世田谷246ハーフのレース経過と行動記録。
って、表題とおんなじことくり返して、
どういうつもりなんだろうな。
日誌的に、ふり返る。
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朝は5時に起きた。
いや、スヌーズを2回カマして、
5時14分にいやいや起きた。
いや、「いやいや」っていうか
きょうも二度寝するおれ、ホントだめだよなあ
って平日きどりでうだうだしてるうち
「はっ、きょうは世田谷246じゃん」
って気づいてムリヤリ起きた。
ゆけるだけトイレにゆき、
ゆうべの残りのカレーを大盛りで喰って
家を出てママチャリで現場へ向かった。
6時45分。
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駒沢公園までは、いままで電車で行ってた。
そうすっと、
ニコタマの橋の下の駐輪場まで15分ぐらい。
駐輪場から駅まで10分ぐらい。
電車で駒沢大学まで10分ぐらい。
駒沢公園まであんよ15分ぐらい。
ざっと、小1時間かかる。
チャリだと30分ちょい。
ということで、チャリ一択。
初のチャリで駒沢公園登場。
先週の味スタのデジャビュみたいだぜへへへ。
しかし、チャリをぶっとばして15分かかるの
最寄り駅って言い張るとか、
ブランド負けしてるっていうか、
なにをしがみつこうとしてんだよって感じだな。
「男なら狛江駅から行けよ!」的な。
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悟った。
きょうは、レース経過まで終わらない。
表題にあわてて「1」ってつけたった。
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時間によゆうはあったけど、
チャリはわりと一所懸命漕いだ。
アップ代わり。
スタート前にいちど、ちゃんとカラダを
動かしといたほうがいいような気がしたので。
246はわりと、細かいアップダウンがある。
1本東寄りにズレた一直線の抜け道を
走ってったケド、起伏が変わるわけではない。
予定してたより、あんがいつかれた。
(が、それはレースには影響してない)
これをスタート早々に走るのかとおもうと
じゃっかんゲンナリしたが
おめえカマトトぶってんじゃねえよ
世田谷ハーフ、3度目じゃねえかよ
おもった。
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朝わりかし速いからか、抜け道だからか。
車道は高級住宅街なりの高級外車が
わりとブンブン飛ばしててあぶない。
歩道に避けると、金持ちのひとたちが
車道側の植え込みを嗅ぎ回るイヌを
道幅いっぱいリードをピンと張って
よゆうしゃくしゃくのオサンポをカマしてて
あぶない。
バイクに乗ったライダーが
夜中ぶっとばしてると
道にピアノ線が張ってあって首チョンパ。
的な怪談がキョライして
世田谷こええなって、おもった。
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チャリで駒沢公園に行くのははじめてだ。
(って言うのは2度目だな)
「駐輪場がある」ことは確認してたものの
細かい場所はよくわからない。
住宅街の路地裏みたいなところの入口から入り
地図の立て看板を確認する。
駒沢通り沿いに駐輪場があるぜイエーイ。
って勇んで駐めて、200mぐらい先の
競技場に向かったら、競技場の脇に
チャリが大量に駐まっててイエーイ
って、おもいましたとさ。
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受付したのが7時20分ぐらい。
「8時までに整列、8時30分スタート」
ってあったので、わりと時間がない。
ということに、そのときはじめて気づいた。
競技場に入り、ソッコーで着替える。
家を出るとき、フトモモのゲイターを
着け忘れたのでひつよう以上に焦ってつける。
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身じたくを整えてると、まさかずさん。
いつもみたいに「うえーい」って
社交的な感じではなく、
後ろからとんとんって肩を叩いてきて
振り向いて気づくと、手を差し出してきて。
無言で握手して、そのままどっかに行ってしまった。
「スタート前にヒトサマとずっと
いっしょにいてワイワイやってるのは
(それはそれで楽しくはあるケド)独りで
じぶんの殻に閉じこもってるほうが合ってる」
ということに最近やっと気づいたので
ある意味、歓迎すべき立ち居振る舞い
ではあったが。
まさかずさんめ、おもった。
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大阪マラソンの陣地で
「ただ陣地にいるだけじゃねえか」
「集団行動がニガテなのありあり」
なんて書いてたかたがいたので
それを見て、気を遣いやがったな。
とか。
またあるひとが。
スタートラインに整列して
ゲスト主導で体操したり
「がんばりましょー!」オー!
パチパチパチパチパチー。
とかみんなで一体感醸し出してるなかで
キクチだけまったく無視してウケた。
と書いてたのを見て、気を遣いやがったな。
とか、勘ぐってたんだが。
それはただの自意識過剰で。
まさかずさんはこのクソ自意識過剰以上に
このレースに賭けてて集中してらした。
んだってゴール後、よおくわかった。
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7時40分、孤独な陣地を引き払う。
トイレ→荷物預け→整列というプラン。
トイレ。
テキトーに見つけて並んだら
まさかの「小便器1つ」。
7~8人くらい並んでて、焦る。
いざじぶんの番が来ても。
なんというか、チキンなので。
「後ろに並んでて、待ってる」
っておもうと、油断できないタイプ。
というか、なかなか出てこないタイプ。
なので、焦った。
「なんだこいつっておもわれないうちに
出なくても辞去しちゃおう」
「いやいやいや、出しとかなくちゃ」
を何往復かするうち、ぶじ脱水。
荷物預け。
事前に会場地図をまったく確認してなくて。
「行きゃ、案内図とかあんだろ」って
歩いてったらみつけた荷物預けが
「ゼッケン番号下2ケタ0~49」。
50~99はまったく逆側だったので
194番のおれは、軽く焦った。
焦りっぱなしだ。
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「集合場所こちらから」って貼り紙に従って
グラウンドレベルまで下りる。
やれやれ。やっと着いた。
競技場ではまだ、セレモニーみたいのしてて
トラックには出られない感じだった。
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立ち尽くしてると。
正面からあきらかな金持ち臭したひとが
宝石音をジャラジャラ鳴らしながら近づいてくる。
マルさんだった。
ウタゲでお会いするときとおんなじ感じで
すごくリラックスしてて、いろいろ話した。
「キクチおめえ、大阪楽しみすぎだぞう」
ナドト。
マルコリーニおめえ、スタート前は
誰とも会いたくねえんじゃねえのかよ。
おもったりおもわなかったりした。
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なんとなく整列しにグラウンド出てもいいですよ
的なフインキになったので、外に出ると
すでにすげえ整列してんじゃねえか。
スタンドの正面はEブロック。
そこからひとをかきわけかきわけ。
ほうほうのていでCブロックにたどりついた。
Cブロックの真ん中からややうしろ。
これはいったいどういうことなんだろう?
まあ、いいんだけど。
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そんなわけで。
スタートまであと20分。
幸い、寒くはなかったのでよかった。
どころか、陽射しがつおい。
ジリジリする。
ぐわぁTをキメたが、
ランシャツでもよかったんじゃね?
でも、いまから着替えらんねえし。
とか、ウジウジしてる間に。
おんゆあまーく、ズドン。
つづく。