いちおう貼っときますね(↓)。
グロス1時間33分34秒。
ネット1時間33分03秒。
====
*
いきなりヨーイ、ズドン。する。
タイムはガーミンヌベースで。
スタート~5km
21:39/21:39
4:31、4:11、4:17、4:16、4:24
走り出したしゅんかん、カラダが全力で
「走りたくなんか、ねえよお」
っつってる。
が、走りにきたので、カラダの声をシカト。
たまさんの20mぐらいあとをついてく。
*
スタートしてすぐ、沿道にかっきぃさん。
ピンクの連邦軍(ガンダム)コス。
20mぐらい前で
「かっきぃさーん!!!!」
声でけえんだよ、でおなじみのたまさん。
大コーフンでおなじみの、たまさん。
数秒後におれが通過して
声かけさせてもらったケド、たぶん
たまさんの残像がすごすぎて
かっきぃさんに認識されてなかったとおもう。
てんしょんは上がったが、走るのはつれえ。
*
3kすぎ、江北橋(?)だかのたもと。
前でたまさんが、たぶんこれね。
おれがすぐそばを走ってるとおもって
振り向いてはしゃいだんだろうな。
おれはつらいので、30mぐらい後方に
いたんだが、たま声はばっちり聴こえた。
「キクちゃーん、大将だよ、大将!」
たかしさんとまーがれっとさんが
いてくだすった。
スタート前、整列してるときたまさんと
「きょうはあったかいから、絶好の
大掃除日和っすよね」とか話してたんだが
大掃除を済ませていらしてたんだそうだ。
たまちゃんも大コーフンだが
キクちゃんも大コーフン(ただし小声)。
5kまで。
まったくカラダは動かないが
たまさんについてくこともでけず
「4分20を見ない」をめやすに
しようかなって考えてる。
*
5~10km
20:53/42:32
4:14、4:11、4:11、4:11、4:06
5kすぎで第1折り返し。
河川敷を下流に向かう。
スライドって。
とくに村のひとがいっぱい出てるレースって
すげえ楽しみで、ウキウキキョロキョロ
してるうちにどんどん進むもんなんだが。
きょうは、よゆうゼロ。
motoさんと官九郎さん、
あとゆきさんかるりーのさんのキラキラズ
ぐらいかな、エール交換でけたの。
つらすぎて、たまさんを見失う。
*
たまさんと離れちゃったのが奏功したのか
2回目のたかし夫妻とは
バッチリハイタッチでけた。
たかし@saitotakashi96@kikuchiroshi キクチさん、お疲れ様でした!オレンジも似合いますね! https://t.co/KfQilthvLY
2016/12/24 12:19:56
ジャイアンツのレプリカユニフォームで
出走してたからか
少年野球のひとたちからの声援がアツい。
ハイタッチしたりなんかして
なんとか気分を盛り上げる。
も。
10k付近。スタート地点に戻るまで
ずっと「きょうはスタート地点までで
もうやめちゃおう」って考えてる。
時計をみるとたぶん遅すぎて
ゲンナリしちゃうので、2kめ以降、
いっさい時計はみてない。
で、「ロードでDNFってしたことないよな」
とか考えてるうちに
スタート地点っていうか、陣地の横を
通過しちゃったのでDNFすることをやめる。
たぶんここまでの間、沿道に
こめきちさんもいらしたよね。
おれが側道に寄っていなかったのと
登場が不意すぎて、声をかけらんなかった。
*
10~15km
21:55/1:04:27
4:14、4:18、4:22、4:31、4:30
スタート地点付近。
かっきぃさんを探しつつ
ウキウキしながら進む。
ウキウキしながら絶望的につらいとか
わけのわからん精神すたっらくちゃー。
11k地点ぐらいだったか。
よくわかんないケド、敬礼して佇んでる
かっきぃさん。
を、視力2.0を駆使して
50mぐらい手前で気づいたので
何で敬礼しなすってんのかわからんまま
腕振りを放棄して敬礼しながら近づく。
ピンクの連邦軍コスプレは
セイラさんだとおもいこんでて
セイラさんコス&足立っていえば
てーいさん、元気してんのかなあ?
てーいさんとお酒飲みたいなあ
とか胸にキョライしてたんだが
のちに、かっきぃさんのそれは
ミハルであったことが判明。
*
おれはガンダムって。
いちおう子どものころ世代だったから。
アニメをひととおり観たし
ガンプラもよくつくってたが
さほどキョーミもないし、詳しくもない。
あ、オリジンってやつもいちおう読んだか。
どうでもいいな。
そんなニワカ臭がぷんぷんするなかで
ガンダムではミハルが登場するシーンが
いちばん大すきだ。
ジオン軍のスパイとして
幼いきょうだいの生計をささえ
連邦軍のホワイトベースに潜入する。
も、すごく悲しい死にかたをするミハル。
ミハルの死に打ちひしがれるカイ・シデン。
それまでちゃらんぽらんだったカイが
ミハルの死後、ひとつの覚悟をもって
戦闘に臨むようになったような気がするのは
なんかすごく印象的だったし
戦争なんかに善も悪もないんだなあ
っておもったのが、ガキ心にものすごく
衝撃的だった。というおぼえがある。
*
この区間、走る描写がいっさいないのは
「つれえ」「きつい」以外
なにも憶えてねえからだってのは、措きまする。
*
15~20km
23:32/1:27:59
4:42、4:37、4:34、4:54、4:45
「スカイツリーが真横に見えたら
折り返しですよー」
ハンドマイクのおじさんが言ってたが
スカイツリーはずっと(体感)真横にあるし
ぜんぜん折り返さねえじゃねえか
って、脳内でやつあたったんのは
足立フレンドリーの風物詩みたいなもんだ。
こうしてラップをみると
中間点過ぎからみるみる失速してんのな。
*
16kすぎ。第2折り返し。
大応援団がいるって聞いてたので
それだけを張り合いにここまで進む。
んだが。
キツすぎてはんぶん意識がすっ飛んでて
どなたがいらしたのか、あんま認識
できなかった。
ふうさんとひさしさんとみゃあこさん?
もしほかにもいらしてたら
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
あと、サプライズのプロシードさん。
「え? なんでいるんすか?」
とかほざいちゃった気がするが
なんかすっげえうれしかった。
*
第2折り返しまで来ればラスト5k。
ここからはペースアップする予定だった。
そこまでどんなペースであろうと。
まあ、ラップを見るとペースダウンに
歯止めがかかってませんですな。。。
*
第2折り返しで、唯一時計を見る。
1時間10分ぐらい。
体感ではキロ4分30は割ってるな
おもったので、ラスト5kをキロ4分半
1時間32分台でゴールしようっておもう。
同時に、
「1時間32分もかかるのか。
くそだっせーな」ともおもう。
なっちゃったものはしようがないので
歯をくいしばって進む。
強引に脳内ジョックロックを再生。
オニ向かい風だったが
「風なんかまったく吹いてねえ」
とか、呪文のように唱えつづける。
*
あまりによろよろ進んでたらしく
クランクみたいなところで
近くのランナーに小突かれる。
進路を妨害してたらしい。
「すまん」ナドト謎の上目線で謝りつつ
謎の「このひとには先着しよう」って
なに逆ギレカマしてんだよって想いで
じぶんなりにペースアップ(したつもり)。
失礼千万だぜ、じぶん。
ラスト2kちょいの坂&ヘアピンで
村の応援団。この地点での応援、
最高潮につらいところだし
うれしいにはうれしいんだが
手を上げて答える気力も残ってない。
ので、ひょっとしたら無視しちゃったのかも
とか、これ書いてて激しくおもってる。
*
あ、その前だったかな。
一度、たまさんに追いつく。
二言三言、言葉を交わすも
すぐにまた、がつんと突き放される。
何を話したかは、憶えてない。
たまさんが視界からいなくならないように
がんばろう(ほんとはいますぐやめたい)
とかおもってる。
ここらへん、ほぼキロ5なのな。
ドイヒー。
*
20km~
1:33:04
4:23、0:42(21.20km)
ラスト1kぐらい。
いきなり並びかけてきて声をかけられる。
「たまさんがすぐ前にいますよっ」
そ、そんなこた、わかってますって。
たまさんに、ぜんぜん離されてるけど
必死に食らいつこうとしてるんですって。
声をかけてくだすったのは、カケルさん。
カケルさんなんていうひとは
キホン、むちゃくちゃ速い。
「なんでここにいるんすか!?」
とかわけのわかんない応答しちまった。
よしんば、カケルさん。
ゴール後、よゆうで応援にまわったのか?
って、おもった。
そうではなかったらしいんだが
とりあえずビビった。
そこから。
「たまさんに追いつくのは義務だ」
ナドト、わけのわからない想いを抱く。
きょうはわけのわからないことが多い日だ。
*
とりあえずゴールが見えてから
300mぐらいを猛ダッシュ。
「こんなとこでいまさらダッシュカマしても
なにも変わるもんじゃねえよ!」
「いやいや、なんらか爪痕残さなくちゃ
きょうわざわざ来た意味がねえよ!」
を何度か往復しながら、
超絶必死にダッシュをカマして。
ゴール。
いやマジ。
たまさんがいなかったら10kでやめてたし
よしんばつづけてても、ラスト5k
もっと遅いジョグでテキトーにお茶濁してた。
たまさんもたまさんとて。
ゴールしたしゅんかんから
「おれはきょう、何をやってんだよ」
とか憤った言葉を何度も独りごちてたが
(独りごとの音量がクソでかいのは措いても)
それはおれには
「おめえはこの2ヶ月、何をやってたんだよ」
って言われてるような気がした。
1時間33分03秒。
さいきん、過去のじぶんと比較
ばっかすんのにほとほと呆れて果ててるが
とりあえず、4年前よか遅え。
足立かんれん、あと1回だけつづく。