つづき。
ついに、「その3」ナドト。
ナンバリングしはじめやがったね。
もしまたつづいても、つじつま合うように。
オトナの、リスクヘッジぇ。。。
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*
きょうはぜってえ、るみさんにたどりつく。
たどりつきたい。
っていうかこうなってくると。
せっかく超絶有名人を取りざたして
アクセス数稼いじゃおうって所期のモクロミ
まったく、機能しねえよな。
いいのいいの。
ニーズは、おれに、ある。
ヒトサマにとっちゃ、どうでもいいかもしんないが。
じぶんにとっては、ひとつひとつ、
どうしてもちゃんと書き残しときたい
とても貴重な経験だったゆえ。
あと、ペースアップする。したい。
今月はつくばまで毎週末、レースあるし。
大阪はそんなわけで今週中に終えたい。
(ナドトいいつついま、あやたの森で絶賛遭難中なんだがな)
うるせーよ、はじめろよ。
*
「まだ会場にいらっしゃいますか?」
ゴール後。わりとチャチャッと着替えて。
あやたさんとトガーさんにLINEした。
トガーさん。なんだかんだ
お会いできるチャンスはありそうで
そうそうないゆえ。
次こそは、初めてお会いしたい。
あやたさん。
前エントリー末尾で触れた別れかたを
謝りたかったのと。
ゴールはたいして変わらないはずだし。
南港大橋に向かう高速道路下。
あやたさんは残り10kぐらいって書いてらっさってて。
正確には憶えてないが。
おれが超絶ノリノリになってきたころ。
前方に黄色いTシャツがみえてきて。
さらにノリノリが増して。
あやたさんに追いついて。
「あやたさん、行きますよ!」ほざいた。
このペースでいけば、3時間ヒトケタはよゆうだし。
あやたさんと抜きつ抜かれつすれば
お互い、もっとアゲてけるとおもって。
んだが。そんとき。
あやたさんは明らかに苦しそうだった。
声かけたものの、応答はなかった。
聴こえてなかっただけかもしれんが
ムカつかせちゃったのかなとも、ちょっとおもった。
ので、悪いことしちゃったな。と、おもった。
もしお会いできれば、謝りたい。
ともおもって、LINEした。
*
なお、はるか前方にあやたさんを発見してから。
ちょっと飛ばしすぎちゃって。
この1kが手元の時計でキロ3分58。
マラソンの後半、いくらノリノリになっても。
4分05を切るとそのあと必ず反動が来る。
結果論的にはそれが的中しちゃって
「ゴールまでノリノリでキロ4分10予定」が
「ほうほうのていで残りをキロ4分30」
に、なっちった。
それもこれも、あやたさんのせいだ。
*
LINE。
先に返信が来たのはあやたさんだった。
しかも、もう中ふ頭の駅にいるとおっさる。
しかもしかも、
「まだ改札は通ってないから、待ってみる」
ナドト。
この時点で、
「ちょっとおれの今後の運命が決まったな」
感があった。
トガーさんにはココロから謝罪した。
いや、あやたさんとトガーさんにLINEしたのは。
天秤にかけたとかそういうんじゃなくって。
もし、もしも、ね。
まだ、更衣室とか会場周辺にいらしたら
まとめてごあいさつだのしようって魂胆で。
LINEだって。
「まだ会場にいます?」って送った。
「駅にいる」しかも「待ってみる」とか
レスが来たらそれは、流行語大賞の
「いや、別にいいや」はカマせないよね。
なんか、エクスキューズに、必死だ。。。
*
駅の手前のベンチに、あやたさん。
クールな感じで、こっちに手を挙げてる。
おれね、朝の集合するまででちょっとわかった。
あやたさんはただ、フラットなだけだ。
トークが盛り上がっても
声を張り上げることも表情を変えることもない。
ってだけで。
たぶん、内では。
ふつうにまじでかwとかキタコレとかなってるんだろう。
*
言っても、3時間前半でゴール。
まだ、ひともそんなに多くない。
サブフォー近辺のボリュームゾーンになったら
電車も激混みするだろう。
とりあえずその前に、電車乗っちゃいましょう。
ということになった。
そりゃ、ただ登下校するわけないよね。
*
「なんか食いにいきます?」
「それとも、風呂いきます?」
案の定、あやたさんが提案してくだすった。
10数年前、はじめて大阪にきたとき。
おれは、大阪のうどんの美味さに驚がくした。
「これが、うどんか?」おもった。
その後、関東の水沢うどんとか
四国のさぬきうどんとか食ったが
大阪で食ったうどんの衝撃は凌駕できてない。
ぐらい、驚がくした。
ので、うどんが食いたいと言った。
前夜祭もうどん屋だったのにな。
ただ、何らかフックがひつようであろう。
「いらない情報かもしれないすけど
おれのホテルはなんばと日本橋の間ぐらいです」
伝えた。
スマホですげえ検索してる。申しわけねえ。
で、ひと段落ついて。
電車で話しはじめる。「ブログ」のことを。
あやたさん、ブログの話、大すきじゃねえか。
*
なんばの駅で下りて、うどん屋まであるいてると。
目撃。
ちょっと前に、ワイドショーでみた。
新宿の東口でやってたパフォーマー。
この態勢で、ずっと止まってるのね。
イタリア人。
コーフンして、あやたさんに伝えるが
まあ、無関心で。
それは上記したようにフラットってのと違って
ただただ、関心がない。ということがミエミエだった。
*
さらに進むと。
「あ、あれ」あやたさんが指さす。
うお、全身ヒョウ柄マダム。
都市伝説じゃなくって、実在すんだな!
しかも、大阪のオバチャン。
くまなくヒョウ柄ってわけじゃなくって。
大阪のオバチャンのなかでも
全身ヒョウ柄ってのは、希少なんだな。
ということを知った。
コーフンした。
おれは、大阪のオバチャンに、コーフンした。
*
うどん屋につく。
ずっと「ブログ」の話。。。
っていうか、ブログの話していいってわかったので。
ここではおれが質問マンになろうとした。
あやたさんのブログについて。
いまさらおれが言うのもなんだが。
あやたさんのブログは、1回がそれなりの量ある。
しかもしかも、まいんちずっと更新してて。
しかもしかもしかも、クオリティが異常に高い。
それって、何なんだ?
ネタ切れになることはねえのか?
「きょうはべつにいいや」ってなんねえのか?
ザンネンながら、というか。
期待してるような回答は得られなかった。
「あまり考えずに」
「おもいついたことを」
「ざざっと書いちゃう」
ということだった。
「だってしょせん、ただの日記じゃん」
ということだった。
そして、話の主導権はあやたさんに。
どうしても「ブログイップス」について
語りたいらしい。
上記のあやたさんの書きかた。
たしかに、単純明快だ。
でも、まいんち更新してたら。
どっかでかならず、何かのテーマを書こうとして
書きはじめて逡巡し、考えこんで塩漬けにしちゃう。
みたいなこと、あるでしょ。
これさあ、おれなんかまいんちじゃなくて
たまにサボるけど、おれのほうがふつうだよね。
思考回路というか、行動形式として。
とか、マラソンブログだったらとくに。
じぶんが調子が出なかったりケガしてたら
ブログ書きたくないし、ヒトサマのブログも見たくねえ
みたいな時期って、ぜったいあんじゃん。
でも、あやたさんは、まいんち
それなりの量の、異常なクオリティを
アップしつづけてる。
ワケワカメ。
*
うどんを食い終わると。
「宿まで送っていきますよ」と、あやたさん。
宿までも、いろいろ話しますわな。
「ブログ」のことを。
10分ぐらいで宿に着く。
マラソン完走した直後なのに
気ばっか遣わせて申しわけねえ。
「いやあ、いろいろありがとうございました。
すげえ楽しかったです!」
宿の入口でごあいさつ。別れようとすると。
*
「いや、おれ、ロビーで待ってますよ。
アフターの会場まで送っていきますから」
うわああ、マジか。
いやなわけじゃない。
いやなわけじゃなく、ただただ、申しわけねえ。
だって、フルを完走した直後なのに。
おれのつごうで、すげえ歩き回らせてる。
うどん屋で、かかとまだちょっと痛え。
言ってたし。
超音波マッサージ器、アフィれば一儲けできたのにな、言ってたし。
「そんならもう、アフターいっちゃいましょうよ」
言ってみるも、「それはいい」とおっさる。
そう、あやたさんはアフターは欠席なんだ。
なんか、用事でもあるのかもしれない。
そこはまあ、どうでもいい。
それがあるから、ゴール後LINEしたってのもある。
*
Movesセンセイによると、このとき14時半。
アフターは16時から。
宿からアフターの会場までは30分かからない。
ピンと来た。
「まだ、話したりないことがあるんだな」
荷物を置いて、ソッコーでシャワーを浴び
ホテルを出た。
*
アフターの会場、心斎橋まであるく。
超絶繁華街で、お茶できるような店も見あたらない。
ずんずん、歩く。
「ここが、アレですよ」
あやたさんが、指さす。
ちょっと前に、外国人観光客に
大量のワサビを盛ってニュースになった寿司屋。
なおもずんずん歩く。店の前につく。
案の定、ウタゲまではまだ30分以上ある。
アフターの居酒屋。
のすぐ近くでお茶することになった。
*
席に着くやいなや。
「ブログ村のランキングなんですけど」
「あ、キクチさんはランキング見ないんですよね」
もう、ブログの話一色ぇ。
おれがランキング見ないってことまで
チェキされてる。
*
しかも、今回のネタフリは。
そこまでさんざんしてたブログネタ。
ブログイップスとか、考えかたとかスタンスとか
と、ちょっと毛色が違うくさいぞ。
ひょっとしてひょっとして、
ブラックな方向をご所望なのか?
ブラックなネタはキライではないが
どちらかというと大好物っていうか
語るべきことは山ほどあるが。
今のランキング、まったく知らねえし。
そもそもおれ、ランキングなんか語るに値しないクソ辺境だし。
シラフだし。
それよりなにより、いくらきょういっぱい話したったって、実質初対面だぞ。
そこでブラックをてんこ盛るホド
超絶人見知りじゃなくないぞ?
*
勝手に妄想して、無難なほうへ逃げる。
けんいちさんについて、話したのかな。
たかしさんまーがれっとさんについてだったかな。
むろん、ブラックじゃない方向で。
すごーく、ディフェンシブな方向で。
もしほんとうにあやたさんが
ブラック方面をご所望だったんなら
オーダーには応えられておらず、消化不良だったかもしれない。
あ、じゃっかんのブラックもあったかな。
いや、ねえな。
*
とか、話してるときにスマホが鳴った。
ウタゲの幹事、サトさんからLINEだった。
「サトさんから」ということだけチラ見して
あやたさんとのお話をつづける。
けっきょく、喫茶店を出たのは
ウタゲ開始の5分前。
コーヒー、おごってもらっちった。
朝整列前まで→ゴール後、駅→うどん屋→宿→喫茶店
がっつり、あやたKSR。
ほぼ3時間、クソ楽しかった。
*
けっきょく、3時間。
ジョグに関することで話したのは。
あやたさんのかかとのこと。
「きょうの結果はお互いに、タイム的にかならずしも満足ってわけじゃないけど、ちょっとは何らかのきっかけになったかもしんないですね」→芳しい反応は得られず。
ってこと。
合計、2分ぐらい。
180分のうちの2分。
朝のトイレのこと。
南港大橋手前のこと。
謝りわすれた。。。
*
。。。
*
居酒屋は2階。
階段を上りながら、スマホを見る。
まじでかwww
「まじでかwww」をここでかwww
百歩ゆずって「関東からの来客」
ってことで、花を持たせてくださろうとしてんだろう。
ありがたいお気遣い。
ただ、ただ。
なんでおれ?
だから、超絶人見知りなんだってばよ。
人前で喋るの、キウイぐらいニガテなんだよ。
でも、せっかくのこと。
断るってわけにも、いかねえ。
居酒屋の入口をくぐる。
席に通される。
やっべ、どうしようどうしよう。
こういうとき、アタマのなかが真っ白になる。
なんて、ウソだ。
アタマのなかは総「どうしようどうしよう」
席の手前に、サトさん。
「LINEみていただけました?」
「いきなりすんませんねえ」
恐縮しながら、喋りかけてくださる。
*
40人からが集まるウタゲ。
それを仕切るって、たいへんだ。
いろいろな気を遣い、準備に手間をかけるもんだし。
「おれなんかで、ホントいいんすか? じゃあ」
バックバクの内心を必死で隠し
快諾するていを見せようとする。
先に、お会計。
会費をお支払いし、席順のくじをひいてると
(どうしようどうしようって何言うか考えてると)
*
目の前に、女性。
いやね、目の前ったって、
そんじょそこらの目の前じゃねえ。
ハンパねえ目の前。
吐息が鼻先をくすぐる程度の目の前。
近え、近えよ。
上目づかいで、こっちを見てる。
っていうか、誰だ?
たしかにどこかで見おぼえはあるんだが。
ただでさえ、挨拶せれでパニクってるところに
瞳の大きな女性が、チョー近くでこっち見てる。
この非モテクソブサを。
パニクりにパニクりをトッピング。
うーん、誰だ誰だ?
見おぼえは、あるんだ。たしかに。
*
あ、わかった。
チエさん。ヤマダチエさん。
大学のパイセンだ!
学生時代、よくかわいがってもらった。
いやあ、チエさん。ずいぶんおひさしぶりで!
ん?
ここにチエさんがいるわけねえじゃんか。
でも、顔面はほぼチエさんだぜ。
ドッペルチエさんだぜ。
誰だ?
。。。
。。。
。。。
あーーーーーーーーーっ!
わかったーーーーーーっ!
るみおかん、登場。
この昭和感。
これは、あー!わかったー!の直後。
ロンのモチ、まだドしらふ。
場末の横丁で魔性のオンナに骨抜きにされた
くたびれリーマン、ってコンセプトでもって。
つぎ、るみさん編。
つづく。