キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2016足立フレンドリーハーフ たまさんの存在感に、ないオーラがますます消え去る(レース経過)

いちおう貼っときますね(↓)。
image
グロス1時間33分34秒。
ネット1時間33分03秒。
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いきなりヨーイ、ズドン。する。
タイムはガーミンヌベースで。

スタート~5km
21:39/21:39
4:31、4:11、4:17、4:16、4:24


走り出したしゅんかん、カラダが全力で
「走りたくなんか、ねえよお」
っつってる。
が、走りにきたので、カラダの声をシカト。
たまさんの20mぐらいあとをついてく。



スタートしてすぐ、沿道にかっきぃさん。
ピンクの連邦軍(ガンダム)コス。

20mぐらい前で
「かっきぃさーん!!!!」
声でけえんだよ、でおなじみのたまさん。
大コーフンでおなじみの、たまさん。

数秒後におれが通過して
声かけさせてもらったケド、たぶん
たまさんの残像がすごすぎて
かっきぃさんに認識されてなかったとおもう。

てんしょんは上がったが、走るのはつれえ。



3kすぎ、江北橋(?)だかのたもと。
前でたまさんが、たぶんこれね。
おれがすぐそばを走ってるとおもって
振り向いてはしゃいだんだろうな。
おれはつらいので、30mぐらい後方に
いたんだが、たま声はばっちり聴こえた。

「キクちゃーん、大将だよ、大将!」

たかしさんとまーがれっとさんが
いてくだすった。
スタート前、整列してるときたまさんと
「きょうはあったかいから、絶好の
大掃除日和っすよね」とか話してたんだが
大掃除を済ませていらしてたんだそうだ。

たまちゃんも大コーフンだが
キクちゃんも大コーフン(ただし小声)。

5kまで。
まったくカラダは動かないが
たまさんについてくこともでけず
「4分20を見ない」をめやすに
しようかなって考えてる。



5~10km
20:53/42:32
4:14、4:11、4:11、4:11、4:06


5kすぎで第1折り返し。
河川敷を下流に向かう。

スライドって。
とくに村のひとがいっぱい出てるレースって
すげえ楽しみで、ウキウキキョロキョロ
してるうちにどんどん進むもんなんだが。

きょうは、よゆうゼロ。
motoさんと官九郎さん、
あとゆきさんかるりーのさんのキラキラズ
ぐらいかな、エール交換でけたの。

つらすぎて、たまさんを見失う。



たまさんと離れちゃったのが奏功したのか
2回目のたかし夫妻とは
バッチリハイタッチでけた。


ジャイアンツのレプリカユニフォームで
出走してたからか
少年野球のひとたちからの声援がアツい。
ハイタッチしたりなんかして
なんとか気分を盛り上げる。

も。

10k付近。スタート地点に戻るまで
ずっと「きょうはスタート地点までで
もうやめちゃおう」って考えてる。

時計をみるとたぶん遅すぎて
ゲンナリしちゃうので、2kめ以降、
いっさい時計はみてない。

で、「ロードでDNFってしたことないよな」
とか考えてるうちに
スタート地点っていうか、陣地の横を
通過しちゃったのでDNFすることをやめる。

たぶんここまでの間、沿道に
こめきちさんもいらしたよね。
おれが側道に寄っていなかったのと
登場が不意すぎて、声をかけらんなかった。



10~15km
21:55/1:04:27
4:14、4:18、4:22、4:31、4:30


スタート地点付近。
かっきぃさんを探しつつ
ウキウキしながら進む。

ウキウキしながら絶望的につらいとか
わけのわからん精神すたっらくちゃー。

11k地点ぐらいだったか。
よくわかんないケド、敬礼して佇んでる
かっきぃさん。

を、視力2.0を駆使して
50mぐらい手前で気づいたので
何で敬礼しなすってんのかわからんまま
腕振りを放棄して敬礼しながら近づく。

ピンクの連邦軍コスプレは
セイラさんだとおもいこんでて
セイラさんコス&足立っていえば
てーいさん、元気してんのかなあ?
てーいさんとお酒飲みたいなあ
とか胸にキョライしてたんだが

のちに、かっきぃさんのそれは
ミハルであったことが判明。



おれはガンダムって。
いちおう子どものころ世代だったから。
アニメをひととおり観たし
ガンプラもよくつくってたが
さほどキョーミもないし、詳しくもない。

あ、オリジンってやつもいちおう読んだか。
どうでもいいな。

そんなニワカ臭がぷんぷんするなかで
ガンダムではミハルが登場するシーンが
いちばん大すきだ。

ジオン軍のスパイとして
幼いきょうだいの生計をささえ
連邦軍のホワイトベースに潜入する。
も、すごく悲しい死にかたをするミハル。

ミハルの死に打ちひしがれるカイ・シデン。
それまでちゃらんぽらんだったカイが
ミハルの死後、ひとつの覚悟をもって
戦闘に臨むようになったような気がするのは
なんかすごく印象的だったし

戦争なんかに善も悪もないんだなあ
っておもったのが、ガキ心にものすごく
衝撃的だった。というおぼえがある。



この区間、走る描写がいっさいないのは
「つれえ」「きつい」以外
なにも憶えてねえからだってのは、措きまする。



15~20km
23:32/1:27:59
4:42、4:37、4:34、4:54、4:45


「スカイツリーが真横に見えたら
折り返しですよー」

ハンドマイクのおじさんが言ってたが
スカイツリーはずっと(体感)真横にあるし
ぜんぜん折り返さねえじゃねえか
って、脳内でやつあたったんのは
足立フレンドリーの風物詩みたいなもんだ。

こうしてラップをみると
中間点過ぎからみるみる失速してんのな。



16kすぎ。第2折り返し。
大応援団がいるって聞いてたので
それだけを張り合いにここまで進む。

んだが。
キツすぎてはんぶん意識がすっ飛んでて
どなたがいらしたのか、あんま認識
できなかった。

ふうさんとひさしさんとみゃあこさん?
もしほかにもいらしてたら
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。

あと、サプライズのプロシードさん。
「え? なんでいるんすか?」
とかほざいちゃった気がするが
なんかすっげえうれしかった。



第2折り返しまで来ればラスト5k。
ここからはペースアップする予定だった。
そこまでどんなペースであろうと。

まあ、ラップを見るとペースダウンに
歯止めがかかってませんですな。。。



第2折り返しで、唯一時計を見る。
1時間10分ぐらい。
体感ではキロ4分30は割ってるな
おもったので、ラスト5kをキロ4分半
1時間32分台でゴールしようっておもう。

同時に、
「1時間32分もかかるのか。
くそだっせーな」ともおもう。

なっちゃったものはしようがないので
歯をくいしばって進む。
強引に脳内ジョックロックを再生。
オニ向かい風だったが
「風なんかまったく吹いてねえ」
とか、呪文のように唱えつづける。



あまりによろよろ進んでたらしく
クランクみたいなところで
近くのランナーに小突かれる。
進路を妨害してたらしい。

「すまん」ナドト謎の上目線で謝りつつ
謎の「このひとには先着しよう」って
なに逆ギレカマしてんだよって想いで
じぶんなりにペースアップ(したつもり)。
失礼千万だぜ、じぶん。

ラスト2kちょいの坂&ヘアピンで
村の応援団。この地点での応援、
最高潮につらいところだし
うれしいにはうれしいんだが
手を上げて答える気力も残ってない。

ので、ひょっとしたら無視しちゃったのかも
とか、これ書いてて激しくおもってる。



あ、その前だったかな。
一度、たまさんに追いつく。
二言三言、言葉を交わすも
すぐにまた、がつんと突き放される。

何を話したかは、憶えてない。
たまさんが視界からいなくならないように
がんばろう(ほんとはいますぐやめたい)
とかおもってる。

ここらへん、ほぼキロ5なのな。
ドイヒー。



20km~
1:33:04
4:23、0:42(21.20km)


ラスト1kぐらい。
いきなり並びかけてきて声をかけられる。

「たまさんがすぐ前にいますよっ」

そ、そんなこた、わかってますって。
たまさんに、ぜんぜん離されてるけど
必死に食らいつこうとしてるんですって。

声をかけてくだすったのは、カケルさん。
カケルさんなんていうひとは
キホン、むちゃくちゃ速い。

「なんでここにいるんすか!?」
とかわけのわかんない応答しちまった。

よしんば、カケルさん。
ゴール後、よゆうで応援にまわったのか?
って、おもった。
そうではなかったらしいんだが
とりあえずビビった。

そこから。
「たまさんに追いつくのは義務だ」
ナドト、わけのわからない想いを抱く。
きょうはわけのわからないことが多い日だ。



とりあえずゴールが見えてから
300mぐらいを猛ダッシュ。
「こんなとこでいまさらダッシュカマしても
なにも変わるもんじゃねえよ!」
「いやいや、なんらか爪痕残さなくちゃ
きょうわざわざ来た意味がねえよ!」

を何度か往復しながら、
超絶必死にダッシュをカマして。
ゴール。

いやマジ。
たまさんがいなかったら10kでやめてたし
よしんばつづけてても、ラスト5k
もっと遅いジョグでテキトーにお茶濁してた。

たまさんもたまさんとて。
ゴールしたしゅんかんから
「おれはきょう、何をやってんだよ」
とか憤った言葉を何度も独りごちてたが
(独りごとの音量がクソでかいのは措いても)

それはおれには
「おめえはこの2ヶ月、何をやってたんだよ」
って言われてるような気がした。


1時間33分03秒。
さいきん、過去のじぶんと比較
ばっかすんのにほとほと呆れて果ててるが
とりあえず、4年前よか遅え。

足立かんれん、あと1回だけつづく。