今週末、ムスメの運動会があるってんで。
それにかこつけて朝、いっしょになわとびを
するようになって、半月ぐらい経つ。
片足とびからの、
かけあしとびからの、
二重跳び。
*
「なわとびをやるとランニングエコノミーの
向上に寄与するらしいぜ」
とか、よくわからない。
2週間もつづけてりゃ、
つづけて跳べる回数も増えてきたが
それはランニングエコノミーが上がったとか
跳躍的な筋力がアップしたとかじゃなくて
たんじゅんになわとびに慣れてきたから。
というだけのような気が、する。つおく。
なので、なわとびを続けてても
それがランニングエコノミーの向上に
寄与するかどうかなんてわからない。
「つづけてれば、何らか寄与すんじゃね?」
っていう、ぼんやりした展望と
「回数が増えてきて、うれしいぜ」
っていう楽しさだけで、
もう少し、つづけてみようかとおもってる。
こうなったら
なわとびに慣れまくったるぜ。と。
*
小6のムスメなんかには。
ラクショーだぜとおもってたけど
やってみると、わりとつばぜり合いだ。
おもってたよか、ぜんぜん跳べない。
すぐ腕が疲れちゃうし、
おもいも寄らぬとこで、勝手に引っかかる。
*
毎朝のなわとび。
「どっちがかけあしとび1000回、早く終わるか」
「どっちが二重跳び、多く跳べるか」
ということをバチバチ、さしてる。
だいたいおれが僅差で、負けるんだが。
*
きのうは、おれのほうがかけあしとび
ほんのちょっとだけ早く終わっちった。
「イエーーーーーイ」とか言うと。
ムスメはくるっと、あっち側を向く。
あきらかに、半ベ状態だ。
出たっ。クソ負けず嫌い。
*
父親に対してビミョーなオトシゴロに
さしかかってる予感もしたりするので。
そんな父親がいちばん恐れてるのは
「もう、やらない」ってなられることで。
「うおおっ、ななちゃんすごいね」
「やっぱ、本気出されると、負けちゃうかも」
二重跳びの部では、全身全霊でもって
ヨイショしまくる。
ゴマンエツでなわとびを終えるムスメ。
ふーっ。やれやれ、調節。
*
この2週間で。
「累積100回」ってノルマで
まっくす30回を数セットだったのが
「一発で50回跳べたら即終了ね」ってなり。
「一発で何回まで跳べるか」になり。
50回2セットとか、
こなせるようになりやがった。
負けるのは和平のためにしようがないが。
予想以上の成長速度に
こちとらもすっかり、必死だ。
*
今朝は、あまり時間がなかったので。
二重跳び一本勝負。
同時に跳びはじめるも。
おれは30数回で引っかかる。
ムスメは跳びつづけ、64回まで伸ばした。
「うおっ、すげえ最高記録?」
ヨイショじゃなく、
ちょっとした驚きをともなって、訊く。
「学校では70回跳べたけどね。。。」
ムムッこいつ、まんざらでもねえ感じ。
父親、即座に再チャレンジ。
おれが跳んでる間、ムスメはやり遂げた感で
おれの回数なんか、数えちゃいねえ。
チャーーーンス!
へろへろになりながらやっとこ、70回。
ふーーーっ。
「何回だった?」と、ムスメ。
おれ「60回!」。
*
。。。
*
運動会前の親子なわとびはあすまで。
2日間、脚のバネをため
当日の朝、ちょっと流しをやり
小学校最後の徒競走に挑んでもらう。
順位なんかどうだっていい。
ムスメの「楽しかったーっ」て顔を、見たい。