キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

才能っていったい、なんなんだろう

きのう、テニスのウインブルドン。
165位のデルポトロが2回戦で
第4シードのバブリンカを破った。

一見、大番狂わせ。

なんだが、いちんち経ったいまも
興奮がおさまらない。


テニスなんか誰もニシコリ以外
キョーミないだろうが、つづける。



デルポトロっていまは165位だが。
元世界ランキング4位。
全米オープンを制したこともある。

ので、大番狂わせとはちょと違う。

。。。

っていっても、どうも伝えきれねえな。

いま165位なのはおととし、去年と
たびかさなるケガでほとんど
ツアーに出ていなかったというだけで。

本来的な実力が165番目ってわけじゃない。

。。。

っていっても、どうも伝えきれねえな。

クソ辺境でサッコンの男子テニス界を語るとき。
「ここ10年以上、グランドスラムを
4人がほぼ独占してきたきわめて特殊な状況」

といってきた。

グランドスラムってのは
全豪、全仏、全英(ウインブルドン)、全米
っていう4大大会で。

4人、というのは
フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー(順テキトー)
BIG4と呼ばれてたり、する。



テニスって全盛期が長くて5年とか
わりと入れ替わりが早い世界なので
「10年以上」ってのはあきらかにおかしくて。

「BIG4を後継すんのは誰か?」
なんて、もう何年も前からいわれてて。

後継候補のひとりにニシコリもいるわけで。
ほかにもツォンガとかバブリンカとか

最近だと
おれはキリオスってすげえなとおもってるとか
フェレールのあの感じが
ずっとすきだぜっておもってるとか
そういうのは措いても。

いまだにBIG4中心にテニス界がまわってる。

それは逆にいうと、
それだけBIG4のレジェンドっぷりが
レジェンドすぎる、ということで。



デルポトロってのは、その
「BIG4の後継は誰だ?」レースの
先頭を突っ走ってた選手で。

ビッグサーブと
フラットでひっぱたく強烈なストロークが
とにかく、脅威。

上記のように、BIG4でほぼ独占されている
グランドスラムを取ったりもした。

ニシコリが赤丸急上昇って感じで
ランキングを30位台から20位台
えーっ、10位台まであげてきたよ!

ぐらい、飛ぶ鳥を落としてたときさえ。
デルポトロには一度も勝てなかった。

いま、絶対王者として君臨してるジョコも
デルポトロをすごく警戒してた
というぐらい。

。。。

うーむ。
やっぱ、どうも伝えきれねえな。



「デルポトロは超絶つおい」

というインパクトがアタマにあるので。
きのうやらかしたことに
なんだか、うれしい。

いちんち経ったいまも、興奮がおさまらない。

うっわっ、最初に戻った。
なにひとつ、ハナシが進んでねえじゃんか。



「ケガしちゃうってのはけっきょく
その競技に関する才能がないってこと」



ずいぶん前。
職場の裏ボスがそう言ってたことがある。
高橋由伸がケガを重ねてたころだったか。

いくら超絶センスを感じられるとしても。
「故障をしてしまう
=その競技にムリな動きをしてる」
ってリクツで。

たしかにイチローも
ハンマー投げの室伏も体操の内村も
表立って選手生命を脅かすケガをしたと
きいたことはない。

いろんな前後関係や細かいことははぶいて
ミョーな説得力があるなあとおもった。



じゃあ、と。
デルポトロとか高橋由伸とか
野口みずきとか伊藤智仁とか渡辺康幸とか

才能がなかったの?

っていわれると、
とてもむつかしいもんだいをはらみ出す。
よくわからない。

ただ。
彼らのほんとうの底にある実力って
どれほどだったんだか
みてみたかったなあとは、おもう。

「君臨しつづけるほどの圧倒的な才能」はすごい。
かたや。
「いっしゅんだけ、とてつもない輝きを見せる才能」もすごい。

どちらが、ではなく、どちらも。

才能っていったい、なんなんだろう?



あれだよな。「デルポトロ」ってまず
おなまえがかっけえよな。

デルピエロ、みたいな。
「産まれながらにして、こりゃモテますわな」
って感じがする。ぷんぷん。

「デルヒロシ」
だみだこりゃ。

ドラクエいくつだったっけ?
ラスボスのデスピサロと
じゃっかんこんがらがるのは、さておいても。
デスピサロ

deathヒロシ。。。