キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2016世田谷246ハーフのレース経過と行動記録2(レース経過)

おさけを飲まねえ夜はヒマだ。

ヒマすぎてしようがない、サッコン。今宵。
ガソリンスタンドへ行き、ガソリンを入れ
空気圧をチェックし
(キンニクツウになってもまだ間に合うから)
ありったけの灯油をせしめてきた。

土曜の茨城行き、走る以外の準備は万端だぜ。

というわけで、世田谷246ハーフのつづき。
きょうは走ってるとこの「日誌」。
ふり返ればふり返るほどネガティブじみるので
なるべくさらっとイク。
====


あ、ネットで1時間36分台ね。
ジャーンは、カツアイすっぜ。

それぞれ、上が手元のガーミンヌ(ネット)。
下が公式からスタートロスを引いたもの。

おんゆあまーく、ずどん。



スタート~5km
20:38/20:38(4:24、4:09、4:02、4:01、4:02)
20:44/20:44

ロスは12秒。
アウトラインはおとといほざいたとおり。
2016世田谷246ハーフ 失速した原因の謎「10の位がちげくね?」

Cブロックのわりに、
Aブロックは大学生だったりで
ロスは12秒と少なめだが
さいしょの1k、駒沢公園を出るまで
あんがいカオスだった。

競技場を150mほどして公園に出る。
競技場を出ると、すぐ前にまさかずさんを発見。
黙ってストーキングする。
なんだかとても楽そうに走ってる。

用賀? 3kぐらいで、
「あっ、きょうは調子わりいな」
自覚する。まさかずさんについてくの、やめる。
まさかずさん、こりゃぜってえ
90分カットいけるな、おもう。

4kすぎ、ニコタマの下り坂のところで
「あ、きょうはおれの日じゃない」
悟る。ちょうど90分のペーサーがいたので
「90分にしちゃ、速すぎやしませんかね?」
とおもいながら、ついてくことにした。

二子橋がだいたい5kだったかな。
世田谷「246」ハーフ。
シャレオツ路線・国道246を走るのは
ココマデ。

あまつさえ、R246。
ずっと地味に起伏があるし
片側3車線のうち、1車線はクルマが
ガンガン走ってるので、排気ガスが気になった。

その「排気ガスが気になる」ことじたい
なんか、集中してなかったんだとおもう。



5~10km
21:50/42:28(4:19、4:13、4:24、4:26、4:28)
21:53/42:37

多摩川を狛江へ上っていく、ザ・ホームコース。
馴染みの風景を走れるのって
ふつうすげえワクワクするもんだが。

時あたかもマイナス思考の塊。
ネガティブスピリッツ。
「何で金払って早起きしてまで、
いつもジョグしてるとこ走ってんだろ?」
ナドト。

90分のペーサーから、ジリジリ離されてく。

9kの折り返し地点がおうち至近なので
「そのままリタイアしておうち帰っちゃおう」
とか、マジで考えるくらい、ずっと途方に暮れてる。



7k手前、駒大玉川校舎の手前。
砧下浄水場の脇あたりを進んでると。
「キクチさんですか!?」
後ろから、青いTシャツの見知らぬお兄さん。

「ブログ読んでます!」
いや、こんなクソバカに声かけてくだすって。
あまつさえクソ辺境、知っていただいてるとか
死んじゃうんじゃないかぐれえ
うれしかったんだが。
じっさい、死ぬんじゃねえか、ぐらい
苦しいきょくめんだったので
生来の超絶人見知りもトッピングして

「え、まさかの」ナドト
わけのわかんねえ受け答えしかできなくて
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。

青Tのナイスガイは、そのままピューッと。
あっという間に見えなくなった。



8kから、424、426、428。
キロ4分半をキープするのがやっとだ。
折り返し点の9kで、家族がいるので
それを起爆剤にしようとおもったが
着火するどころか、燃え尽きた。



10~15km
23:48/1:06:16(4:32、4:32、4:50、4:54、5:00)
23:52/1:06:29

多摩川河川敷を下る。
ドホームコース。
「何で金払って早起きしてまで、
いつもジョグしてるとこ走ってんだろ?」
アゲイン。

「東名を越えたらペースアップしよう」
やりすごす。
「二子橋を越えたらペースアップしよう」
やりすごす。
「第三京浜を越えたらペースアップしよう」
やりすごす。

逆にペースダウンに歯止めがかからねえ。
もう、おうちからどんどん遠ざかる
=ゴールに近づいてく、ということなので

「これをつくばにつなげるにゃ
どうすりゃいいんだろう」
とか、ずっと考えてる。

さっきから、ネガティブスピリッツの塊。
って感じの物言いだが。
どんどんキロ5っぽくなってくが。
いちじるしいペースダウンのわりにゃ
わりに気持ちは切れてなくって
わりにずっと一所懸命、がんばって走ってる。



ニコタマの駅を越えてトンネルの手前。
沿道の駒大生の小集団(藤色のウインブレ)に
ぐわぁTがツボったらしい。

「おっ、ぐわぁって書いてある!ぐわぁ、ぐわぁ!」
とか、ぽまいはブラックデビルかってぐらい
はしゃいでる。つられてなんだか、笑ってしまう。



ことほどさように。
この日はぐわぁTをキメたんだが。
ぐわぁTの威力ってすげえなとおもった。

沿道からしばしば「ぐわぁ、ガンバレー!」
って言ってもらえたし。
「死ぬ気で走らんかゴルァ」
って朗読してもらえたし。
穏やかなおじいさんに
「死ぬ気で走ってるんですね、ホッホッホ」
って、言ってもらえた。

7k手前で声をかけてくだすった
青Tのナイスガイさんもきっと
ぐわぁTってことで、認識してもらえたんだろう。



15~20km
25:09/1:31:25(5:13、4:39、5:13、5:02、5:02)
25:11/1:31:40

20km~ゴール
5:15/1:36:40(4:48、0:27(3:23))(21.14km)
5:02/1:36:42

15kから最大の難所、不動坂。
ジョバンヌ、ニコタマで下った分、一気に上る。
「ここをきっかけにしよう」
ちょっとがんばってみたが、513。

そのいきおいで、16kめ、439まで戻したが
いろいろココマデって感じだった。



目黒通りから駒八通りに入る。
沿道に地図夫さん(マルさんの旦那さん)がいらっさる
ということは、前日、マルさんから訊いてた。

いきって
「ピンクのサンバイザーにぐわぁTで臨みマス」
とか伝えたが、言わなきゃよかったなあとか
おもってる。

そうそう。
5kすぎからずっとだけど。
だいたい、抜かれっぱなしね。いらない情報。

ここらへん。
「どのツラ下げて地図夫さんにテヘペロしよう?」
とか、考えてた。

去年、地図夫さんには、とんだ失礼をカマした。

地図夫さんは去年の世田谷246ハーフ。
すばらしいタイムで走って。
じぶんのなかでも、地図夫さんの去年のタイムを
ひとつの目標にしてた。

そんな現在、とんだゾンビ状態で
「地図夫さんのタイムをひとつの目標にしてた」
じぶんをチョキで殴ってやりたい感じになってる。

どうしようどうしよう。

考えてるうち、地図夫さんが見えた。
「キクチー!」
って声をかけてくだすったが。
なんていうか、あからさまにビミョーな表情。

「おめえ、やっちまったなコノヤロー」
っていうのがありありな、スマイル。

そうだな、おれ、やっちまったな。
「マルオさん、あざーす!」
とかカラ元気しながら
「おれの世田谷ハーフ、これにて
本格的に終了したな」って実感した。

「地図夫さん」って。
マルさんのブログで、地図チョー見てる
ってことで勝手におれの内で呼んでんだが
めんと向かうと「マルオさん」
ってっちゃうのって、なんだか
「地図夫=カゲグチ」みたいだぜ。

カゲグチなら
「ぐわぁTでふつうに出かけるひと」
「ぐわぁTで昼寝してるひと」ってのも
byマルさんブログ情報で、あるにゃあるが。

これもどうでもいいな、措く。



そこからは残務処理みてえなもんで。

「駒沢公園に入ったのに、そっから2k
ゴールの競技場みえてんのに
なかなか入れてくんねえし、
いつになったら終わるんだよ」
とか、すっかりやさぐれてると。

競技場の手前で、カメラを構える一人。
ご近所のとしさんだった。

としさんは、去年の春、
都の市区町村対抗駅伝(?)に
うっかり狛江市メンバーに選ばれたとき
タスキをリレーさしていただいたかただ。

そのころはたぶん
おれよかちょっと速かったぐらい
だったんだろうが(直後のかすみん比)。

今年の愛媛マラソンでサブスリーをやらかして
つくばでさらなる上を見据えてらっさる。

としさんは。
オクサマが当選したので観に来てたらしい。
びっくりしたのと、醜態を見られてしまった
のに、びっくりして。
(びっくりしかしてねえじゃんかけっきょく)

「ヒルメシ、イキマセンカー?」

とか、ワケワカメなシャウトしちまった。

そっから、アドレナリンが出て。
競技場のブルータータンに萌えたのも手伝い
ラスト200mはムダなすげえダッシュ。

ガッカリすらしない感じで
せっかく高倍率で当選した
おれの今年の世田谷246ハーフは
終わっちまったんであった。



世田谷246ハーフ関連。
もう一回だけ、つづくっ。