まあ、なんつうか。
表題でクソわかりづれえ出オチをカマして。
インテリぶろうとする、
ある意味、1周したかわいげ?
あまつさえ、ネタ的に
おもしろくも何ともねえでやんの。
ツッコまれたくて、しようがないらしいよ。
「そりゃキクチヒロシじゃなくて、アクタガワだろ」
ナドト。だってさー。
センテンススプリングっ。。。
つくばマラソン。
レース経過のつづき。の、つづき。
====
*
30~35km
22:55/2:36:04(4:32、4:37、4:29、4:38、4:39)
22:59/2:36:57
29k4分21、30k4分20。
ムネコフ、マルコリーニ両ポイントを越え
ココロとカラダのギャップは広がってってた。
ココロはイケイケドンドンのまま。
カラダがみるみる動かなくなってくっていう。
いま考えると、炎のさいごのゆらめき。
ほんとうは27k、
ジョックロックを脳内再生したあたり
で、終わってたんだとおもう。
*
つくばの2日前。
「ゴールするまで一切、マイナス思考はしない」
って決めた。
だからってわけじゃないケド
「くたびれてきた(から、あちゃー)」
「タイムが出ない(から、あちゃー)」
的なことはまったくなく。
「くたびれてきた」「タイムが出てない」
ということを客観的事実としてだけ認識し
爆上げのタイミングを冷静に考えてる。
ふつう、撃沈すっとき。
カラダがゆるやかに下降してるなってのを
認識したココロが急降下して終わる。
んだが、イケイケドンドンなココロ。
そんな、おれにあるまじき感じ。
31k4分32、32k4分39。
*
「ちょっと、3時間03分は厳しいかなあ」
「客観的に」、考え出す。
それまでパスする一方だったのに
周りにいるひとたちが固定されてきて、やがて
そのひとたちの背中が遠くなりはじめる。
32kのおしるこエイド。
「客観的に」エネルギー切れかも
ってんで、手を出す。
たぶん、つくばでおしるこ食ったのはじめてだ。
あんこの甘みが、体中にしみわたった。
あ、おしるこ食ったからって
「精神的にキレてしまった」わけではない。
むしろ逆で、善後策として。
後ろからぐんぐん迫ってるであろう、
アニソンとタオルキャピ、おっかねえし。
*
33k4分29。
結果的にこれが最後の「430みない」。
3時間05分、厳しいかなあ。
「客観的に」考え出す。
本来なら爆上げする予定だった地点。
ハーフまでのタイムはおおむね設定どおり。
疲れてるったって、
クタクタじゃなくて「それなり」。
でいて、ラップはどんどん落ちてく。
マイナス思考はしないが、おれピューターが
その理由を探してパニクりはじめてる。
おっかしいな。
常に爆上げする余力は残したまま
進んできたつもりなのに。
*
しゃあない。
35kに村の大応援団がいらっさる。
そこまでガマンして、てんしょんが上がった
どさくさに紛れてペースアップして
そのまましらっと、ゴールまで行っちゃおう。
34k4分38、35k4分39。
アタマとハートだけ、まだチョー前向き。
狛江市・42歳・男性。
*
35~40km
24:10/3:00:14(4:49、4:38、4:43、4:54、5:06)
24:24/3:01:21
35k手前、村の大応援団。
「たかのめ美女ガー」ふぅさんに発見される前に
「瞳は濁れども視力2.0」おれさまちゃんが
発見したったぜ!
なんてことはどうでもよくって。
ふぅさんに「ヒロシー!」とか、
にょうぼうにも呼ばれたことねえ
ファーストネームでもって呼んでもらえて
カラ元気が出まくる。
去年のつくば39k地点。
今年の春、板橋40k地点。
大応援団のところでカラダもそうだが
ココロがズタズタになってて
おれ、こんなんなのに
応援してもらって申しわけねえな
って、泣きながら通過してた。
が、純度の高いカラ元気にしろ
今年はうえーいって、ハイタッチしてる。
のが、やっと少し恩返しでけた。
ってのとはちょっと違うケド
ああよかったあって、おもってた。
*
ここで、カラ元気まで出し尽くしちゃった。
だって、うれしかったんだもん(狛江市・42歳ry)
以後。
36k449、37k438、38k443。
「せめて自己ベスト(7分)は」
↓
「せめて3時間ヒトケタは」
↓
「せめて大阪(10分06秒)以上は」
↓
「10分台のどこらへんで着地できるかなあ」
どんどん下方修正してく。
とはいえ、やっぱりハートはギンギンで。
きょうは気持ちがまったく、切れない。
その時点でとりうるベストの方法を
きょくめんきょくめんで、
ずっと選ぼうとしてる。あるまじき。
やっぱり。
アニソン&タオルキャピが、おっかねえ。
さされても別にいいんだけど。
こんな状態じゃなくって。
快走でけたレースでもって
スパッと惨敗したい。きょうじゃない。
ちょっと歩いちゃおうかなっておもうが
ひとたび歩いたらもう走れなくなるだろうし
あっという間にさされちまう。
もう一度フォームを立て直し、
とにかく前に進むぜ。いくぜキクチ。
考える。
*
筑波大に入ってからの第2折り返し。
そういえば、第1折り返しのころ、
「motoさんに追いつこう」
なんておもってたっけ。
さすがにペースダウンしちゃったし
追いつくどころか、離されちゃったよね。
片道1kぐらいあるスライドで
ぜんぜん会わないし、motoさん、
とっくに行っちゃったんだろう
と、おもってたら。
折り返したあとに、すれ違ってやんの。
motoさん、個室にこもって
逆テレポーテーションしたらしいw
不意打ち、ビビった。
*
39k4分54、40k5分06。
このへん、時計は見てない。
まったくカラダは動いてない。
体感キロ6分半ぐらいかなあって感じだが
時計みて「6分半」って
客観性を提示されたらココロが折れそうなので
見ないことにした。
とにかく、進む。逃げる。
*
見ないついでに。
今朝、右手のひらに書いた、アレ。
じぶんを奮い立たせたいときや
めげちゃったときに見るつもりだったが
ココロは死んでない。
から、見るひつようがない。
見ないケド、唱える。
苦しみはいつかなくなる
諦めた事実は永遠に消えない
地獄みてえな苦しみも、あとちょっと。
おれ、きょう、諦めてない。
つくばを、楽しんでる。
うしっ!
*
40km~ゴール
12:25/3:12:39(5:22、5:18、1:45(4:54))(42.36km)
11:27/3:12:48
第2折り返しのスライドが終わったとこが
40k地点。手元の時計で3時間ちょい。
「3時間経ったか」
おもうだけ、おもう。意味なし芳一。
それからゴールまで特筆すべきことはない。
〇むちゃくちゃ苦しい。
〇でも、気持ちは切れてない。
〇でも、カラダはもう動かない。
〇でも、刺客がこわくて緩められない。
でもでもアソート。
って感じで
「客観的」には、きわめてダラッと
主観的には出し尽くした感じで、ゴール。
3時間12分48秒。
前半1時間34分36秒。
後半1時間38分12秒。
大幅な、ポジティブ。
カッコわるっ。
のに、なんだかある部分、満足した。
それはどういう機微だかわかんないが
ココロのスタミナが42.195kもった
ということも、あるのかもしんない。
*
こんなタイムにもかかわらず
大つけていい撃沈カマしたにもかかわらず
ゴールしたしゅんかんおもったのは。
「やっぱマラソンって楽しいな」
同時に確信にも似た想いを抱いた。
「マラソンで3時間フタケタかかることは
たぶんもうねえな」
。。。
つくばマラソン関連。
まだまだつづく。
そうそう、コレ。
つくばで大失速をカマした原因。
さて、それはなんでしょう?
答えは前半のオーバーペース。
誰もキョーミねえだろうケド。
端的にいうと、
「トイレロス60秒をすっかり忘れてた」
ポカミス。大チョンボ。
*
いままで、事前に想定するハーフの通過は
すげえざっくり
「100分ぐらい」とか「97分」とか。
トイレ問題がかならず付きまとうので、
キロ何分何秒とか細かく考えても、
しようがないゆえ。
*
今回、タイムの松竹梅を考えるとき
ハーフ通過を出してみた。
でもって、それをよく覚えてた。
初のこころみだった、ゆえ。
キロ4分35、1時間36分42を軸に。
〇440(不調)なら1時間38分28。
〇435(ふつう)なら1時間36分42。
〇430(好調)なら1時間34分57。
こんなこともあるかもしれないねって(↓)
〇428(絶好調)で1時間34分15。
*
まあ、きょうはゼッコーチョーで。
1時間34分36(キロ4分29)
「絶好調」と「好調」の間。
突出しすぎてもない、実にいい塩梅。
なんだが、トイレロス60秒を引くと。
1時間33分36(キロ4分26)。
キロ9秒も速えでやんの。
ふつうの状態でしごく妥当な435。
→調子がよかったので、429(のつもり)。
この6秒切り上げでも、ちょっとやり過ぎなのに
→ほんとうの現実は、426。
「ガソリンの値段ってよお。
ガソリンの売価に税金上乗せしてんのに
その上乗せした価格を基に
消費税を上乗せしちゃってんだぜ」
ぐらいの、やりたい放題ワケワカメ。
*
カラダには2段階増しで負担かかってるのに
↓
自覚せず、気分だけ盛り上がっちゃって
↓
後半、カラダがおもうように動かなくなって
↓
その意味がまったく理解できず
↓
ココロとカラダのギャップにいろいろ破たん
っていう、ね。
たぶん、そゆこと。