オブ怒とうの4連発、のうちの、3発目。
木曜。
「翌日は(結果的に4発目の)ウタゲが
あるしなあ」と。
仕事を前倒しにしつつ、
走っておうち帰ろうかなあと
ぼんやり考えてた、夕方。
「突然ですが、今度時間があるとき、私とサシノミしませんか」
メールがすっ飛んできた。
ツイッターのDMでもLINEでもなく
スマホのメール。
ミノルさん、だった。
善は急げとばかりにハナシをとんとん拍子させ
即日開催が決まった。
*
とはいえ。
ショージキ、じゃっかん戸惑っていた。
「サシノミ希望」ってことは
話したいこと、話すべきことが
おありなのかもしれない。
聞き役になるのは、いっこうにかまわない。
が、何でおれなのか、わからない。
もしくは、なにかおれに訊きたいことが
おありなのかもしれない。
いっこうに、かまわない。
アドリブりょくはゼロだが
出たとこ勝負をするしかない。
「おれみたいなクソに訊きたいことなんか、あるひといるのか?」
っていう、根源的なもんだいは措いても。
*
「じゃっかん戸惑った」一番の理由は
ミノルさんが下戸でいらっさる。
ということを知ってたからだった。
酒飲んでYEAHHHHHに持ち込めれば
どんなに深刻なハナシだろうと
どんなにコミュりょくゼロだろうと
どうにかなる(あくまで幻想)。
のに。
「サシノミであるにもかかわらず
そうはお酒を飲まないにきまってる」
というパラドックスに
どう、挑みかかればいいのか?
そもそも。
下戸でいらっさるミノルさんが
「サシノミ」を持ちかける
っていう意味が、さっぱりわからん。
ドキンチョーしつつ
待ち合わせ場所の神田駅に向かった。
*
前置き、長え。
*
酒場で席についてからも、しばらく
ミノルさんの意図が明かされることはなかった。
が、ふいんきからどうも
「折り入って」的な深刻さはないらしい。
ことは、わかった。
話題はなんとなく
ブログじたいのことや
村のかたがたの周辺をまわった。
*
「ブログネタとして、
とある村のひととサシノミする
ってのをやろうと考えてるんです」
ウタゲが中盤にさしかかるころ
おもむろに、ミノルさんがカミングアウトした。
そのひとがどういうことを考えてるか。
ブログやジョグや、とある村に対して。
を、いろんなひとから訊いてみたい。
とのことだった。
おお、おれはインタビュイー(被取材者)ってことなんだな。
やっと、その場での立ち位置を理解した。
*
具体的に何を求められてるのかは、
いまだによくわからない。
でも、そういえば2日前の火曜。
ankoさんを囲んだ席において。
そのたぐいのハナシがすげえ、出てたっけ。
おれはそこではわりと傍観者だったが。
傍観者ってえと、クールにキメてたふうだが
けしてそんなんじゃなく、ゲキアツトークに
ただただ圧倒されてただけで。
というのは措いても。
「そういう感じ」っていう筋道はわかったので
その様子をじぶんの考えを含め、
話せばいいのかなって解釈した。
*
「ちょうどいいエピソードがあるんで」って
とりあえず、トイレブレークを挟み。
火曜(2日前)のウタゲの様子を。
。。。
いやいやいやいや、口外無用だ。
あんなの、ヒトサマに話せねえ。
トークは、宙をさまよってキョドったまま。
インタビュイーとして。
おれはミノルさんの期待に応えられてねえ。
おれはミノルさんの期待に応えられてねえ。
おれはミノルさんの期待に応えられてねえ。
焦ったまま。
なんとなくボンヤリと、おひらきになった。
いや、いろいろ話せて楽しかったんだけどね。
「次のひと、がんがれ!」
「おれも、リベンジ、さしてもらいしてえ!」
という、謎のダイイングメッセージを残して。
キクチヒロシ@kikuchiroshi*次の村のターゲットは、あなたかもしれないー。 https://t.co/1mqoqgqZu0
2016/07/21 21:56:19
お話ししたなかで。というか、これは
おれが一方的に話したことなんだが。
そして、なぜか上からエラソーなんだが。
*
ミノルさんのブログは。
とある村で一番おもしろいブログ
のうちのひとつに確実に挙がるクオリティ
だとおもってる。
ブログを包む空気感。
下ネタとインテリジェンスと自虐の
ほどよいバランス。
そして。
「ジョリジョリない」の来るぞ来るぞ感。
できることなら、毎日読みたい。
でもザンネンながら、というか。
週に2、3日しか、更新されない。
*
ので。おれは
「ミノルさーん、もっと更新してくださいよー」
って、言いたい。
んだが、のみこむ。
更新頻度とクオリティってのは
ある程度、比例するもので。
あ、「比例」ってえとおかしいな。
まいんち更新してるひとでも
信じられないホドおもろいかたもいる。
*
要するに、ひとそれぞれのリズム
みたいなものがあって。
安直に「ミノルさん、まいんち更新せいや」
ってって、ムリに頻度あげて、もしも
バランスが狂っちゃったりなんかしたら
ミノルファン、おれ、なによりもミノルさん
誰にとっても不幸なことになる。
なもんだから。
「うずうずすっけど、いまのままで」
と言うのが、ベストかなとおもった。
帰り道、じゃあおのれはどうだい。
って、みずからの胸にツルギを突き刺した
とかはどうでもいいとしても。
*
サシノミが終わったとき。
そういう企画的なことなんなら
二宮清純のサイトの
「この人と飲みたい」よろしく
ツーショット写真なんか撮るのかなと。
待ってたが、けっきょくなかった。
(ただ、ミノルさんが忘れてただけらしい)
走り出しの企画ってことで
模索がいろいろアタマを駆けめぐってるんだろう。
いや。
ミノルさんとのツーショットっていやあ
いいの、すでにあるじゃんか!
おととしの暮れ。足立フレンドリー。
もはや、なつかすい。
たぶん大切なことだから、もう一度言っとく。
「リベンジ、さしてもらいしてえ!」