キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ひざまずいたほうが、かけやすいよ(金鳥少年シリーズその3)

金鳥のラジオCM「少年シリーズ」のつづき。
⇒その1私が蚊に刺されてないか明日も見てて。大沢くん
⇒その2今度の日曜、ウチの親、組合の旅行でいないねん

今回は4つに分かれてるうちの、3つめ。
ココで音声が聴ける。



起こし(↓)。
その3 虫よけプレシャワー

大「あ、高山さん」
高「大沢くん」
大「それ、すごいやん、浴衣」
高「ありがとう。おねえちゃんのおさがり」
大「そうなんや……」

高「ねえ、大沢くん」
大「なに?」
高「蚊、多いね」
大「うん」
高「コレ、かけてくれへん?」
大「えっ! なに?」
高「プレシャワー。虫よけやねん。かけて!」
大「かけるて、どこ?」
高「足首!」
大「えっ……」
高「ほら、これで、お願い。しゅって」
大「あ、うん」

高「大沢くん」
大「ん?」
高「ひざまずいたほうが、かけやすいよ」
大「あ、うん」
高「大沢くん」
大「え?」
高「足首、だけやで」
大「はい」

――虫よけプレシャワーだよ、青少年!
使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。


「その3」だけ。
やけにエキセントリックすぎやしねえか。

2、3回聴いただけでは
どういうことか、理解でけなかった。
というか、何度聴いても
どういうつもりなのか、理解でけない。

何で足首、なんだろう?
足首だけ、なんだろう?



浴衣は、わかりる。
さいしょに大沢くんをコロしたのが
「うなじ」だったからだ。

たぶん、うなじを活かすようにアップ、
あるいはツインテ、
なんかにしてきてるはず。



「おねえちゃんのおさがり」。
わかりる。

おねえちゃんが、いる。

おねえちゃんの初恋を目のあたりにしたり
さんざん、自慢されてきたりしたから
知識はついてきてる。
耳年増には、なってる。

「オトコなんて、こうこうこうすれば、イチコロなのよ」
なあんて、吹き込まれてきてるかもしれない。
大沢くんの思春期大噴火をちょっと
甘く見てたりなんかもして。

じゃあ、足首って何だ?



高山さんの身になって考えてみる。

コウ、遠め遠めからドキドキさせようとしたら
腕、二の腕を攻める。
たぶん。

浴衣をちょっとまくってお目見えする
細く白い腕。チラリズム。

いかがわしさは微塵もない。
ようでいて、いかがわしい。
常時露出してる(であろう)うなじの
10倍、エロい。
じゅうべえかいおうけん。

足首だって、チラリズム的には
腕、二の腕とおんなじ効果がある。

ただ、地味だ。
さいしょにおもいうかぶ部位、ではない。



大沢くんの身になって考えてみる。

○うなじをずっと見ていた(その1)

○寝室のクッションでチューの特訓をした(その1後、妄想)

○親不在の高山さんの部屋に来てっていわれる(その2)

○寝室のクッションでブラを外す特訓をした(その2後、妄想)

そして、目の前の浴衣姿。
内なる大沢くんが大噴火しそうなのを
必死で押さえ込み、クールぶる、大沢くん。

押さえ込んではいるものの
ちょっとの外的チカラがはたらけば
軽く暴発する程度に、いっぱいいっぱい。

トイレのガマンにも限界がちかづいてて
「もう、ちょっとでも押されたり、
びっくりさせられたら、人間の尊厳を放棄する」
ぐらいのニュアンス。

なのに、足首。
「あーしーくーびー???」
って感じだろう。

ヒットアンドアウェイ
的な安い駆け引きに持ち込んでるとしても
アウェイしすぎてやしねえか。



で、表題。
うなじとか二の腕とか
部位はどうでもよくって、

大沢くんがひざまずく
大沢くんにひざまずかせる

というのが目的。

わかってるわかってる。
上記、ムダな妄想はすべて
それに触れずに何か解決法ねえかなあ
という、時間のばし。

だって。
「ひざまずく/ひざまずかせる」
ってのが目的。

ってのは、わかるが
その意味が、やっぱりわからない。

女子中学生がおもいつくもんではないし
高山さんに何らかの嗜好があったとしても
いくら耳年増だっつったって
初恋でそこまではいかないだろう。

つくり手の嗜好、暴走、
としかおもえない。

「4篇あるなかで1篇ぐらい、よくわかんないのをもぐりこませる」
ってことなんだろうか?

あまつさえ、「かける」。
すべて「浅はか」に集約されちゃうじゃんか。
って、おもわせる作戦だったら、スゴイ。



だから、コウ。

このエントリーも、CMも
どうにも煮え切らないんだぜ、青少年!


ラスト、「その4」につづくっ。