか、アプローチの違い的なこと。