キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

まあ何の変哲もねえ失速なんすけどね 2017立川ハーフのレース経過

とりあえず、ちゅどーん(↓)。
2017立川アップデート

グロス:1時間26分32秒
ネット:1時間26分27秒(手元)

そんなこんなな、レース経過。
ここでは、なるべく日誌的にイク。
ほかもろもろは、次エントリーにて。
(やんねえフラグぇ?)
====


事前の想定は
○10or11kまでは90分ペース(4分15)で巡航。
○16kまで、ちょいあげる。
○ラスト5k、死に物狂う。

で、トータル87分なら大合格。

○巡航4分15がキツかったら4分20でもぜんぜんOK。
○最初の5k(自衛隊の滑走路)ではぜったいにとばさない。

というオプションつき。
90分カットならまあよし。
それ以上かかっちゃったら困っちゃうな。
ぐらいな感じ。

神奈川マラソンとだいたいおんなじ。
きのう閾値走したのも、
神奈川マラソン前日のトレースである。



ガーミンヌ的には21.17km。
誤差は前半はほとんどなく
13k、公園に入ってからじわじわ広がる。

以下ラップ&スプリット&1kごとは
ガーミンヌにて。

ヨーイ・ズドン。



スタート~5km
20:51/20:51
(4:08、4:11、4:12、4:16、4:04)


今年から申告タイムのブロック分けとなり
おれはBブロック。

去年まで、陸連登録とそれ以外は年代順
という超絶ワケワカメな理不尽整列だったので
どういう風の吹きまわしだか、わかんない。

去年までの教訓を活かして早めに整列にいったら
Bブロックの前から3列目で
しかもA、Bブロックは異常に人数が少ない。

あまつさえ。なんつったっけ?
多摩川クラブの外国人のチョー速えひと。
ブログもやってる、あの。
そのひとがBブロックに並んでるので
どんな魔界だよっておもう。



そんなわけでスタートロスは(たぶん)5秒。
最初、周りがつっこんでくことが
あまりにもたやすく想像できたので
マイペースを守ることを肝に銘ず。

あまりにもごぼう抜かれするんだが
「あとでぜんいん抜き返すから」
って、独りごちつつ。



でも、1kめ4分08。
落としきれないまま滑走路を出て公道へ。



5~10km
20:55/41:46
(4:06、4:12、4:08、4:14、4:15)


ペースが出たり入ったりしてるのは
一見平坦なのに地味に傾斜があるから。
おもいっきり自重しながら進む。

10kで90分ペースよかぜんぜん速いんだが
まったくのよゆう。
「去年も10kまではそうだったっけ」
とかキョライしつつ、去年とはあきらかに
よゆうのモテかたがちがう。モッテモテだ。



10~15km
20:05/1:01:51
(4:08、4:01、3:56、4:00、4:00)


10kすぎでBJさんいねえかなあとか
キョロキョロキョロキョロする。
(いらっしゃらなかったのか、けっきょく見つからず)

11kぐらいで「いっちゃおうかなあ」
いっしゅんおもうが、よしとく。
ペースアップは公園に入ってからはじめよう。

そうそう。
11k手前であるいてる青学の選手をパスした。
誰だろうとふりかえると、田村だった。
「エエエエエエッ!」って三度見した。



12k、2つめの折り返しでもまだよゆう。
(過去2年はここでもうやめたくなってた)

なんだか楽しくなってくる。
公園に入る13kめ、3分56。
「まだジョグ、まだジョグ」
って自重する。

公園内は1周半するんだが。
公園に入ってすぐの1kあまり
2周目のレーンと並走する。

立川ハーフは「兼 学生のハーフ日本選手権」
でもある。

ペースをあげはじめて
同じレーンのひとをガンガンパスでける。
と同時に、キロ3分ちょいで走る
隣のレーンの学生にガンガンパスされてく。

ちょっとした錯覚というか
はたして、じぶんが速いのか遅いのか
調子いいのかよくないのかわかんない。
いつもフシギな気分になる。
14kめ4分00、15kめ4分00。



15~20km
20:08/1:21:59
(3:49、4:01、4:05、4:06、4:07)


ラスト5kから爆上げする準備。
ってんで、16kめに踏み込みをちょっと強める。
したら、3分49。

ちょっと速すぎるなとおもいつつ
ラスト5kになったのでストッパーをはずす。

ここでたしか1時間6分ジャスト
(正式な標示)。

残り5.0975kを20分でいけば86分。

「セカンドベストを出そう!」決める。
おととしの赤羽ハーフ85分55秒。



なんだが、ここからペースが上がらない。
っていうか、どんどん落ちてく。

たぶん、公園内の起伏。
ひとつひとつは大したことないが
ザ・波状攻撃って感じでずっとつづくので
脚を削られてたんだろうね(他人事なてい)。

ちょっとくじけかけるが、いま心を折ったら
一気にキロ4分30ぐらいまで落ちそうだし
「ここまで何のためにやってきたの?」
とか自問自答しながら、粘ってみようとする。



20km~ゴール
4:27/1:26:27
(3:57、0:30)(21.17km)


ラスト1kの標示でふたたび時計をみると
82分30秒ぴったんこ。
セカンドベストを出すには残り3分24秒。
まあ、いくらなんでもムリっすよね。

そこで0.1秒ぐらい考えて
「86分半を切れなかったら、
てめえなんか死んじまえ作戦」を打ち立てる。

ちょうどタイミングよく
元気におれさまちゃんをパスするひとがいたので
「ここで離されたらてめえなんか死んじまえ作戦」
を同時上映する。



そんな安いプライドを抱え、ゴール。
手元の時計で86分27秒。

「春のハーフ、はじめて2本そろえられた!」
「これにてグッバイ! シーアーテーイー!」
「87分カットでけたら大合格」

ラスト5kの失速で、それらぜんぶ
まとめてまるっと雲散霧消しちまった。



。。。



コースに一礼をカマし、荷物預けに急ぐ。
荷物を受け取り、スマホを取り出す。


静岡マラソンは、大詰めを迎えていた。
ランナーズアップデートをリロードすると
失速王子が失速せず、40kを通過してた。

駅に向かってあるきながら
スマホを凝視してると、ほどなく。。。

やったね、官九郎さん!
はあ、待たせすぎだわ。

一番搾りのプルタブを開け、
中身を胃に、一気に流し込んだった。