キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

キクチがつくばで見たとかいう地獄とやらは?

【ソクフォー】でこんなことをほざいた。

マラソンではじめて地獄を見た。
地獄って実在すんだな。

について。
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あ、ジャーンをアップデートのほうで。
image
ネット3時間12分48秒。
グロス3時間13分01秒。



で、その。地獄。

前半は超スーパーウルトラ自重。
にもかかわらずハーフ通過がネットで
1時間34分。

事前のプランでは
キロ4分35で巡航する予定だったので
ハーフは1時間36分台なら御の字。

だったので、じぶんでじぶんにクリビツテンギョーした。
「だったので」を重ねちゃうぐらい
クリビツテンギョー、した。

あまつさえ、超スーパーウルトラよゆう。
クリビツテンギョー、した。
クリビツテンギョーも、重ねちゃうぐらい。



ハーフの時点で想定し直す。
この調子なら3時間03分カット。
ちょっと疲れても05分はかかんねえな。

ノリノリであった。
反面、ぶっ飛ばしたい気持ちを抑える。
「だってまだ、32kまではジョグだろ」

「まだジョグだろ」ってじぶんに言い聞かす
超絶ワクワク感。
おれ、どこまでいっちゃえるかな。
おもってた。

32kまでは5k20分台。
35~40kで5kのファーステスト。
42kめで1kのファーステスト。
を叩き出すことだけを、考えて温存。



とかは、前提説明にしろ長えしどうでもいい。



けっか。
29kすぎから、超絶大失速。
35kの村の大応援団のときは
混じりっけのないカラ元気で
以降、ペースダウンに歯止めがきかなくなった。

脳内にクエスチョンマークを浮かべながら
29k以降の10数キロ、のたうちまわった。



とはいえ、ですよ。
おれ的にはものすごく苦しんだが。
マラソンで初めて味わう
地獄の苦しみだったが。

別にどこか傷めたわけでも
脱水やエネルギー切れを起こしたわけでも
もどしそうになったわけでも、ない。
苦しいったって、とまったわけでも
歩いたわけでも、ない。

客観的にみて。
「ただ、ゆるやかにペースダウンしただけ」

「地獄」というには、ありふれてる。
それで地獄を語るな、って感じだ。



地獄は、二枚刃だった。
キャプ翼の早田クンのカミソリシュート
ぐらいの二枚刃だった。
二枚刃よ

「1枚目」の刃は、上記したとおり。
当然そうなるとおもってたじぶんと
謎の撃沈をカマしてる現実のじぶん。

クソつらかった。

「2枚目」の刃がなかったら、
もっとペースダウンしたり
ちゅうちょなく歩き倒したり、
したことだろう。

したことで、あろう。

そうなんである。
2枚目の刃が、地獄の地獄たるゆえんなんである。



タイム、という側面で。
ハーフ地点での
「3時間03分カット、イケル!」から。

「まだまだ、5分カットは」

「自己ベスト(7分)は、せめて」

「やっとヒトケタかよ、だっせえな」

ペースダウンにつれて、ゴール想定を
みるみる甘くしてった。


「他人に甘く、じぶんにもっと甘く」。
揺るぎないモットー。
とかいう、いらねえ情報。



ラスト5k地点でヒトケタまで
ちょうど23分だった。
残りキロ4分30ちょいでいけばいい。

おちつけキクチ、キクチ、おちつけ。
という、36kめ。ピピッ。

4分48。。。

あっさり、ヒトケタがふっとんだ。

「3時間フタケタはしゃあねえ。
じゃあ10何分でゴールするか、だ」

想定は、さらにさらに、下がった。
臨機応変すぎる、対応。



ここから、である。

長え。
「ここから」ってなんだよ?
ここまでは、何だったんだよ?



28~29kのつくば市役所の折り返し。
スライドでみそらさんかっきぃさんを見かけた。

「アニソン新妻」みそらと
「世を忍ぶ仮のタオルキャピ」かっきぃ。
KSR(敬称略)。

差は超絶ヤマカンで、2~3分。



あ、いや、ウソをついた。
かっきぃさんはスライドで見つかんなかった。
なんでそんなウソをつく意味があるのか
ワケワカメ、ということは措いても。

じっさい、あとからお話しをきいたら
官九郎さんと抜きつ抜かれつのデッドヒート
してたとおっさってたので、つじつま合わせ
的にはOKってことで、収める。

みそらさんはスライドで。
「みそらさーん!」
って42歳狛江市男性なりの
キャピ声をかけたら、ガン無視された。

くっそう、マジ感じわりいなコイツって
よく見たら、両耳にヘッドホン。
あ、じゃあしようがないよね。
っていうか、クソみそら。
チョー集中できてやがる。ガチで恐怖だ。
っておもいましたとさ。

っていうのも措いて。



ご両名とも、女性の国際(3時間15分)を
ねらってるのは、あきらかで。

それは彼女らに聞いたわけではないので
おれの勝手な妄想でしかなくって。
そんなんなのになんで「あきらか」ナドト
墓穴を掘るようなマネをしてるのかも
ワケワカメなのすら、措いても。

前提がどうしたのこうしたの。あまつさえ
措いたりなんだり、よぶんなことばっかで。
何を言いってのか、ぜんぜん見えてきてなくね?



「あきらかに」国際クリアをねらってる2人。
かたや、ペースダウンにともない
ずんずんハードルを下げてるおれ。

40kを過ぎてからはキロ5すら
切れなくなってるのに。
もしもさらにドンとペースダウンしたり
あるいてしまったりしたら

確実に、こいつらに、さされる。
(でも、もうカラダはまったく動かねえ)

ただでさえ女性って。
一定のペースを最後まで刻めるもんじゃん。

って、じぶんでいっといてなんだが
男性とか女性とかじゃなく
たんじゅんに、あいつらつええし。
追尾されんの、こええし。

「こんなんで、負けるのはやだ」
っておもっちゃったもんだから
もう、ゴールを目指しながら背後におびえる。

ペースダウンしてえ、するわけにいかねえ。
あるきてえ、あるけねえ。
地獄の責め苦、だった。



いや、あのね。
たんじゅんに脚力を考えたら。

みそらさんもかっきぃさんも
もうとっくにおれさまちゃんなんか、越えてる。

上で「負け」とか
いらねえ勝ち負けを取り沙汰したが。
そもそも、負けても当然ちゃ当然。
それじたいは、別にいい。

ただ、どうせ負けるんなら。
「おれ、カンペキなレース運びしたー!」
「かっきぃ、カンペキなレース運びしたー!」
「みそら、カンペキなレース運びしたー!」
ってとこでもって、スパッとやられたい。

完膚なきまでに、袈裟に、ぶった斬られたい。
両者十分、って態勢でもって、
豪快に上手投げをキメられたい。
(たぶん、それはごくごく近未来に、なる)



でもでもね。
きょうのような状態でさされるのは、やだ。

なんでそうおもったのかどうかはわからん。
おれ、ちっぽけすぎる。
わかってる。
が、そうおもっちゃったんである。

「きょうはその日じゃねえ」っていうか
「その日じゃなくしなきゃ、いかん」

いま、じぶんでおもいかえしてみても
とんと理解でけないロジックでもって
どうしても、って、そう考えちゃった。

地獄だった。
みずから作成した地獄に、
みずから脚を踏み入れちった。



ゴールして、ほどなく背後から
みそらさんもかっきぃさんも現れて
心底、胸をなでおろした。

「負ける」の先延ばし、成功。
やったぜ。



あ、先延ばしってことは。
次からもまたきょうみたいな地獄
味わわなくちゃなんねえってことか。。。

つれええ!
けど、ものすごく楽しかった。


ん? やっぱ大した地獄じゃねえじゃねえか?



つくばマラソンのこと。

っていうか、レース経過ってとくに
のちに読み返したじぶんに対する閲覧性として
サクッと1回でまとめたいんだが
なんか、つづきものになっちゃいそうだ。

またつづきものかよっ。つれええ。
でも、つづく。
次回から、時系列でおいおい。