キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

それでもやっぱりおれは「けんいちさん=もじゃお」だと信じて疑わない(前)

先日、取り沙汰していただいた
けんいちさんのブログエントリー。

かっきぃVSキクチヒロシ

頼んでもねえのに
じぶんのイラストを描いてくだすって
とても、うれしかった。
過分なテキストまで添えて。

なんだよ、「頼んでもねえのに」って。。。



上記エントリーにコメント
入れさしてもらおうかなともおもったが
気恥ずかしいのでよしといて。

ここでおれなりの「エア返し」しとく。
(じぶんの気持ちのもんだいでの所業なので
メーワクだとおもうが、知らん)


去年の今ごろだったか。
もうちょっと暑くなったころだったか。

「エアレース参戦」と「全裸自画像」
っていう爆発力でもって
とある村にけんいちさんが降臨なすった。

リアルなレースに出ないのなら
実際にお目にかかることもなさそう。
言ってしまえば、存在自体、疑わしい。

とある村界隈ではどこからともなく
「誰か近くにいるひとが
『けんいち』を名乗ってるに違いない」

という風説が流布され、
あわぼっち
(たかしさん主催の「ぼっち練」ウタゲ版)
なり、レースのアフターなり、
ウタゲがもよおされるたびお互いにお互いを
「ジツはこいつがけんいちじゃね?」
って疑心暗鬼でみるようになった。



「フーイズけんいち?」はいつしか
「もじゃお=けんいち」に集約されてった。

ジャストライク風説の流布。

そのころの知りえた、おふたりの情報。

<けんいちさん>
○レースには出ない。
○でも走るのはすきっぽい。
○ブログ的に、彗星のように現れた。
○イラスト、描く。衝撃の全裸自画像から。
○アニメとか大すきっぽいし、くわしい。
○私生活的なものが、きわめて不透明。

<もじゃお(フジヤマさん)>
○レースには出る。
○なんなら、出なくても勝手に側道なり走ってる。
○とある村のひとと交流しまくってるのに、なぜか頑なにブログやらない。
○イラスト、描かない。
○マン喫大すき。
○なぜか異性への興味が、まったくうかがえない。

こうやって。
なんとなく表裏一体というか
ニアリイコール的なものが透けて見えた。
ゆえ。だろう。



ちなみに
フーイズけんいちさん?
って過程で、ワタナベさん、たのくるさん
っていう風説も流布されたが、
書いたら長くなっ(て、あまつさえ
妄想劇場大爆発でしかなくなっ)たので、措く。

ちなみにちなみに
「たのくるさんのツイッターはワタナベさんが勝手につくって運営してるもの」
という風説は、いまだ根強い(おれんなかで)。

こっちもとうぜん、措く。



ひそかにずっと、存在がひっかかりつづけてた
けんいちさん。

おれがいまさら言うこともねえだろうが
今回の「エア柴又」企画で
とある村内で確固たるポジションを築いた。

完全に確立した。
といっても過言ではないであろう。
おもしろいブログは、おもしろいもんね。



「エア柴又」が公になったのは
今年の春、4月だったか。

「エア柴又」ってのは(いちおう補足すっと)
ふだんけんいちさんがやってる
「エアレース参加」ってのを
広くみなさんに呼びかけていっしょにやろうぜって企画。

6月に「柴又100k」という
江戸川をひたすら走るウルトラマラソンがあり
その「エアレース」という位置づけ。

エントリー表明をすると、
けんいちさんのブログで紹介してもらえる
あまつさえイラスト付きで。
というのが、すげえメリットとなった。

ひつぜん、エントリー者が殺到した。



これ、ね。

実際、イラストを描く手間がまず
すげえもんだろうし、
イラスト&紹介文をつくるために
エントリーしたひとのブログをつぶさに読み込んだ
と(ブログで)おっさってた。

手間 × 手間 だ。



おれが去年、ゆめのしまリレマラの
メンバー紹介をつくったとき。
まったく筆が進まなくって
けっこう苦労した覚えがある。

アレは基本的に
おれがいっしょに走りたいひとに
呼びかけて参加いただいたメンバー。

ブログではロンのモチ、
リアルで何度もお会いしたこともあったので
じぶんのなかで人物像もできあがってて
書くべきネタはいくらでもあった。

にも、かかわらず。

苦労したのは「それをどう編むか」という面。
テキストだけでも、そう。



今回のけんいちさんは「設定上」
誰にもリアルで会ったことがない。
イラストと紹介文。
すべての構想をゼロから積み上げなければならない。

想像しただけで、げっぷが止まらない
程度に、気が遠くなる。
おれだったら、ね。



で、結果は、いままでのメンバー紹介のとおり
そうとうなクオリティー。

すげえなと、おもった。

こんなこと言うのは
「火のないところにケム立てる」
以外のなにものでもないんだが。

さいしょのほうに紹介したひとのが
気合い入りまくりだったので
「このクオリティーのまま続けられるのかな?」
と余計なお世話的に少し心配しつつ

やはりといってはシツレイだけど
ちょいちょい、きょうは効率的だな
とおもっちゃったときもあったりしたが
そりゃ、そうだ。

まったく形のないものを
何らかの形にするってことは
どう効率をあげようと、わりと
とてつもない労力を要する
ということに変わりはない。
じゃん。

たとえば「ブログを書く」ってのも
そういや、そうじゃん。

何について書くか。
ちょっとでも読み手にひっかかりそうな
テーマを、考える。

本文、何を書くか。
ちょっとでも読んでもらえそうな
エンタテインメントを
適切な位置にちりばめようとする。

ネタ的なものであっても
マジメなラン記録であっても
エセー的なストーリーだとしても
「ここがポイント」的なアクセントを
つけようと、考える。

アップする前に、読み直す。
言いたいことは言えてるかどうか。
ツッコミどころを余してるかどうか。
誤字脱字はないかどうか。

で、投稿ボタンうぉりゃー、みたいな。
(アップ後も、気づかれないように
随所随所、手直ししちゃったりしてね)



とかって、持論めいたことはどうでもいいな。

ともあれ、けんいちさんは
エントリー者すべての紹介文と
イカしたイラストをコンプリートなすった。

たぶん何日かは有給、とったとおもう。
少なくとも仮病をつかっての半休、とか。



で、だ。

ショージキ、
ブログをつぶさに読み返したっても
まったく見も知らねえひとの像を
あれだけ形にできるって、
ちょっと信じられないなとおもった。
(ショミンだからな)



そんな折、というか。

ことに去年の秋ぐらいからか、やけに
「もじゃお」にお会いすることが
増えたような気がするんだ。

ってとこまで書いたら。
「エア柴又」に謎の健脚、ミスターXがエントリーした。
のに対して。
けんいちさんはミスターXを
もじゃおである、と推理した。

あ、そういうの、推理小説で見たことあるあるぅ。


ムダに長くなったので、つづく。。。