先週の、とある村関連のウタゲ
オブ怒とうの4連発、のうちの、4発目。
金曜。
クソファーが東京にいるってんで。
なぜか末席に加わることになった。
ちょっと覚悟をして、臨んだ。
*
というのも。
おれは目のあたりにしたことはないが。
クソファーにスイッチが入ると。
本拠地の浜松を寝過ごして、名古屋までいっちまう。
っていうのは、あさめしまえで。
あからさまに失禁をしたり
新婚夫婦さんの新妻の乳を揉んだり
ってぐらい、楽しくなっちゃうらしいからで。
*
クソファーはふだん。
太い黒縁のメガネをかけてるんだが。
スイッチが入って本気を出すと。
おもむろにメガネを外す。
それは封印を解く、みたいなことで。
こんなこと言うのは胸糞わるいんだケド。
もともと、クソファーはけっこうな二枚目で。
裸眼で素顔では、いやらしすぎるゆえ。
ふだんはそれをセーブするために
世をしのぶ仮の太い黒縁メガネでもって
押さえ込んでる。
*
金曜。酒場につくと。
ほぼみなさん、到着してて。
その中に裸眼なクソファーも、いた。
まだ一滴も飲んでないのに。
すでに黒縁メガネは胸ポケットに収納されてた。
「これはきょうは、本格的にヤバい」
おれはおそれおののののいた。
*
で、なにやら。
そういうウタゲのことを
つぶさに語るのは粋じゃない
的な暗黙があるらしいので。
ディテールは措くとしても。
措くまでもなく、すごく和やかなウタゲで。
それは、その3日前のウタゲがダークすぎた
ゆえの落差的な感覚なのかもしれないが。
けして比較論のもんだいじゃなくて。
裸眼をとおして「うおっしゃー!!!」
的な臨みかたかとおもえたクソファーが
「あ、おれ、そろそろ電車があるんで」
っておとなしく帰ってった。
ぐらいの、和やかっぷりに終始した。
*
クソファーはひょっとして、
いちだん、オトナになっちまったのかもしれない。
*
つまり。
テニスににしこりっているじゃないすか。
「エアK」っていう。
チャンスボールを飛び上がって叩き込む
的なショットを必殺技(?)にしてて。
むかしは、エアKを多用してたんだが。
さいきんは、少なくなって。
どちらかというと客を盛り上げるためとか
そういう流れを持ってくるためのサービス
的な色合いが濃くなってきた。
というのは。いまや。
体幹がむかしとは段違いにつおくなったので。
ふつうのショットの威力が増して。
いちいち、カラダに負担のかかるエアKを
くりださなくとも、勝負ができる。
ぐらい成長した。
ということなんだ。
と、どっかで聞くだか読むだかした気がする。
ことほどさように。クソファーも。
いまや、いちいちメガネを着脱しなくとも。
おのれをコントロールできるくらい
つおさを身につけた。
ってことなんだなと、帰路で
独りなんとなくナットクした。
「つまり」って、
まったくつまってねえ、長え。。。
*
もはやクソファーは
裸眼のままでも、オトナでいられる。
ってのは、裏を返せば。
外見の変化で惑わすことなく
またいつなんどきも、コドモにも戻れる。
ってことでもある。
*
先週の金曜のウタゲは、そんくらい
和やかでおだやかなものだった。
*
おれは、というと。
(↑そんなこと知るかかもしんないが)
その日は夕方ちかくから、かなりwktkし。
つぶれる覚悟をもって、有楽町に向かった。
のに。
地下鉄を下り、店に向かってると。
ふいに、口の中に酸味が充満してきた。
なんだなんだなんだ?
あわてて、トイレに駆け込む。
くそっ、なんてこった。
その感じは、ウタゲの間じゅうつづいて。
いきなり呼吸がすげえ苦しくなったり
かとおもうと、やけにラクになったり、した。
その緩急が、イミフ。
ので。
せっかくクソファーとゴブサタだったのに
歯がゆいやら、申しわけないやら
ってアリサマだった。
こんなことははじめてなもんで。
大いにパニクった。何だったんだろう。
太い黒縁メガネを身につける。
ことからはじめたほうがいいんだろうか?