トラックをペース走してたあの駒大生たちはどんな駒大生だったんだろうか？

とくにネタがないので
きょうのジョグのことを書く。

＊

といいつつ。
朝起きたら安定のねぼうで
起きてぼーっとしてるうちに「外さみいし」
ってなる、かんぜんに走らないパターン。

にょうぼうが運動不足すぎてやばいってんで
ちょっと走りにいってくるわってのを
イッチョカミすることで走ることにした。

ホント、仕方なく。
走りたくもねえケド、仕方なく。

＊

多摩川を下流へ２ｋ進むと
駒澤大学のグラウンドがある。

ときは昼前。
いつもならサッカー部が練習していがちな
時間帯だが、みると
駅伝部がトラックを走ってる。

１０人ぐらいでのペース走。
全員、ランシャツランパン。
ホームストレート（？）の入口に
大八木監督とおぼしきじんぶつ。
（ハッキリとはわからないがフインキから
かんぜんにそういう感じ）

てんしょん、ガン上がり。

＊

にょうぼうと走るときは
駒大玉川グラウンドの
自宅から向かって向こう側の端で折り返し
にょうぼうが挫けて、数百メートルあるく。

挫けるのはあくまで
にょうぼうのほうだ、あくまで。

＊

折り返してあるきだすやいなや
コーフンしてにょうぼうに話しかける。

「きょ、きょうは駅伝部がいるよっ！」
「駅伝の選手かもしんないんだよっ！」
「しかもアレ、大八木監督だよっ！」

にょうぼうは箱根駅伝とかビタ一文
ノーキョーミで、きょとん顔。

をよそに、ふたたびグラウンドの横を通るとき
あるきながらガン見する。

おれらのいる河川敷上のサイクリングコースから
道路を１本はさんで陸上トラックまで
最ちかでもざっと４０～５０ｍ。
視力２．０をもってしても
ひとの顔までは識別でけない。

＊

が。
やっぱり、立ってるのは大八木監督っぽい。
学生が通るたびに何か声をかけてる。

箱根駅伝まで２日。
そんなときに監督自ら練習をチェキしてる
ってことは。。。

いずれにしろなんらか
重要なひとたちが走ってるってことだろう。

＊

いっぽう。
第３コーナー（？）の入口で
マネジャーだかがストップウオッチを手に
言ってるのは聴こえた。

「８８秒」

４００ｍトラックなので
キロ３分４０ペースぐらい。
箱根駅伝なんかみんなキロ３分で走るし
彼らにとっちゃ実にビミョーなスピードだ。

専門的なことは、よくわからんが。

早朝の（たぶん体慣らしの）ジョグでも
キロ４ぐらいだし。
そんならちゃんとしたペース走なら
少なくとも３分３０以上なはず。

「２日後に超絶本番を控えた選手」の
練習としては、刺激入れにしちゃ遅すぎ。
カラダ慣らしのジョグとしては速すぎだし
なにより監督の気合いが入りすぎてる。

＊

４年生は箱根が終わる１月３日で引退。
だとして。
「メンバー漏れした４年生」の最後の練習。

なのかもってふとおもった。

高校野球で花巻東高校だったか
背番号をもらえない３年生が
監督から「最後のノック」を受ける
というセレモニーをやる。
ってのを、どっかでみたことがある。

そんなんようなもんとすれば。
監督が注視してるのも首肯でける。

＊

ただ、それにしては。
おれらの走ってる河川敷。

トラック練習とは別に
KOMAZAWAってバックプリントの
藤色のジャージを着て走ってるひとが
わんさかいる。

彼らがどういう立場にしても
もしトラックを走ってるのが
「メンバー漏れした４年生」で
「引退前の最後の練習」だとしたら
体育会ってもんは、みんなでそれを見届ける
んじゃなかろうか。セレモニーとして。

よくわからない。
４００ｍトラックを８８秒でペース走してた
あの駒大生たちは、いったいどんな駒大生だったんだろう？

~~官九郎さんを連れてきゃよかったのかな？（）~~

＊

そんなとき写真を撮っときゃ
一発解決だったんだろうが、撮ってない。

スマホは。
春に酔っぱらって落として踏んづけたせいで
画面がバッキバキで。
熱とか冷えとか水分に
人一倍よわい仕様になっちゃったので
走るときには携帯しなくなった。
ゆえ。

仕様？

んもう、スマホのバカバカバカー！
もとい、おれのバカバカバカー！

つうか、駒大ガンバレ！！！

＊

。。。

＊

駒大玉川グラウンドのすぐ上流には
社会人ラグビーのリコーのグラウンドがある。

にょうぼうはきわめてストイックではないので
帰り道はリコーのグラウンドの
上流側の切れ目まであるこうっていう。
いつもは。

いつぞや。
「なんだかにょうぼうと手をつなぎたい」
ってクソトチ狂ったムーブメントが勃発
したときの魔のゾーン、だ。

＊

ところが、きょうのにょうぼうは
「駒大の」グラウンドの切れ目で走り出した。

「１０日後ぐらいには
５ｋ走らなきゃなんないからね」ナドト。

１／９に狛江多摩川ロードレースがある。
ってことに、おれもそこで気づいた。
とかは、措きまする。

何にせよ、にょうぼうは
箱根ムードただよう駒大駅伝部に
バシバシ影響を受けちゃったんだろう。

ったく、クソたんじゅんなやつだぜ。

サッコン、やれ星野源がどうだとか
やっぱ草刈正雄がいいとか、節操がねえ。

＊

４ｋちょいの道程を終え
にょうぼうは家に戻る。
おれはもうちょっと走るわってって
そのまま上流に進むことにする。

５００ｍごとにある標示のとこで
いったんとまり、時計をリセット。
やおら、予想だにしなかった５ｋ閾値走。
ヨーイズドン！