キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2016大阪マラソンのレース経過

みんな、おそよ~♪( ´ ▽ ` )ノ♡
(ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ)



プロローグ的なことはコチラ。
年明け1本目のフルをキメたぜ。っていうかね、チョンボ連発してんだケド―冬春シーズンのレースどうしようか その3

今回の大阪。
書き残しておきたいことがありすぎる。
が、まずはレースのふり返りから。

そのあと、何回かつづける。
途中で飽きちゃったらやめる。

とりあえずジャーン再掲(↓)。 ====
image
ネット3時間10分06秒。
グロス3時間11分17秒。



以下、
タイムはそれぞれ上段ガーミンヌ、下段はネット速報。

ガーミンヌでは、総距離42.88km。
現場の距離表示とのズレは前半で400m、後半で600mホド。
後半ずれたぶんは後述す。

前半と終盤、高速道路の下を走るので
GPSがアテにならないと訊いてたが
おもったほどでもなかった。

と、おもったが、おもったほどじゃねえか。



想定はハーフ過ぎ、3度目のなんばの交叉点までキロ4分40前後。
そこからか、
25k手前(?)通天閣をみてからか、
だいたいラスト10k、北加賀屋の交叉点からペースアップ。

ネガティブスプリットをキメ。
トータルで3時間20分は切りたいなと。



スタート~5km
22:36/22:36(5:03、4:17、4:26、4:30、4:20)
22:47/22:47

スタートはAブロックのほぼ最後方から。
トイレ行列に想像以上に時間をとられ
整列終了直前に滑り込んだ。

でも、整列後。スタート直前。
すぐ横の大阪府庁に駆け込むひとが
すげえいっぱいいて、おれの時間を返せ
っておもったりおもわなかったり、した。

スタート直前にみんなが前に詰めると。
Bブロックのひとたちがすげえいきおいで
おれらの間をかきわけて前にいく。

大阪ってこええ
とおもったり、おもわなかったりした。



ヨーイ、ズドン!

ロスは1分ちょい。
スタートラインを越えてもぜんぜん進まない。
焦ってもしようがないので、
流れにまかせてゆっくり。

500mぐらいでFIREさん(Bブロック?)と遭遇。
「何でここにいるの?」
たぶんそれは、おれのセリフだ。

2kすぎ。
背後から「クソ辺境!」って呼ばれる。
かっきぃセンサー発動。
胸がきゅんとした。

たぶん今回、3度あるスライドで
欠かさずエール交換さしていただいた
ただひとりの美女ガー。

っていうか、いつ追いつかれるか
いつ追いつかれるかって
ビクビクビクビクしてた。

ビクチがキクキクしてた。



5~10km
22:01/44:37(4:15、4:19、4:30、4:27、4:28)
22:36/45:23

御堂筋に出る。
「おら、きょうは何だかすげえ楽しいぞ」
っておもう。

ペースが上がりすぎたので、落とす。
落としても430。
想定よか10秒も速い。

いやな予感がする。



10~15km
22:13/1:06:50(4:29、4:23、4:23、4:28、4:30)
22:25/1:07:48

ペースが落ちないw

スライドで対岸をみながら進むと
知らねえうちにどんどんキョリが稼げる。
「キョリが稼げる」って
日本語合ってる?

村のかたがたやトガーさん、かっきぃさん
を血まなこになって探してた。

ただ、困ったことが2つあって。

村のかたがたはほとんど黄色のぐわぁT。
黄色に赤字ですげえわかりやすいんだが
おんなじ配色の「はとバス」Tが
けっこういらして、何度か間違えて
「ぐわぁTファイト!」つっちった。

あとは、カープのユニフォームだったので
カープのユニフォームのひとに
やたら声をかけられた。
あ、困ったってか、うれしかったんだな。

沿道から「カープ優勝おめでとう!」
って言われて、ファンでもないのに
「あざーす! きのう負けたんだけどな」ってった。

折り返しであやたさんとの差を確認する。
片道50秒ぐらいなので1分40秒。

このあとどういうわけか。
あやたさんとの差を意識して進む。



そういえば。
ジミーちゃんって走ってたの?

初フルのつくばでダンディ坂野がいて
沿道からもランナーからも
ゲッツゲッツいわれてて。

しかもダンディ律儀なので
ぜんぶにポーズ付きで答えてた。

ジミーちゃんだったらかならず
「がんばれよ!」
って言われまくるよな。
「おまえもがんばれよ」アンサーへの期待込みで。
そりゃタイヘンだろうなあ。

おもったりおもわなかったりした。



15~20km
23:26/1:30:16(4:38、4:34、4:21、5:37、4:16)
23:49/1:31:37

15k手前ぐらいから
「第1次トイレ行きてえ」勃発。
早えよっておもった。

ただ、大阪マラソン。
トイレの標示に
「次のトイレまで○○km」
ってかならず書かれてある。

これ、すげえ助かった。
とりあえず、「次のトイレまでがんばろう」
って2、3回パスした。

19k手前でピットイン。
ゆっくりゆっくり放出した。
ロスはだいたい90秒。

「この感じだと第2次もあるな」
って、覚悟も同時にキメた。

キロ10秒ほどペースを上げることにした。



17.5kぐらいの給水所。
村のかたがたがボランティアしてるってので
すげえワクワクしながら進んでた。

今回。
2、20、40kの村のかたがたの応援団と
この給水所を楽しみにして進んでた。

給水所に近づくと。
ごえもんさんとりょうたさんが
手前のほうで両手を振ってハイタッチする気まんまん。

「おめえら、しごとしろよ」
おもったりおもわなかったり、した。

京セラドーム大阪すぎの2度目の折り返し。
を、折り返すと20k地点。

ちょうど、村の応援団の対岸をすれ違うとき。
あやたさんが応援団の前を過ぎてるとこだった。
差は片道75秒のだいたい2分半。
あと一度トイレ行くし、こりゃ追いつけねえな。
おもった。



20~25km
22:15/1:52:31(4:26、4:23、4:11、4:39、4:36)
22:24/1:54:01

ハーフ通過が1時間36分ちょいぐらい。
でもなんかキツイ。

このへんでブラバンがアフリカンシンフォニーを
演奏してて、てんしょんまっくす。

ジョックロックとレッツゴー習志野が
脳内でこだましかけるが
「おいおい、まだ早えよ」
って、天理ワッショイにチェンジする。

「そうだよ。もともとキロ4分40で行く予定だったじゃん」
躊躇なくペースを落とす。

通天閣近くの第2折り返しで
あやたさんチェック。
差は大阪ドームのときとおんなじ。

すぐ背後からひたひたと迫り来る
かっきぃさんとの差も、だいたいおんなじ。



25~30km
21:26/2:13:57(4:24、4:21、4:23、4:10、4:08)
23:32/2:17:33

25kぐらいでなんとなく。
「このままじゃダラッと大阪終わっちゃうなあ」
っておもって、なんとなくペースアップ。

ここの沿道の応援。
下町な感じがおれはすげえすきだ。
とおもいながら進む。

「じゃあ、行っちゃいますか!」
キロ4分10ぐらいで以後、行くことにする。



30~35km
21:50/2:35:42(5:09、4:06、4:08、4:17、4:10)
20:51/2:38:24

ペースアップした直後から
「第2次トイレ行きてえ」勃発。

せっかく気分が盛り上がってきたし
ガマンすりゃゴールまでもちそうだったが
より純度の高いペースアップをつづけるために
30k手前でトイレをキメることにする。

が、これが大失敗。

仮設トイレはだいたい、
沿道のすぐ脇にあったのに。
ここでは、近所の公園。。。

コースから100メートルぐらい離れてた。

焦ってトイレに向かったため、
体力的な休憩にならず。
時間も2分半ぐらいロスした。

ともあれ。
身軽になったので「ガンガンいくぜ!」
とりあえず、3時間ヒトケタかなっておもう。

ジョックロックもレッツゴー習志野も大開放。
脳内で鳴らすだけじゃなく
口笛吹いたり口ずさんだりして
ぐんぐん気分を盛り上げる大作戦。

ただ、いままでのフル。
4分05以上に上げると
かならずあとでツケが回ってくるので
4分05を切らないように1%ぐらいじちょう。



このくだり。
「大」使いすぎじゃね。
スタート時の「すげえ」ぐらい。

トイレでしたのは「小」なのに。



35~40km
21:36/2:57:18(3:58、4:26、4:20、4:23、4:29)
22:02/3:01:38

いきおいが、止まらねえ。
前にぐわぁTも見えてきて、さらにペースアップ。

「南港大橋、来いやー!」状態。

ちょうど37k地点。
南港大橋の上りがはじまる。

がんばって使い果たさないように。
いつもより地面からの反発をもらう感じで
ゆっくりめに進む。

上りが終わり、下り。
がんばって使い果たさないように。
いつもより地面からの反発をもらう感じで
ゆっくりめに進む。アゲイン。

が、しかし。
実際は使い果たしてしまったらしい。

っていうか、脚が「ゆっくりめに進む」
に、順応(?)してしまったらしい。

ペースが上げられない。
っていうか、落ちてく。。。



40km~ゴール
4:31、4:33、3:45(4:17)(42.88km)
09:39/3:10:05

40k地点。
沿道になるぽんT着た応援団のひとがいたので。
「なるぽんT!」って声をかける。
じぶんを鼓舞するために。

通りすぎてから遠めに。
「あ、いまの、ひょっとして
トガーさんのおともだちじゃね?」
って声が聴こえて、ゴマンエツする。

ゴマンエツしても、キツイもんはキツイ。



ラスト2kぐらいで。
美女ガーにパスされる。

決死の覚悟で美女ガーについてく。
レッツゴー習志野とジョックロックを
脳内にとどろかせる。
ムネコフさんの言葉を、唱えつづける。

苦しみはいつかなくなる
諦めた事実は永遠に消えない

美女ガーに食らいついてったおかげで
ちょっとペースが戻る。
またじゃんじゃんパスできるようになる。

その美女ガーが。
もう1人前の美女ガーに追いつく。

おふたりが、闘志むき出しで
サイドバイサイドをくり広げてる。

そのケツをちょっと後ろから
息を荒らげながら眺めてる。

狛江市在住42歳、男性です。
こんにちは。

という感じで、歯くいしばってゴール。



ゴール後、コースにおじぎをキメて。
振り向くと、ガッツポーズがしたくて
したくてしようがない症候群。

全力でもって拳を振り下ろすと、なんだか
ものすごく泣けてきた。
涙があふれて、とまらない。

もう二度とできないとおもってた
ネガティブをキメられたうれしさと。

10分を切れなかったくやしさ。

どっちもな感じの涙。



そんなこんななレース経過。
でしたとさ。ちゃんちゃん。

つづくっ。