キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

マラソンのスタミナで、いちばんひつようなやつをつけにいってみた

アレだな。
走る関連のことばっか書いてるな、サッコン。
それか酔っぱらったこととの、二択ぇ。
まるでマラソンブログみたいだ。
ケンノンケンノン。

こうなったらだな。
ブログのランキングサイトの
「マラソン」カテゴリーにでも
登録してだな。。。

うーん、おもしろくもなんともねえぞ。



マラソンにひつようなスタミナ
っていくつかあって。

脚のスタミナ
心肺のスタミナ
走るじかんぶん、そこにカラダをさらしとくスタミナ

とか。



じぶんにとっていまいちばん足りない、
ひつようなスタミナは。

「上記ぜんぶっ!」

わかってる。
でもそれは途方に暮れるだけなので
じゃやーめたって、飲みはじめるだけなので。

ひとつ挙げるとしたら、
ココロのスタミナだ。



「もうキツイっす」ってなったとき。
それはジツは脳みそのウソコで。
限界はまだ向こうだったりする。
そういうの。

「おれ、ここまでけっこうがんばったよね」
当初の設定よか手前でつかれてきたとき
いきなり自己肯定しだすのも、いっしょ。


よしんば脚力があって
身体的によゆうがあっても。
気持ちが折れたら、ただちに終わる。

逆に。
脚が終わって息たえだえでも
気持ちがギラギラしてるかぎりは
もう少し、なんとかなる。

これはけして精神論じゃなくって
マラソンを走るのに最低限ひつような
ココロのスタミナってのもある。

とかひっくるめて。



というわけでございまして。
たけしなていで。きょうは。

ココロのスタミナをつけるために
おうちからぶひぶひ超絶セレブの庭、
でおなじみの駒沢公園まで
行って帰ってくる180分LSDを挙行した。



なげえな。

きょうはね、きのうとちがって。
じぶんのなかで筋書きがでけてて。
オチもちゃんとある。

そんな万全っていうか、
盤石の布陣で書きはじめた。
が、ちゃんとそのとおりいけるか
はなはだギモンだ。

途中で飽きちゃう可能性も大。
書いてるほうが飽きちゃうんだから
読まれるわけねえ。

だいたい。
途中でこういうことをはさむから
うん、まあいい。

つづける。



ココロのスタミナをつけるっ。
それには180分LSDだぜっ。

120分までは誰でもイケる。
が、どういうわけか
120分を超えたしゅんかん
いきなり、キツくなる。

「おめえもうがんばった」を
聴くこともでけるので、180分。



駒沢公園。

なにしろ周回コースってのがニガテで。
なんでかっていうと、飽きちゃうから。

逆にいえば。
ココロのスタミナ養成にうってつけだぜ
ってんで、駒沢公園。
ちゃんと「こめいざわ公園」と、読む。

あえてそこに臨むおれ、かっけええ。



なお、おうちからもっと近くに
砧公園って周回コースが、ある。

なんで砧公園にいかなかったかというと。
○おうちから片道4k弱。
○周回1.6km。

キロ5分45めやすだったので。
180分だと31kちょい。

往復、8k弱。
残り23kってことは
14周もしなくちゃなんない。


かたや駒沢公園は
○おうちから片道7.5k。
○周回2.1km。

往復で15k。
残り15kってことは
8周で済む。

ゆえ。



。。。



おめえ、ホントにココロのスタミナ
つけてえのか? あーん?



「180分LSD」
「周回コース」

じゃっかんの日和はあるものの。
ココロのスタミナを養成するには
万全っていうか盤石だ。

走りだす。
霧雨がきもちい。

「そ、そうだ。
おれさまちゃん、世田谷246ハーフ
うっかり当たっちゃったんだよね」

「じゃ、帰りはスタート地点から
折り返し地点(おれんちの前)まで
走れば、試走ってことにもなるね」

きもちく、走る。
(帰り道は、コース試走もでけた)



駒沢公園の周回に入る。
天気がよくないわりに、けっこうひとがいる。

公園内のジョギングコースから見えるジム。
トレミでフンフン走ってるひと。
わけわかめ。
なんですぐ近くにジョギングコースあるのに
わざわざトレミなんだろう。
ってのは、措いて。

そんなどうでもいいことを考えながら
5分45を刻む。



と、ほどなく。
すぐうしろに足音。

ピッチはおれよかだいぶ速い。
200ぐらい。

たぶん、おじさんで。
たぶん、LSDってよかペース走
ってニュアンス。

息がわりと荒め。
という音声からの見立て。

で、このおじさんが。
逃げも隠れもせず、おれさまちゃんを
ペースメーカーにしてる。

威風堂々って感じで。



レースとかでおれも
美女ガーをPMにすることは、ある。

女性はペースが一定な気がするし
いい匂いがするし
なによりおれは、どちらかというと
チャンネーのケツってもんが大すきだからだ。

いらねえ告白ぇ。。。

ただ、わかってる。
あっちからすりゃそんなGGE、
キモいに決まってる。
うっとうしくてしようがないに決まってる。

なので。
足音がきこえない程度に離れるし
まうしろじゃなくて、ちょっと斜め後ろで
息をひそめてる。

わかってる。
それでもチャンネーは気づいてて
キモいし、うっとうしくてしようがないことは。

それでも
「ミエミエながらも、さりげない偶然さ」
を装おうとはする。



で、きょうの威風堂々おじさんは
ビタ一文、逃げも隠れもしない。

おれの真後ろにピッタリはりつく。

ペースダウンしたり
ペースアップしたり
スローダウンして脇にそれても
真後ろにピッタリはりついたまま。

ガチで、キモいしうっとうしい。
それ以上に、走りにくいったらねえ。
きょうはLSDで。
そうとうなよゆうで走ってたからいいものの。



キモくてうっとうしくてしようがなかったんだが。
途中で、考えた。
「こいつはフェアリーなんじゃねえか?」



そう考えだしたら
超絶セレブの神が下したジョグアイテム
としかおもえなくなった。

「LSD」
「周回コース」
につづく、おれのココロのスタミナ養成
のためのジョグアイテム。

わかった、わかりました。
おれは後ろもふり返らず、
一定のペースで進みつづけた。
「おじさんのPM、やってまーす」として。



けっきょく。
周回コースの2周目から6周目。
フェアリーGGEは5周10kあまり
おれの直後をピッタリ、はりつきつづけた。

ものごとには限度ってもんがあんじゃねえの?
おもったりおもわなかったりもしたが
まあ、おじさんがペース走できたんなら
おれも、うれしいでーす(はあと)。



6周目の途中。
周回上では最長のゆるい下り坂。
おじさんは、おれの横にぜえぜえ並びかけ
そして、ストップした。

いやあ、よかった(はあと)。



ふつう、あれだよね。
そこまでやったらストップ際に
一声かけるよね。

でも、一声もないよね。。。
疲れてるんだろうし、しようがない。


って、おれはあと2周かさねた。

その下り坂をもう一度とおったら、
ゴールできてご満悦なフェアリーGGEが
呼吸を整えて、あらためて礼のひとつも。
ひょっとして、ドリンクのひとつも進呈してくれんのかな。
とか。
ちょっと、ワクワクしながら。



まあ、ふつうに物影ひとつ、ないよね。



たぶん、フェアリーがみえなかったのは
フェアリーが立ち去ったからではなくて
おれが急速にオトナになっちゃったせいで
フェアリーがみえなくなっちゃったからだ。


それ以外の理由は、みあたらねえ。。。